前回WASTELANDERS で新しくアパラチアに入ってきた人たちにスコーチ病のワクチンを接種してもらうため、なんとか里帰りレイダー組に接触しようと、改造型 Miss ナニーのローズに協力を依頼していました。ローズが提案した方法は、戦後アパラチアで圧倒的な統率力を誇っていたカットスローツのリーダー、デビッドがあたかもまだ生きていて、里帰りレイダー組に呼びかけているように聞こえる音声データをねつ造し、里帰り組率いるメグちゃんを指定の場所に誘き出す方法でした。

交渉のホロテープ

その音声データを作るために必要な「交渉」というワードが足りていないということで、デビッドが戦前務めていたアークトス・ファーマまで足を運び、彼の声を収めたホロテープを探すことになりました。なんで戦前のデータまで掘り返さないといけないのかというと、戦後レイダーになった彼は、ほかの人間に交渉の余地を与えることがなかったので、そもそもこの単語を口にしたことがなかったみたいです。

アークトス・ファーマで拾える候補のホロテープは3本あるんですが、その音声から推測すると、彼はかなり抜け目ない人物だったようです。ローズの人格モデルになった愛人のロザリンと浮気旅行をするときは、妻に調べられたときのためにフェイクの D. C. 行きチケットも一緒に押さえていたり、自分が嫌いなピクルスを出したシェフを、わざとやっていると見抜いて容赦なくクビにしたり、自分の部下がじつはどこからか送り込まれた密偵で、自分がボロを出すのを待っていると見破ったうえで、尻尾をつかませないどころか、彼女の優秀さをきちんと評価することまでしてたり、容赦なさとともに、人を見る力や先を読む力、カンのよさなどが備わった優秀な人物であったこともうかがい知ることができます。

ローズが言うには浮気していても妻や子供を愛していて、大戦で家族を失ったことにショックを受けていたそうです。そのつらい時期に側で支えたのがロザリンだったため、デビッドにとってロザリンの死が相当な精神的ダメージになったのは本当だったようですね。これまでも、恋人のロザリンを失ったことからクリスマスの洪水のような大規模かつ残虐な攻撃に出る激情家の一面を見せていましたが、ローズが言う家族愛が正しければ、人と感情のスイッチの入りかたが違うあたりに、やはりサイコパス感が漂います。

デビッドが「交渉」というワードを口にしているアタリのホロテープは、新規契約のプロジェクトについて、環境法や適正賃金を度外視した80%の利益確保を社員に強要するもので、「交渉」というワードはデビッドが交渉を持ちかけるために口にしたのではなく、「交渉の余地はあるはず」と呼びかけた相手に向かって「交渉のタイミングを決めるのはお前じゃない、オレだ」といった主旨の威圧をかけるためのものでした。身近な家族、それも異性を感情的になるほど大事にしているいっぽうで、その他の人間や社会には冷徹という温度差もあって、ここらへんの思考パターンもちょっと偏ってますよね。レイダーとも相性がよさそうで、トップに立ったのも自然に感じます。

アークトス・ファーマは Vault を出たばかりの初心者が最初に冒険する森林地帯にあるので、デビッドのホロテープ探しはそれほど苦労しませんでした。ちょっと気になったのは、社内にスポーンするロボットがミント色のアークトス・ファーマ仕様に変わっているところでした。Project Paradise 用のモデルを利用しているのかな? 細かい!

デビッドの音声データを継ぎ接ぎして、メグちゃん宛てのメッセージを偽造したら、今度はその音声を大々的に放送するために東の中継タワーに持って行く必要があります。ローズも会話のなかで言及していますが、以前にザ・ウェイワードのクエストでフリーラジカルズを誘き出すためにクレーン・トレジャーハンティング株式会社を宣伝したのと同じ方法ですね。

ここでローズの会話が尻切れトンボになる現象に初遭遇しました。最初は自分が意図せずコントローラーのボタンを押してキャンセルしてしまったのかなと思っていたんですが、たぶんキャンセルしたらもう一度話しかけたときに同じ話を繰り返すだろうし、クエストの進捗が勝手に進むようなこともないんじゃないかなと思うんですよね。会話が勝手に切り上げられる現象は、のちのちローズ以外でも起こることが確認できて、ファウンデーションのウォードさんも似たような症状が起きやすい傾向を持っています。WASTELANDERS はところどころで原語のセリフがまだ残っていたり、ローカライズに粗が目立つ印象があるんですが、音声データの読み込みにもちょっと問題がありそう。

やっと会えたメグちゃん

さて、ローズ謹製の偽デビッドからのメッセージを中継タワーでアパラチアじゅうに放送したら、見事だまされたパンチパーマのメグちゃんが、のこのこ世界の頂上までやってきました。ローズからの指示どおり、メグちゃんが来る前に2階のスコーチを根絶やしにしてお待ちしたかいがありましたよ……っていうか、2階のスコーチをフルボッコにするミッションって、最初に世界の頂上に来たときもやりませんでしたっけ? 何回お掃除やらせんだ! ヽ(`Д´)ノ

なにはともあれ、やっとこ会えたパンチパーマにワクチン接種のご提案をすると、すでにこっちはこっちでスコーチに対処してるから大丈夫と自信ありげに答えてきます。どうやら里帰りレイダー一味の拠点がある毒の峡谷で、すでにスコーチビーストを迎撃する準備をしているそうです。メグちゃんは、そこにお前も行ってレイダーの力を思い知るがいいとお使いクエストをくれました。

レイダーの評判アップ

ここでレイダーの評判が藪から棒にアップ! ファウンデーションでは評判なんて概念、1ミリも目にしなかったので、なんのこっちゃって感じです。どうやら WASTELANDERS の二大勢力、つまりファウンデーションの入植者とクレーターのレイダーには、76のワイとのあいだに友好度システムのような数値が存在し、おそらくこれが高いと今後いいアイテムをもらえるチャンスがあったり、面倒な場面で便宜を図ってもらえたりするみたいです。前回のウォードさんのお使いデイリークエストで、今後76のワイに対する態度が変わるんじゃないかとちょっと書いていましたが、あながち間違いではなかったようです。レイダーは入植者と違って敵対関係から始まるので、ここでメグちゃんに挨拶したことで敵認定は免れたということでしょうね。おお! 私、今すごく Fallout してない? これは楽しくなってきたな!

オールドリッジ迎撃地点

さっそくメグちゃんの言いつけどおり、毒の峡谷まで戻って、スコーチビーストを迎撃している責任者らしいオールドリッジという人物に会いに行きます。しかし現場に駆けつけると、すでにスコーチがたむろしていて、不穏な空気が漂っています。これ、そのまんま前回のオーブリーさん的状況ちゃうの?

オールドリッジ

フィールドにはスコーチビーストの大きな死骸が転がっていて、レイダーも死体しか見当たりません。生きているのは現場を徘徊しているスコーチぐらいですが、シャッターが下りたトレーラーを調べると、なかに入ることができました。そこでは、負傷して逃げ込んだオールドリッジさんが死に瀕していました。

状況はファウンデーションのオーブリーさんと一緒ですが、明らかにオールドリッジさんのほうが絶望的です。オーブリーさんも会話次第では、感染のリスクがあると言ってその場で処刑できる選択肢が用意されていましたが、オールドリッジさんの会話の選択肢のほうが、最初からすでに感染している前提で「公衆衛生のためにお前は死ね」という圧力を全力でかけるラインナップになっています。オールドリッジさんは、まだ死にたくないし、ここで死ななければ治療法が見つかるかもしれないし、どうせ死ぬにしても自分のタイミングで死にたいと訴えてきます。穏健派の76のワイは、とりあえず好きにさせてやることにしました。去り際に彼から「数日後、オレの様子を見に来てくれよな!(スコーチになっていたら殺してくれ)」と頼まれます。よし、任せろ(忘れそう)。

墜落した宇宙ステーション

メグちゃんが得意げに語っていたスコーチ迎撃作戦が見事に失敗したところを見届けて、今度こそワクチンを接種してもらおうとパンチパーマ拠点にやってきました。アパラチアに帰ってきたレイダー組の拠点は、新しいメインメニューにも映っていたとおり、墜落した宇宙ステーションでした。前はスーパーミュータントがゴロゴロいたイメージですけど、地面から噴き出す蒸気とか白い粉を除けば、すっかり居心地がよさそうな拠点になっていました。なにより自分の荷物を預けられるコンテナがあるぞ!

新しく生まれ変わったロケーションを目の前に、一気にテンションが上がって、あちこち見回っているあいだに、レイダーたちが T ポーズのまま寝ていることに気が付きました。話しかけるとわざわざそれとなく寝直してから起きて相手をしてくれます。器用か!

ベッドから斜めに生えて寝ている入植者

しかし T ポーズなんて生ぬるい。そんなことはグールやロボブレインでも宙に浮きながらできます。ファウンデーションの入植者はベッドから斜めに生えて寝ていたので、本当におそろしいのは、やはり一見優等生の入植者のほうなのかもしれません。

ムンク

この宇宙ステーションを墜落させたのはエイリアンだと、レイダーのあいだでもっぱらウワサになっているようです。そのことを堂々と主張するのが名有り NPC のムンクさんです。文明が崩壊して、メンテナンスができなくなった宇宙ステーションが地球の重力に引き寄せられて墜落するのはめずらしいことじゃないんでしょうけど、この宇宙ステーションのおかしなところは本当に大気圏を通って来たのかなって疑問に思うぐらい原形が残っているところですよね。そういう点ではエイリアンの関与があってもおかしくないでしょう。この世界には淫靡なオーラを醸し出すフラットウッズ・モンスターだっているわけですし。

クリード

いっぽう、スピリチュアルな話題には懐疑的らしいクリードさん。経験値アップのため、76のワイがよく二段ベッドを拝借しています。モスマン教をはじめ、カルト教団をずっと非難しているので、レイダーにしてはまともな感覚の持ち主に見えます。それか出先で交戦したとか、なんかイヤなことでもあったのかな?

レン

里帰りレイダーのなかで、通信とかの技術的なことを担当しているっぽいレンさん。ちょっと冷たい、サバサバというかトゲトゲした口の利きかたをする女性で、この土地が気に入らないらしく、毒の峡谷の白い粉にずっと文句を言い続けています。しかし、過去この土地を一緒に去った父親のことを「パパ」呼びするため、普段の殺伐とした口の利きかたとのギャップで、なんか隠しきれないかわいさも持ち合わせています。意外と若いのかな?

ファウンデーションで言うウォードさんみたいに、お使いデイリークエストをくれる通信用の真空管大好き女子でもあります。しかし最初に依頼を受けて真空管を探しに行った沼地地帯のバレー・ガレリアでは、クエストマーカーが出ないうえにどう頑張って探しても真空管が2個しかないという行き詰まりで、76のワイはもうこんなお使い二度とやりたくないと思うのでありました。

モリーちゃん

屋外でレイダー相手にバーを経営しているモリーさん。かなりの美人です。そのキュートなルックスで76のワイの心をわしづかみにしていきました。オブラートに包まずに書くと性的に好きです。ワイの C. A. M. P. で酒をつがないか?

まあ、冗談はこれくらいにして、モリーさんは前作 Fallout 4 の舞台であったボストン出身らしいので、前作から入ったシリーズファンとしてもポイントが高いです。Fallout 3 のキャピタル・ウェイストランドはここアパラチアから地理的に近いので、今まで戦前の D. C. 呼びで言及されることは多かったんですが、ここにきてまさかの連邦女子が来ましたよ。

彼女の出身地のサウス・ボストンは、前作のマップで言うとミニッツメンの拠点だったキャッスルとかがある地域ですよね。たしかに高レベル地帯です。それに彼女が暗号のように、「エディ。ウィンター」と片言で話しているのは、前作でニックの脳内宿敵だった凶悪犯罪者のことでしょ? 急に意外なつながりが見えてきたから、いろいろ思い出してちょっとテンションが上がっちゃいました。ところで、将軍。

フィッシャー

リーダーのメグちゃんをはじめ、これ以降の中心メンバーはコアと呼ばれる宇宙ステーションの残骸の構造物のなかにいます。たぶんプライベートなインスタンスエリアだから、今後のクエストに関わってくるメンツなんじゃないでしょうか。

入ってすぐ、パワーアーマーステーションと端末のそばにいるのがフィッシャーさん。話しているとレイダーにしては気が弱すぎるんじゃないかと思うぐらい普通の人臭がします。彼がレイダーになった経緯を尋ねると、もともとレブという名前の人物に従っていて、最終的にアパラチアを一度去るという英断を下したメグちゃんがトップに立ったので、今はパンチパーマの配下に甘んじているって感じみたいです。クレーターのレイダーも全員がメグちゃんを慕ってついてきたパンチパーマ一家というわけではなく、いろんな派閥があって、利害関係や権力争いの諸々で今の一団になったというような背景があるってことかな?

ジェントルマン・ジョニー

めっちゃ普通っぽい人の次は、めちゃめちゃ濃いキャラクターが来ました! ジェントルマン・ジョニー・ウェストンというかたらしいです。ジェントルマンってニックネームがミドルネームのように差し込まれているあたりピッタリですが、世紀末レイダーにはあるまじきスーツ姿をしています。今どきお前のようにキレイなスーツを着ているキャラクターはほかにおるまいよ。普通のヒャッハーとは格が違うキレ者臭がするので、あとのクエストで絶対前にしゃしゃり出てくるでしょ。

ジェントルマンの特別感は初っ端から流暢な英語で話しかけられたことで私のなかに芽生えたところもあるかもしれません。のちのち彼の上司のメグちゃんも作戦会議中に突然英語をしゃべり出したりしていたので、クレーターにはちょっとしたことで脳みそのスイッチが切り替わって、しゃべる言語がコロコロ変わるタイプの人が多いのかもしれません。たしかにグループとしては英語で話しているのに目の前に日本人がいると日本語が口を衝いて出てきた経験はありますけどね、76のワイは日本人です(中身)。

あと、私、パイオニアスカウトのアスレチック・コースで流れる案内の熱血ボイスがすごく好きなんですけど、久々に技術データを納品するついでに聞きに行ったら、きちんと日本語音声になっていたんですよね。なんとなくですけど、たぶんこのジェントルマンの声優さんがやってるんじゃないかなと思います。じつはあの英語の松岡修造にも通じるムダにテンションが高い熱血具合がツボだったので、このいい声でもっと過剰なぐらいもっと演技してほしかったなぁって思ったりしました。

ララ

レイダー組にも子供がいます。意外! でも、いたらいたで、それも納得。ファウンデーションにも男の子がいたけど、どっちかというと次世代が育っている健全なコミュニティ感を出すための演出要素感が強かったんですが、こっちの幼女はキャラクターデザインが凝っているし、今後のクエストにぐいぐい絡んできて、某サリーさんのように無邪気さの暴力を炸裂させてくれそうな気配がします。まあ、『バイオハザード2』でもシェリーは体力オバケだったし、Fallout 3 のサリーちゃんは101の怪物と一緒にエイリアンに壊滅的ダメージを与える小悪魔的幼女だったので、この世界の女の子はだいたい最強と相場が決まっているのです。

ゲイル

クレーターの幼女に特別感があるのは、親友がスーパーミュータントだからという点も大きいです。こちら、スーパーミュータントの幼女らしきゲイルたん。たぶんフルネームはアビゲイルあたりだと思うので、名前からして女の子だと思います。クレーターには自然とスーパーミュータントまでいるんだから、そりゃ戦力が全然違いますよね。

パッと見、ララの名前がアップリケで入ったレオタードを着せられている感がすごいんですが、話してみるとけっこう自主的にララの言うこと聞く大親友っぽいです。声はいつものスーパーミュータントなんですけど、微妙な声の抑揚とか、話しかたの端々がちゃんと女性っぽくて感心します。渋い声の女性の声優さんの声を加工しているのかなぁ?

スーパーミュータントと人間の絆はシリーズ過去作でもたびたび描かれてきましたけど、ここまで仲良しな女性、それも幼女の友情はなかったんじゃないでしょうか? 今後の展開がたのしみだー!

レブ

ここからコアの地下に部屋を持つ竪穴住居のみなさんが続きます。なんかここの人たちもキャラが濃くて、今はパンチパーマと一緒にいるけど、オレはけっしてパンチパーマには染まらないという強い意志が頭皮に表れている強面ぞろいです。

フィッシャーさんがもともと付き従っていたレブさんは、ロシア出身のかたらしいです。このゲームはソビエト連邦が崩壊せずに大戦まで残っていた設定だったと思っていたんですが、本人が「ロシア」呼びしているあたり、なんか私の勘違いだったのかな? いずれにしても、この世界のアメリカ合衆国が敵視する共産主義は中国が一番の大国で、レブさんみたいなロシア、あるいはソ連系の人は合衆国本土でもそうめずらしくない世界観みたいです。

サージ

同じ地下暮らしのサージさんも、フィッシャーさんと同じくレブさんを慕ってついてきたレイダーみたいです。サージという名前は外科学の知識があるからついたニックネームっぽいです。本当に医療の経歴があるのかよくわかりませんが、多少なりとも医学の知識があるから優れた銃の腕を発揮できていると考えていいようです。過去にアパラチアを放浪していたときにスーパーミュータントをフルボッコにしていたレブさんを見初めたらしいです。今はレブさんの女と考えていいのかな? このカップルは冷徹で強そうで、いかにもレイダーって感じです。

あと、地下に降りた階段の踊り場に、クリードさんが兄弟だというバーブという女性もいて、ばっちりスクリーンショットを撮ったつもりだったんですが、うまく保存できていませんでした。彼女に言わせればクリードさんはかなりへっぽこ男子みたいで、バーブさんのほうがしっかりしているように見えます。しかし、兄弟ってこういう罵り合いは日常茶飯事なので、一緒にいるところを見たことがない以上は、どういう力関係なのかまだよくわかりません。バーブさん曰く、過去に兄弟でファウンデーションに住んだこともあるようですが、力さえ示せば文句は言われないクレーターと違ってかなり人間関係が厄介だったそうです。う~ん、日本に住んでいるとすごく納得できる気がする話ですよね。閉鎖的な社会における同調圧力とか、いろいろね。自己責任感が強いクレーターのほうが、適応さえしてしまえば自由なのは自由なんでしょうね。

過去形のレイダーたち

さて、クレーターのレイダーたちを駆け足で紹介しました。ファウンデーションにも個性豊かな名有り NPC がけっこういたんですけど、わざわざクレーターのように紹介しようとまでは思いませんでした。というのも、クレーターのパンチパーマ一家、かなりキャラクター作りに気合い入ってない? 今後の物語の展開がおのずと楽しみになります。

と、同時に、レイダーの今までのぶっ飛んだサイコパス集団感がずいぶんと薄まった気がしました。前作の Nuka World のレイダーたちもかなり距離が近くなって新鮮だったけど、それでもクレーターやフリーラジカルズに比べれば、彼らはまだレイダーレイダーしていました。今作の生きたレイダーたちは、レイダーだって、もとはあなたと同じ人間なんだってメッセージ性を持っているようなキャラクターに仕上げられていて、またちょっと毛色が違う感じがするんですよね。

アパラチアのレイダーは、他の生存者に恐怖を与え、欲しい物を何でも奪っていく血に飢えた異常者の集まりだった。

Fallout 76 Survival Guide

今作のローディング画面でアパラチアのレイダーについて言及があるんですけど、「異常者の集まりだった」って過去形になってしまっているので、今回新しく追加された里帰り組はあえて違う色になっているのかもしれませんね。

ということで、今後のクエストの展開が楽しみなんですが、ここで月末になって、私の PlayStation Plus の期限がやってきてしまいました。本当はもう1日ぐらい遊べると思ってたんですけど、時差の関係なのか、末日には期限が切れるようになっている仕様なんですね。なので、クレーターのレイダーと一通り知り合いになったところで PS4版のメインキャラクターはおしまいです。次回からほかの記事で書いてきたとおり、PC版で出直したセカンドキャラクターでアパラチアを探検し、メグちゃんとあらためてコンタクトをとりたいと思います。

指さし 出直しアパラチア生活に続く
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