前回まで自分の C. A. M. P. に呼べるダゲール司令官の味方クエストをやっていたんですが、無事に片付いたので、今回からはメインクエストの Vault 79に侵入する作戦を練っていこうと思います。以前に Vault 76の監督官から「入植者かレイダー、どちらかと言えば入植者に協力を仰ぎなさい」といった趣旨の助言をいただいていましたが、私はクレーターのレイダー連中が好きなので、真っ先にメグちゃんのところに飛んでいきます。

Vault 79のことを聞いたメグちゃん

メグちゃんに大量の金が眠る Vault 79について話します。しかし、ここは百戦錬磨のメグちゃん。76のワイがうまい話で彼女をだまそうとしている危険性を警戒して、素直に話に乗ってくれません。なにかこの話に信憑性を持たせる証拠を持ってこいと追い返されてしまいます。

しかし、そこは76のワイもただのおバカさんではありません。Vault-Tec 大学からくすねてきた当該 Vault の設計図をメグちゃんにお披露目します。窃盗系クライムものの海外映画とかドラマとかって、まず設計図を盗んで計画を練るところから始めますからね。きちんと基礎的な情報を押さえていた76のワイです。褒めてくれ!

設計図を見るメグ

ワイが近くのボードに広げた設計図を、じっと見つめるメグちゃん。じつは設計図を見せるクエスト内容が表示されたものの、どうやって見せていいのか悩んで一度コアから外に出るほど迷走したのは内緒です。

設計図を自分の目で確かめたことで、メグちゃんが乗り気になりました。まず Vault の分厚い壁や、厳重な扉を越えてなかに乗り込むためには、高い爆破技術が必要だとのことで、コアの地下部屋にいるらしいルーという人物に相談することになりました。

ルーという名前ですが、最初にクレーターに来て観光しまくったときには見なかったはずです。どうやらこのクエストが始まってはじめて姿を現す人物っぽいです。今回のクエストはファウンデーションかクレーターのどちらかを選ばないといけないようですが、こういう独自要素があるなら俄然、両方やりたくなりますよね。

ルーの置き手紙

地下の部屋を一通り見てみましたが、ルーという人物は相変わらず姿が見えません。その代わり、置き手紙らしいものを見つけました。その内容からすると、煙たがられることに嫌気がさして、クレーターを出ていくことにしたようです。ちょっと内容がシリアス過ぎます。これから必要な爆破技師なので、あとを追わないといけません。

上にあがってメグちゃんに相談してみますが、言うことが特別変わらないので、話しかける相手が違うみたいです。ここで手紙のなかに名前があったフィッシャーさんにあたってみます。不要になった私物を引き取るぐらいだから、以前から親交があったんでしょう。

フィッシャー

なんかいろいろ言いにくい事情があるみたいで、ルーさんの行方はいまいちはっきりとしません。ルーさんを最後に見たのは2日ぐらい前らしいですが、もともとブラッと出ていって週単位で姿が見えなくなることもあったそうです。76のワイが最初に観光しに来たときもいなかった理由はこれかな? 外の空気を吸って頭をすっきりさせるために、谷の向こう側にある「クレーター監視室」に好んで行っていたらしいです。

会話からわかることですが、どうやらルーさんはグールらしく、いずれフェラル・グールのように理性を失って仲間に襲いかかる可能性を考えて絶望していました。ウソか本当か、年齢は95歳で、「ラッキー・ルー」のあだ名で通っているとおり、おそろしい強運で今まで生き延びてきたと言います。どうも Luck 極振り野郎だったみたいですね。グールがフェラルになるっていう危険性は、自他問わずずっとシリーズ作品で語られてきたことなんですが、みんなそうなることを恐れているだけで、いまいちパッと実際にそうなったグールの実例が思い浮かばないんですよね。あったとしてもレアなんじゃないかしら?

なんか奥歯にものが挟まったような物言いを続けるフィッシャーさん相手に、S. P. E. C. I. A. L. 限定コマンドや、ターミナルのハッキングによるプライバシー侵害攻撃などで揺さぶりをかけると、彼はルーさん本人から頼まれて、彼を探す人が彼の居場所に近づけないようにしていたことがわかります。ルーさんのただならぬ雰囲気を察して、彼もすでに人を送っているらしく、その人物が持つビーコンの信号をたどることでルーさんの居場所を見つけられるだろうという話になりました。最後に「ルーがまだ無事であることを祈っている」といった言葉を添えたフィッシャーさんですが、独特のオタク臭さのせいなのか、最初にウソをつかれていたからか、いまいち真意が伝わってこないように感じるところがあります。

ウィーゼル

クレーターを離れたルーさんは、クレーターから南下したところに新しくできたロケーション「カールトン鉱山」に引きこもっているようです。入り口のところにフィッシャーさんから依頼を受けて先にルーさんを探しに来ていたウィーゼルという女性がいました。

ウィーゼルさんはしゃべりかたがおかしいんですが、どうやら昔レイダー間のトラブルで声帯を潰されたことが原因のようです。今はフィッシャーさんお手製のガジェットを首に着けて機械的に声を発しています。この仕組みというのが、発声を助けるものではなく、脳から直接しゃべりたいことをインプットして、文章を組み立ててから人工音声としてアウトプットするようなものらしいです。……フィッシャー天才じゃない?

モノンガーに動物の考えていることを人語にして理解しようとしていた研究家がいて、「VOX シリンジャー」なる武器を使って研究データを集めるデイリークエストをしたことがありましたが、この研究がこの彼女ののどの装置のおおもとになっているようですね。登録単語がまだ十分じゃないらしく、スラングや汚い言葉は言い換えが必要になるし、似た発音の単語も混同するようです。

ウィーゼルとは、イタチのことで、76のワイにも「変な名前だ」と突っ込まれています。彼女はもともとクレーター組が帰ってくる前は、ほかのギャングに属していました。クレーター組に鞍替えしたのは、「ラット」だったのがバレたからだそうです。大きめのネズミを意味するラットは、英語のスラングではギャングなどが仲間の犯罪行為を警察などに密告するチクリ屋の蔑称として使われています。彼女は組織に嫌気がさして、味方を売る行為をしたんでしょうね。もしもとの所属がブラッドイーグルなら、うちの C. A. M. P. の寄生虫と気が合ったかもしれません。彼女はそのチクリがバレてのどを潰されましたが、それを機に組織を離れて、やがてメグに気に入られてクレーター組に入りました。メグが彼女にウィーゼルの名前を与えたのは、ラットの過去をその名から推測できるようにするためとのことですが、私にはなぜイタチとネズミがつながるのかよくわかっていません。イタチにも狡猾なイメージがあるからかな? イタチはネズミの捕食者というつながりもなんかあるんでしょうか?

インターコム

今回のルーさんのイベントでは、ウィーゼルさんが一時的に一緒に行動してくれるみたいです。ところが、鉱山の奥に入るとすぐに、閉まったシャッターに道を阻まれてしまいます。シャッター前にあるインターコムでルーさんと話しますが、なにを言っても拒絶されてしまいます。

脇道

仕方がないので別の道を探します。シャッター向かって右手には爆破でできたらしい穴があり、その奥には短い脇道が見えていました。ウィーゼルさんが言うには、脇道の突き当たりを爆破することで、シャッターの向こう側に通じる道ができる可能性があるようです。ウィーゼルさんは以前にルーさんと一緒に爆破任務に就いた経験があり、「大きなドカーンならボクに任せて!」と前へ進み出て、岩壁を吹き飛ばしてくれました。

ルーの自殺

ここから鉱山の奥に進むと、ルーさんがあらゆる手段を使って自殺を試みていたことがわかります。亡き志村けんさんのコントのセットかと思うような入念に作り込まれた自殺装置が複数あるんですが、ルーさんはいずれの装置でも死ねなかったようです。ここらへんでフィッシャーさんがおそろしいほどの強運で戦前から生き延びてきたと言った意味がちゃんと理解できてきました。Luck を極めた男は怖えぇな。私は途中のフォグ・クロウラーとタレットのチームワークにやられて一回死んだぞ。

やっと会えたルー

あいだのスクリーンショットを省いているからあっという間なんですが、途中に残された複数のルーさんお手製自殺装置をくぐり抜け、強力な敵を退けて、なんとか最奥にいる死に損ないのルーさんに会うことができました。死のうとはしているようですが、雰囲気から察するに、さすがに自死はちょっと諦めかけているように見えます。

死にたいヤツと死ぬ前に利用したいヤツの攻防になりましたが、「なんかあったらオレが殺してやる」と言って、なんとかルーさんを説得することができました。まあ、この手のキャラクターって死なないから、殺そうとして事故って死ぬのは76のワイのほうなんでしょう。

ルーとウィーゼル

ということで、どうやらルーさんのクエストはこれで終了したようです。ウィーゼルさんは76のワイのそばを離れ、ルーさんと仲良く並んで、会話もできなくなりました。クレーターに戻る頃合いらしいです。

おかんのようなメグちゃん

メグちゃんはまた76のワイの仕事が遅いとお怒りでしたが、ルーさんがグールの苦悩から自殺を図ろうとしていたと話すと、「ルーはいい奴だ。あいつの憂いを取り除いて立ち直らせるためにも、私が腹を割って話した方がいいな」と、弱きに寄り添う聖母のようなことを言い出しました。

メグちゃん「フェラル化したグールなんて見たことない。私らがそんな事を恐れてるなら、あいつのそばにいるはずないでしょ」
76のワイ「ほんまにフェラル化したグール知らん!」

メグちゃんは戦争で母親も失ったらしく、命の大切さを訴えています。なんだ、この性根は至極真っ当な価値観をしていそうな人格は。レイダーに落ちぶれるような者はもちろん、グールなどの爪弾き者にも優しいのは、戦争と戦後のツラい日々をよく知っている優しい人だからかもしれません。

ルーさんのことをメグちゃんに相談して、いい感じの手応えがあったので、このクエストは一区切りついたようですが、ここでちょっと気になることがありました。メグちゃんに Vault 79の話を持ちかけたときに、じつはファウンデーションのペイジさんにも試しに話しに行ってたんです。ペイジさんと話した結果、頑丈な Vault に突入する手段が必要だとのことで、過去にホーンライト・インダストリアル本社で見つけていたマザーロードという巨大な掘削機が76のワイの脳裏に浮かびました。なのでこの巨大掘削ドリルをパチるために、森林地帯の本社の地下にまた向かいます。

ホーンライトのセーフルーム

本社の地下にあるターミナルでマザーロードの設定をデバッグすることができました。しかしデバッグの処理の最中にあらかじめ設定されていた工程がほとんど実行できなかったため、フェイルセーフのためにホーンライトのセーフルームへ向かうと音声案内が流れてマザーロードは本社から消えてしまいました。仕方がないので積灰の山のホーンライト・エステートに向かい、セーフルームを探します。

実際はこのマザーロードを探すあたりで、上述のクレーターのルーさんのクエストを先に進めてしまったために、Pip-Boy のクエスト一覧からファウンデーションと協力するクエストの流れがいったん消えてしまったんですが、マザーロードを探しに行けばいいことは消える前のクエストマーカーの位置からわかっていたので、とりあえずダメ元であとから探しに行ったら、意外とあっさりクエストが復活しました。たぶんまだファウンデーションとクレーターとの二股状態で進めることができるんだと思います。

ホーンライト・エステートの地下にあるセーフルームは、おそらく今回の WASTELANDERS で新しく追加された階層なんじゃないかと思います。入り口はキーカードがないと入れない仕組みになっていて、危険な警備ロボットがうようよしているホーンライト一家の豪華な居住エリアでこのカードを探し回らないといけません。76のワイの場合は、無理矢理クエストを復帰させたからか、それともいつものベセスダなのか、このキーを見つけるまでのクエストマーカーが狂っていて、なんどかリログしないといけませんでした。まあ、Fallout 76 の場合、リログで直る不具合は不具合のうちに入りませんからね。

マザーロード

キーカードを使って地下のセーフルームのなかに入ると、マザーロードが中央の地面から飛び出してきました。ここが有事の際にマザーロードが帰還するデフォルトの場所だったようです。そのマザーロードの前には白衣を着た金髪の女性の姿がありました。

ペネロペ・ホーンライト

近づいて目の前で話してみると、彼女もグールでした。しかし才気と自信にあふれる話しかたといい、グールらしからぬこぎれいな身なりと言い、訛りまくっていたルーさんと比べて明らかに育ちのよさが全身から感じられます。ペネロペ・ホーンライト、愛称ペニーは、76のワイが頼りまくっていた採掘用パワーアーマーのエクスカベーターを一蹴したホーンライト・インダストリアルのご令嬢です。彼女の経歴を今回あらためてちゃんと調べてみたら、彼女も Vault-Tec 大学の出身なんですね。鉱業系企業の跡継ぎらしく、経営学と地球科学のふたつの学士号を持っているとのことで、私が以前に Vault-Tec 大学には取得できる学位の種類がひとつしかないんじゃないかとあやしんでいた疑惑は、彼女の優れた頭脳に否定されることになりました。

さて、ある意味マザーロードを主に前に連れてきた76のワイ。厳密に言えば、マザーロードの主は彼女の父親のダニエルさんなんですが、彼女曰く、彼はもうこの世を去っているようです。大戦から続く混乱を生き延びられなかったか、あるいは大戦を乗り越えていたとしても、戦争勃発時に成人した娘がいる年齢ですから、寿命という可能性もあるかもしれません。ダニエルさんの不在により、ペニーさんがマザーロードの新しい主として認定されました。76のワイはさっそくコイツを Vault 79の潜入に使わせてくれと素直に交渉を始めます。

ペネロペのお使い完了

ここからペネロペ・ホーンライトのお使いクエストが始まります。設計図を持ってきたり、材料を調達してきたりすると、彼女が Pip-Boy のシステムを流用してマザーロードを任意の場所に送れるようにカスタマイズしてくれます。グレードアップしたマザーロードを従えたペニーさんを味方につけたら、ファウンデーション側のクエストもまずは第一段階終了となります。

今回はクレーターとファウンデーション、どっちも浮気してクエストを進めていきました。今後もできるところまで似た感じで協力イベントを見ていきたいと思います。ただ、76のワイの本命はクレーターのパンチパーマ母さんなので、なるべく一区切りついたら後戻りできない危険性を考えて、レイダー側から話しかけるようにしていこうと考えています。

ワンダラー

最後におまけです。今回の Vault 79突撃作戦で、お使いクエストを消化すべくあちこち走り回っていたところ、偶然「ワンダラー」という C. A. M. P. 寄生型 NPC に出会いました。すごい、まだいたのか。予想以上の人数でワイ困っちゃうな……。ランダムイベントで出会う流れからすると、ベケットやソフィアのように物語が展開するタイプではなく、ランダム内容のクエストを繰り返しくれる収集者のおじいちゃん系かもしれません。しかし、実際に確かめてみないとなんとも言えないので、こうなったらやっぱりソフィアには一時的に出て行ってもらって、残りの NPC も一度 C. A. M. P. に来てもらったほうがいいかもしれません。とくにレイダー・パンクというラジオ・オタクは画面右端で「ラジオを置いてくれ!」とめちゃくちゃアピールしていますしね。

指さし レイダーの幼女と中国人のグール母さんに続く
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