子供のころから肌荒れがひどくて、ものすごくブツブツだったんですけど、追い打ちをかけたのは三十路に入ってから発症した日光アレルギーでした。学生のころは硬式テニスで真っ黒になっていたので、それが祟ったのかもしれません。アレルギーは一度発症すると、もうどうしようもないので、とにかく日光を避けるほかありません。クソ暑いなか、長袖や帽子が必須になって、ちょっと外に用事で出るときも、部屋着の半袖のまま外に出ると肌が広範囲の炎症を起こして痛みます。しかも、どれだけ抵抗しても肌をカバーするには限界があるので、これからの季節は毎年肌が死んでいます。

アレルギーが出てから、敏感肌に拍車がかかって、普通の基礎化粧品でも肌荒れすることが多くなりました。自分で把握している限り、ヒアルロン酸が高濃度で入っている基礎化粧品は高確率で顔面デコボコになります。肌の調子を上向きにするには保湿が不可欠なんだけど、下手に保湿力が高い変な成分入りのケアをすると荒れるので、毎年手探りで自分の肌のご機嫌伺いをしています。

そんなこんなで今年新しく試してみたのが、タイトルのとおり、プラセンタのサプリです。プラセンタって、なんか美容に必死な女性が飲むサプリのイメージがあって、あんまり自分が飲む考えがなかったんですよね。それが、じつはずっと拝読しているニャンコのブログさんで、ニャンコたちの体調が悪くなると飼い主のかたが飲んでいるプラセンタのサプリをニャンコにもわけて飲ませているのが気になって買ってしまいました。たしかに、プラセンタは美容だけじゃなくて、もともと医療分野でも期待が大きかったものです。飲めば少なからず健康にはいいんじゃなかろうかと、ぼんやりとした感覚で始めることにしました。

プラセンタのサプリ

実際に買って飲んでいる画像の商品は、近くのドラッグストアで安くなっていたので適当に選んだものだったんですけど、あともうちょっとで1袋飲み終わるというところで、肌の荒れがマシになっていることに気付きました。

日光アレルギーを起こしてから、肌荒れに効くと実感できたのは、どんなに高い基礎化粧品よりも、安くてもいいから毎日使えるタイプのフェイスマスクを使い続けることでした。でも、実際に毎日使えるかというと、時間的な都合もあったりで、あいだが空くこともしばしばです。そうするとこの季節の私の肌はかならず荒れるんです。でも、プラセンタのサプリを飲んでから、パックをサボった翌朝でも吹き出物を見る頻度が明らかに減りました。新型コロナウイルスで頼んでもいないのに開店休業状態になってしまったので、暇を見て庭掃除をしたり、子供の世話で外出したり、家から出た日もそう少なくなかったんですが、今年の私の肌は今のところ優秀なんですよね。

とりあえずもうちょっと様子を見るために同じものをもう1袋リピートしようとしているところなんで、ほかの商品までは試せていません。苦手なヒアルロン酸が入っているのでどうだろうと一瞬思ったこともあったんですが、塗るんじゃなくて、口にするぶんには問題ないようです。まあ、物理的に注入するならともかく、肌に塗るのって保湿目的以外はなかなか意味わからないところがありましたもんね。なんとなく、今となっては最初から飲んどけばよかったんじゃんという気がし始めています。今年の夏はなんだかんだずっとなんかしら飲み続けて試す予定です。