Fallout 76 をやり始めたときは、けっこう時間に余裕がある時期だったので、がっつりゲームをやりたいと思っていました。それで新しい PS4のコントローラーがほしくなったんです。スポーツとかでも、久々に好きなことをがっつりやれるとなると新しい道具ほしくなりませんか? たぶん、あれと同じ感覚です。もちろんそれでうまくなるはずないけど、新しい道具買うとテンションが上がって楽しいじゃないですか。それくらい単純なノリです。

新しいコントローラー

最初は指とか手首に負担がかからず、疲れにくいのがいいなぐらいに考えながら、エルゴノミックっぽいデザインを探していました。最悪デフォルトのコントローラーにつけるグリップカバーみたいなのでもよかったんですよね。

そうやって探しているあいだに見つけたのが、上の画像のプロゲーマーも使うという Revolution Pro Controller 2 です。背面にもボタンが付いていて、細かなカスタマイズができるようになっています。本体には重りを入れて、持ちやすいように重心の調節もできます。明らかに私にはもったいない機能盛りだくさんですが、ソニー公式の商品なので今後互換性の問題も起こらなそうだし、私のすべての要望をあり余るほど満たしてくれているような気がしました。

で、実際使ってみた感想なんですけど、結果的に私は右手の指が痛くなりました(笑)。

このコントローラーを買うまで、自分のコントローラーの持ち方なんてあんまり意識したことなかったんですけど、みなさん、どうやってお持ちなんでしょうか? 私は親指でボタンを押して、人差し指をLRボタンが付いている上面に引っかけて、残り3本の指でそれぞれコントローラーを背面から支えているような持ち方になっているようです。どうもこのコントローラーの形状だと私の場合、とくに右手の中指に重心がかかるようになっているようで、使えば使うほど指がしびれて痛むようになってきました。買った意味なし!

中指も LR ボタンに添えるべきなのかとか、いろいろ持ち方を工夫しようとしてみたんですけど、お箸や鉛筆の持ち方と同じようなもので、人間何年も続けてきた持ち方をそう簡単には変えられないようで、けっきょく痛みを我慢しながらアパラチアを探検し続けていました。

よかった点と言えば、デフォルトのコントローラーに比べてエイムがよくなったことです。こんな私でも実感できるぐらい、レバーの操作感が全然違います。デフォルトのコントローラーでやってた Fallout 4 のときは、「もうちょっと右に……」という場面で \ギューン!/ と効果音が出そうなほど盛大に動きすぎてパニックを起こすことが多々ありました。でも、何度も書きますけど、それでゲームがうまくなるかっていうと、それはもとのセンスの問題なので、全然うまくなりません。Fallout 76 でも相変わらずクソエイムでよく殺されていました。でもストレスは減るし、ちょっと嬉しいですよね。こういうの、趣味ではとても大事だと思います。

PC と接続してボタン設定するほど効率が求められるゲームをまだやってないので、この商品の売りである背面ボタンもまだ使ってないんですよね。Fallout 76 も、Nuclear Winter  をやるなら活用できたかもしれませんが、私にはのんびり散歩アドベンチャーのほうが向いていました。まさに「なんのために買ったんだ?」状態です。

でも私、こういう宝の持ち腐れも嫌いじゃないです。ボタン周りの構造もしっかりしているので、前のコントローラーはよく使うOボタンとXボタンがパカパカし始めていたんですが、このコントローラーだとしばらく気にしなくても良さそうです。