人造人間だったのは……あの人!
Rivet City のクエスト進めて、Underworld に行きました。
前回、やっと Rivet City に到着できた101の聖女。一通り艦内というか町内を探索して、Moira から依頼されていた Wasteland Survival Guide のクエストで、町の歴史というか起源を探ろうとしていました。住民たちによると、折れた艦首のほうに Pinkerton という古株の住民が荷物をため込んでいたそうなので、そこに町の歴史をよく知る Pinkerton さんご本人か、ご本人がいなくても町の起源を記したなんらかの記録があるんじゃないかとにらんで乗り込もうとしていたところで前回の配信は終わっていました。
手元の Pip-Boy でクエストの内容を確認すると、いちおうこの状態でも Moira に報告してこのタスクを終わらせることができるようですが、この報告内容は前回 Bannon さんから聞いたウソっぱちの内容であるため、おそらく報酬がおいしくないはずです。せっかくなので、本当の歴史を掘り起こしてから満を持して Moira に報告したいところです。
もうひとつ、前回 Rivet City で依頼されたクエストに The Replicated Man という脱走アンドロイド絡みのクエストがありました。これはシリーズ次回作の舞台である連邦で、インスティチュートという組織が製造している人造人間のお話の前日譚となるクエストみたいです。インスティチュートから脱走した高性能な人造人間を追いかけて同組織の科学者、Zimmer がこのキャピタル・ウェイストランドまで来ているので、どうやら101の聖女はこの脱走アンドロイドがだれだか突き止めなくてはいけないようです。
このクエストも一通り Rivet City 内を調べまわったので、あとは Pinkerton さんのところに行けば進展すると考えています。
ということで、Rivet City の折れた艦首を目指して移動します。
途中、前回捕虜の女性を解放してあげた Super Mutants のアジトっぽい場所に、今度こそ Super Mutants 連中がスポーンしていました。遠目に観察してやろうと思ったら、しゃがむのを忘れてバレてしまったので、私の Shishkebab のサビにしてあげることにします(Stimpak を乱用しながら)。
リーダー格っぽい機関銃を持った Super Mutant Brute を倒したら、ちょうどレベルがあがりました。101の聖女もついに12ちゃい。レベル上限がどこなのか、ずっと気になっているお年頃です。
スキルは Lockpick と Science が一定以上になったことで、切羽詰まってポイントを上げないといけないものが以前よりはなくなってきたので、主力の Melee Weapons と、ゴリ押し戦法には欠かせない Medicine のポイントをちょっとずつ底上げしておいて、Speech もそろそろ上げておくことにしました。今までチャレンジは失敗してもプラン B で乗り越えられることが多かったので、それほど重要視してなかったんですが、たしかに一度失敗すると小さなイベントが続行不可能になることもあったので、今後のためにある程度は上げておいたほうがいいかなと思ったんですよね。しかし、あらためて見ると30以下だったんですね。どおりでチャレンジ失敗の連続で、たまの奇跡で成功しているような惨状だったわけです。
あとは潰しがきく Small Guns にもポイントを回しています。遠距離武器の扱いもそろそろうまくなっておきたいところです。
Perk は一通り見たあとに、この Commando が一番有用じゃないかと判断しました。ライフル、もしくは似たような両手で構える銃火器の命中率が V. A. T. S. 時に著しく上昇するとのことです。101の聖女は近接武器を振り回す脳筋なんですけど、距離があるときは詰められるまで適当なライフルで先に撃っておくぐらいの知恵は働くので、そんなにムダにならないような気がしました。これを持っていれば、Small Guns のポイントが低くても、うまく補正できると思ったんですよね。配信中はエナジー武器にも適用されるか気にしていたんですが、Google 先生に尋ねた限りではエナジー武器も対象らしいので、選択しといて損はない Perk だったと思います。なんだかんだライフルは使うからね。
すべての Super Mutants を倒したあとに二度目のアジト物色をしていたら、取り忘れていたスキル本があったことに気づきました。これで Speech のポイントが2上がりました。これからどんどん口が達者になる101の聖女にご期待ください。なにげにスキル本の獲得ポイントが増える Perk を取ってから初めて読んだ本じゃないかな? これも残り何冊あるのかずっと気になっているお年頃です。
ここの Super Mutants の根城には、瓦礫の小高い山の上にかがり火があるんですが、その脇に Raiders の死体が転がっていました。どうやら近くの Raiders を倒して、ここで死体を始末していたようです。狩った人間の死体を焼べるって、The Forest みたいなことしてんな。
道中の Super Mutants の掃討も完了したので、本来の目的地である折れた艦首の入り口に向かうことにしました。
いざ開けようと思って初めて気がついたんですが、ここの扉、難易度が Very Hard で今の101の聖女だと Lockpick のスキルポイントが足りていませんでした。したがって、ここから侵入することはできません。
しかし、このゲーム、難易度が Very Hard なカギは、難しすぎて必須ではない場合がほとんどです。必要ポイント100って、ちょっと高すぎるもんね。こういう扉は、開けられたらショートカットができるとか、便利っていうだけで、侵入口がここしかないことはまずないはずなんですよね。金庫とかのカギも、このレベルになるとなかにクエスト進行に欠かせないアイテムが入っていることはほぼなくて、だいたい回復アイテムとか、あれば便利系のものが詰まっていることが多いので、ここに入る方法も別にもうひとつあると思うんです。
なので、艦首のまわりをグルッと見てまわることにしました。歩ける陸地はやっぱりなにもなかったので、折れてむき出しになった部分に侵入口があるんだと思います。
ということで、航空母艦のへし折れた箇所へ泳いで向かうことになりました。水中は放射能汚染されているので、少しでも汚染を抑えるために、前回 Moira にもらった Environment Suit に身を包みます。ついでに Rad-X も飲めば完ぺきだったな。
しばらく折れた艦首の断面を登れないか、浅瀬に転がった航空機の上に乗ってピョンピョン跳びはねて試していたんですが、上に登れるような構造ではありませんでした。なので水中に潜ってそれらしい入り口がないか探します。これで見つからなかったら、だれか助け船を出してくれる人がそのうち現れるとか、小さいイベントがおいおい発生するだろうから、ほかのクエストをやろうと考えていました。
意外と桟橋から近いところに別の扉がありました。廊下の骨格が残っているので、わかりやすいんでしょうけど、101の聖女は一度気づかず素通りして、普通にこのあと裏側の側面の水中を探し回っているあいだに欲張りすぎて窒息しかけてましたね、ハイ。
艦首のなかも普通に浸水しています。そりゃそうなんだけど、なんかなかに入ったら息ができる場所に出るだろうと勝手に思っていたので、普通にローディングが終わったあとに水中でまた窒息死するかと思いました。入ってすぐは一部のエリアだけ上に空気溜りがあって呼吸することができるので、息継ぎしながら水中を移動して探索する流れになりました。暗いし、水に浸かっている限りは放射能汚染を受けるし、敵の気配はするしで、最悪です。早く出たいです。
浸水しているエリアはそれほど大きくないんですけど、知らない状態で探索するには簡単に把握できるような形でもなく、状況も状況なので普通に窒息死しました。しかし、ここに入るときにオートセーブが入っているので、簡単にやり直せます。なんて親切設計なの!
やっと水に浸かっていない部屋に出たと思ったら、Mirelurk Hunters が数匹いて、普通に殺されました。Mirelurk は強いんだよぉ……。
Mirelurk を Shishkebab のサビにしてやったところで、上階に上がる階段をやっと発見しました。その先にさきほど開けることができなかった難易度 Very Hard の扉があり、内側から開けることができました。これでこの後はここに簡単に出入りできます。
そこから奥に進むと、やたらとガス漏れしている廊下に出ました。伝家の宝刀 Shishkebab は使えないかと考えているうちに、101の聖女がなにかワイヤー罠をうっかり踏みました。
うん、すぐに廊下から走り出て物陰に隠れようとしたんですけど、普通に爆発に巻き込まれて大炎上しましたね。そうですよね、ここガス漏れはかなり広範囲でしたもんね。ここに来るまでに3回ぐらいは軽く死んだので、また死んだと思いました。よく見たら HP が四分の一ぐらいしか減っていませんね。101の聖女は化け物か。きっとそのうち『ゲーム・オブ・スローンズ』のデナーリスみたいに燃やしてもケロッと灰のなかから出てくるようになるんでしょう。もはや人間じゃねぇぜ!
罠を越えた先にいました。Horace Pinkerton さんです。やっぱりここに住み着いていたんですね。配信では読み間違えて「ホレイショ」って言ってたんですけど、『CSI:マイアミ』が過ぎましたね。カタカナだとホレスとかが一番近いのかな?
ここでなにをしているのかを尋ねる「自己紹介お願いします」的な選択肢の下に、単刀直入に町の歴史を聞く選択肢がありました。身も蓋もない感じが気に入ったので、Moira の用事から済ませることにします。
当たり前のように、「そんな話をするより、ほかにやらなきゃいけないことがあるんだが」というふうに後ろ向きな返事が返ってきたので、ダメ押しのお願いの言葉を選びます。素直にこれまで人づてに集めた情報を話す上ふたつの選択肢に比べて、一番下の選択肢は、Moira が手がけている本に載せるので非常に重要な情報だと訴えかけるものでした。「Moira の本を完成させることは、人類に課せられた使命なのだ」という崇高なメッセージ(皮肉)が感じられたので、迷わず一番下を選びます。すると、「さっさと船を去れ」と言って相手にされなくなりましたね、ハイ。
また最初の会話の選択肢に戻ったので、あらためて船の起源について尋ね、今度は「あなたが Rivet City の起源について知っている唯一の人だと聞いた」という一番上の選択肢でダメ押ししたら、素直に話してくれました。Moira の崇高なライフワークは Pinkerton さんには理解されませんでした。
どうやら Pinkerton さんは、Rivet City の Council の初期メンバーだったようですね。Council は自治体の議会みたいなものだと認識しています。今は洋服屋さんをしている Bannon さん、浄水プロジェクトに取り組んでいる科学者の Doctor Li、警備関係の人員を束ねる Harkness さんの三人がメンバーになっています。そのなかで、ちょっと自己顕示欲が強そうな Bannon さんと、はす向かいにお店を構えている Seagrave Holmes さんが議席を巡って揉めていますが、Harkness さん曰く、Council 自体はとくにたいした権力も持っていないそうなので、その人が肩書きのブランド力をいかに活用できるか次第な役職なんだと思います。
Pinkerton さんがミスターの敬称付きで Seagrave さんに呼ばれていたのは、町の創立メンバーで、かつ Council のメンバーだったからなんでしょうね。しかし、話す言葉の端々からすると、Pinkerton さんは最終的に議会を追い出されてしまったようです。
もともとアメリカ海軍の研究機関らしい Naval Research Institute という研究施設で研究者をしていた Pinkerton さんは、大戦を生き残った組織のメンバーと一緒に、内部に保存状態がいい科学ラボを備えていたこの航空母艦を発見して、住み着いていた Mirelurk を約40年前に排除し、研究施設として立ち上げました。安全な研究施設として確立されたあと、お商売人などその他の人々が集まってきたというのが Rivet City の成り立ちだそうです。この研究施設を最初に率いていたのは、目の前にいる Pinkerton さんだそうです。それが追い出されて、今はこんな折れた艦首に追いやられているなんて皮肉ですね。恨み言は口にするけど、Pinkerton さん自身は「もうほっといてくれ」と話すとおり、これはこれでここの暮らしにうまく適応できているようです。Mirelurk から身を守る罠なんかもちゃんと設置して自衛していましたしね。
なんで Rivet City からこんなところへ追いやられたのかを尋ねると、18年前に Doctor Li が小さな研究チームを率いてやって来たことが契機だったと語ります。初っ端から Rivet City の住民全体を罵っている Pinkerton さんですが、こと Doctor Li については、科学者を気取ったサルとか、汚い蔑称をかならず添えるほど嫌っています。犬猿の仲みたいですね。
Doctor Li が Project Purity の浄水計画を掲げて Rivet City で活動を始めると、Pinkerton さんの部下も彼女の研究に協力するようになり、やがて Council の議席も彼女に奪われてしまったようです。そんな惨めな状態で暮らしたくなかったのか、Pinkerton さんは自発的にあの町をあとにしてここに移り住んだようです。
彼の話を聞いて、「彼女のほうが人気だった理由が想像できない」と Doctor Li の人間性に疑問符を突きつけられる選択肢が出てきたので、シリーズ次作の Fallout 4 から入った身としては、こちらの選択肢を選ばずにはいられませんでした。しかし、Pinkerton さんは、自分の話が信じられないと言われたように感じたようで、Rivet City の科学者じゃなくなっても記録のひとつぐらいつけられるわいと、最初に開かれた Council の議事録の写しをくれました。
これで Moira のお使いは完了したようです。あとは残った会話の選択肢で質問して、Pinkerton さん自身の身の上話を掘り下げていきます。
Pinkerton さんの専門分野は電子機器やコンピューター、さらにこんな世の中なので外科医のような仕事もちょっとするらしいので、ますます脱走アンドロイドと関係がありそうに見えてきました。その後は、Rivet City の歴史としても聞いた Doctor Li との確執や初期 Council のメンバーだった事実なども手短に教えてくれます。Doctor Li の Project Purity については、「あのバカどもはちょっとした量の水すら浄化できやしない」と憎まれ口を叩いていました。
よっぽど彼女のことが嫌いなんでしょうね。
しかし、今出ている選択肢をすべて選択しても、脱走アンドロイドの話題が出てくることはありませんでした。どうやら見込みが外れたようです。
Pinkerton さんは、こうやって自分のねぐらに侵入してきた101の聖女に対して、いきなり敵対的な行動をとらなかったことを理由に、今後も好きに出入りしていいと言ってくれました。とにかくオレの私物には触るなという条件付きですが、お許しが出たので、いったんそとに出てほかに脱走アンドロイド探しでできることがないか探すことになりました。配信では Moira のクエストとごっちゃになって、てっきり Seagrave さんが Pinkerton さんなら脱走アンドロイドのことを知っているんじゃないかとヒントをくれていたと勘違いしていたんですよね。
Council の初回議事録を手元の Pip-Boy で読んでいくと、たしかに Dr. Horace Pinkerton の名前が一番上に載っています。あとは市民代表に Annette Holmes という名前があるので、もしかしたら名字が同じ Seagrave Holmes さんの親戚かもしれません。一番ありそうなのはお母さんとかかな? だから彼は議席にこだわるのかな?
セキュリティのトップの Brad Danvers さんは知りませんね。Harkness さんは彼のあとを継いで警備員をまとめるようになったようです。
ひとまず、解決の糸口が見つからなかった脱走アンドロイドのクエストは置いておいて、Wasteland Survival Guide のクエストに一区切りついたので、先に Moira に報告しに Megaton まで戻ることにしました。ついでに町医者の Doctor Church のところに寄って、水中移動で汚染レベルが上がった放射能をなんとかしてもらうことにしました。
すると、会話の選択肢に見たことがない文章がズラズラ出てきました。配信では戸惑っていたんですが、よくよく見ると前回 Rivet City の町医者の Doctor Preston に聞いた選択肢と同じですね。脱走アンドロイド関係で顔面整形を最近だれかに施さなかったかと聞き込みできるものでした。
Speech は失敗して、素直に前回と同じ Medicine スキルのウソをついて、101の聖女が尋ねたような顔面整形用の器具があるなら Rivet City だろうという情報を教えてもらえました。加えて、Pinkerton さんの名前が出てきて、彼はそういった物をひったくって、自分のところにかき集めてほかの者と分けようとしないという恨み言まで聞き出すことができました。
これで The Replicated Man のクエストが進展して、Pinkerton さんにアンドロイドについて聞き込みできるようになりました。なるほど、どうやら先ほどはアンドロイドの情報を集めるタスクを十分にこなせていなかったようです。
Moira にクエスト完了の報告を済ませたら、また Rivet City に戻って、Pinkerton さんと話すとしますかね。
Moira には Rivet City が古代水中都市の生き残りなんていうウソもつけたんですが、素直に Pinkerton さんが教えてくれたとおり、科学者たちが立ち上げたラボが前身になっていると報告しておきました。報酬は Mentats 5個と控えめでしたが、どうやら Moira の著書に好意的な記述が載るということで、Rivet City のマーケットでお買い物をすると割引価格で取引できる追加の報酬があったみたいです。これから荷物整理は Rivet City でやったほうがいいかもしれませんね。しかしこれって、知らないあいだに Moira が Rivet City のマーケットのお商売人連中と、本に宣伝載せるから割引してよっていうふうな交渉をちゃっかりこなしていたってことでしょ? 仕事の早さにも恐れ入るし、Moira 女史、おそろしか。
さて、Rivet City の歴史を探るクエストが無事に完了したので、残りの課題ふたつから好きなほうを選ぶ流れになりました。戦前のテクノロジーを発掘するか、図書館に行くかです。Moira の話しかただと、ここで選んだものがこの本の最終章になるようなので、もしかしたらここで選ばなかったものはクエストとして実行できなくなるのかもしれません。場所さえ割り出せば、ロケーション自体は探索できるでしょうけど、報酬が変わってくるでしょうしね。そうなるとどっちもやりたくなる不思議です。
ちょっと悩んで、敵が手強そうだけど、報酬もおいしそうな上の RobCo の施設に向かうタスクを選択しました。めちゃくちゃ死にそう。これで Moira からもらえるタスクが最後なら、図書館は自発的にあとで行くことにします。
どうやら、Moira は行商人から RobCo のプロセッサーが搭載された部品を手に入れていたらしいです。彼から仕入れた話によると、この部品を RobCo の施設のメインフレームに接続すると、この世にのさばっているすべての RobCo のロボットを掌握できるらしいです。そんなおいしいことがあるはずないので、おそらく施設に残っているロボットがすべて誤作動で起動してこちらに襲いかかってくるオチが見えていますが、ここは素直に黙ってやるしかありません。
ここで Moira に、なぜこんな頭のおかしい実験をして執筆活動を続けるのか、才能があるならもっとマシなものに使ったらどうかといった説得を試みることができるようになりました。いや、いまさら執筆活動をやめられても正直、困るんですけどね。
Moira はたどたどしく、この世界はガラスのように一度壊れてバラバラになってしまった状態だと例え話を始めます。みんなもとに戻そうとしているけど、壊れたものを完全にもとに戻すことは不可能です。だから Moira は、どうやら壊れたものを研究して、もっといい形のなにかを築きたいようです。そのためにこの Wasteland Survival Guide の頭のイカれた研究があるんだと話してくれました。彼女の目標がこの執筆だけで達成されるわけではありませんが、重要な一歩であることは間違いありません。彼女一人では難しいので、101の聖女に手を貸してほしいと素直にお願いしてきます。お前、そんなキャラクターやったか?
頭がおかしいとは思いますが、いまさらやめるように説得する気にもなれなかったので、101の聖女は素直に納得して引き下がることにしました。その代わり、最後の報酬ははずんでほしいです。
ちなみに、次の目的地の RobCo Facility は、Megaton から南西の未探索エリアにあります。ひとまず最初は徒歩で向かうことになると思いますが、瓦礫の山に囲まれていたりとかで、すんなり行けなかったらどうしようという不安もあります。たどり着くまでがひとつの遠足感まであります。
まあ、とりあえずこれで Moira との会話は一通り完了したので、やりかけのほかのクエストを片付けるため、また Rivet City に戻ります。
Rivet City をウロチョロしていたら、聖職者の Diego さんに片思いしている Angela ちゃんからお使いを頼まれました。Diego さんへの想いをどうすべきかということで、男の気は変えられないと諦めるように諭すか、女なんだから誘惑しろよとたきつけるか、男なんてみんなクズだと諦めるように忠告するかの三択でしたが、女性としての魅力を否定してしまうのも気が引けたので、いっそ思い切って誘惑しろよと言ってみることにしました。そしたら、アリのフェロモンがほしいとメモを渡されてお願いされました。
Trinnie というかたが、このアリのフェロモンがあれば、男は理性を失うと言っていたらしいです。それはいいんですけど、アリのフェロモンなんてどこで拾えるんだろ? Giant Ants でも狩ればそのうち出てくるのかな?
このお使いはクエスト扱いではなく、あくまでメモを渡されただけでした。Bannon さんが Seagrave さんの悪巧みを暴いてくれと言ってきたのと同じ手法ですね。そのうち目当てのフェロモンが手に入れば思い出すでしょうから、それまで置いておくことにしました。
同じマーケットのなかで、Angela ちゃんにアリのフェロモンの情報を教えた Trinnie という女性とすぐ会えました。前回はこんな人見なかった気がするので、まだまだ私が会えていない住民がいるかもしれません。Trinnie ちゃん、顔はかわいいんだけど、放射能汚染のせいか、頭髪がまばらになって、なんとも残念な容姿になっています。
この服装は Merc charmer outfit と言って、101の聖女も着ている服なんですけど、Megaton の Nova さんとか、売春婦のかたが着ていることが多いので、Trinnie さんもその方面のかたで間違いないと思います。101の聖女が話しかけると、商売敵が来たというような嫌味な態度をとってきます。でもこれと言って新しいイベントは起こさないタイプの人みたいですね。なんかアリのフェロモンについて教えてくれると思ったんですけど、5キャップ渡して飲み物をおごってやっても、それらしい話にはなりませんでした。
せっかく Rivet City のなかをあらためてウロチョロしたので、Bannon さんに頼まれていたとおり、Seagrave さんの寝室に入って、彼の悪巧みを暴こうとしました。部屋に入るには赤表示の扉を解錠してなかに入らないといけないんですが、朝方に廊下をブラブラしていたら、うまいこと Seagrave さんが出ていくタイミングでなかに入ることができました。入れ替わりで他人が部屋に入っても、まったく警戒することなく出かける Seagrave さん。チョロいぜ!
ロックされたターミナルがあったので、ハッキングしてなかをのぞきます。一度失敗してリセットしてやり直したのは内緒です。
Seagrave さんのターミナルには、レール・スパイクを利用した新しい武器の構想が書き留められていたり、Doctor Li に Bannon さんが Council のメンバーにはふさわしくないと訴えていたメールが残されていたりします。でも Doctor Li は別に Bannon さんがなにか具体的にやましいことをしているわけではないので、Seagrave さんの相手をまともにしていなかったようです。ちなみに Seagrave さんが Bannon さんをメンバーにふさわしくないと考えている理由は、町のことより私腹を肥やすことに夢中になっているというものでした。せめてちゃんと具体的な悪事の証拠があれば、味方してあげられるんだけど、今の状態だとただの面倒くさい口喧嘩ですからね。Doctor Li じゃなくても、巻き込まれたくないっていうのが本音です。
とりあえず、Seagrave さんが Bannon さんのことをよく思っておらず、Bannon さんを議席から引きずり下ろそうと Doctor Li に掛け合っていたことがハッキリしたので、このまま Bannon さんに報告すればいいのかな? 部屋の扉は Seagrave さんが出ていったときに閉じてまた施錠されてしまったので、出るときは机の上にあった部屋の鍵を拝借してそのまま脱出しました。
しかし報告に駆けつけても、いたって平常運転の Bannon さん。 Seagrave さんの話題をいっこうに出せません。あれれ~?
もしかしたら、Pinkerton さんに会う前に済ませないといけない時限付きのイベントだったのかななんて、配信中は言っていたんですが、どうやら部屋の探索が甘かったらしく、証拠になるホロテープを拾い損ねていたらしいです。そう言えば、配信を見返すと、ベッドの下に光っているホロテープが転がっていましたね。これは次回また取りにいきます。
さて、Rivet City は引き続き Mister Lopez さんを探してウロチョロしていたりもしたんですが、時間を費やしてウロチョロしたわりにはなにも起きなかったので、しばらく放浪したあと切り上げて、おとなしく Pinkerton さんに会いに来ました。
Pinkerton さんには、単刀直入に顔面整形と記憶消去したアンドロイドを教えてくれと掛け合うことができました。最初はとぼけていた Pinkerton さんですが、しゃべったほうがお前のためだぞと言うと、あっさり脱走アンドロイドが今は Harkness と名乗っていると教えてくれました。
ということで、脱走アンドロイドは Rivet City で警備員を束ねていた Harkness さんだということがわかりました。まさかの目の前にいた強そうな人でした。でも、元コーサーだと考えると納得の答えか。
Pinkerton さんは一度しゃべり出すとかなり協力的で、いろんなことをベラベラと話してくれます。なんなら Harkness さんの整形と記憶消去について、自分のコンピューターに記録が残っているので、証拠として好きに見ていけとパスワードまで教えてくれます。さらに記憶を消す前の Harkness さんの独白も音声データとして残っているらしいです。有り難いけど、そんなんでええんか……?
Pinkerton さんは自分を追い出した Doctor Li がかなり嫌いらしく、この連邦のテクノロジーに精通することで彼女の気分を害するネタにしようと考えていたようです。でもシリーズ次回作で本家インスティチュートからスカウトされていたのは Doctor Li のほうだからなあ。やっぱり学者としての腕前は彼女のほうが上なのかもしれません。
「なにかまだ話していないことがあるでしょ」と詰め寄ると、脱走アンドロイドの記憶は消されたわけじゃなく、一時的に思い出せないように隠されただけなので、“Activate A3-21 Recall Code Violet”というコードを目の前で口にすると、彼の記憶が戻ると教えてくれます。ただ混乱必至なので Harkness 本人にこのことは告げるなと忠告してきます。101の聖女もできればそうしたいけど、今後の展開次第ですね。
クエストの進行に必要な情報は集まったので、続く会話でなぜ Pinkerton さんが本件に関わったのかなどといった事情を掘り下げて聞いていきます。まあ、でも単純にまとめると、連邦の優れた技術に興味があったからというだけみたいです。よくも悪くも科学者らしい動機ですね。Railroad の精神についても、機械に人権なんてバカげてると思っていたようですが、連邦のテクノロジーが気になったので協力したそうです。インスティチュートは現実で言うとマサチューセッツ工科大学がモデルになっているので、世界的に名が知れていたみたいな設定があるのかもしれません。野心がありそうな人だし、世界的な研究の中心地の水準に挑戦してみたい好奇心を抑えきれなかったのかもしれません。MIT がナンボのもんじゃい、的な。
Pinkerton さんのターミナルを調べてみたら、いくつか自分の Pip-Boy に証拠としてメモを取ることができました。ターミナルのなかには Harkness さんの施術に関連した日記が残されていて、メモリーチップを Braun から盗んだと書き残されています。この Braun さん、自分のシミュレーションに夢中だとか、小さな女の子から盗むみたいだとか、やたらと細かい情報が書かれていたので、配信中は読み飛ばすだけで掘り下げなかったんですが、配信が終わってから調べたら、今後出てくる人物だったみたいです。だから細かい設定が書き込まれていたんですね。ネタバレになりそうだったのでサラッとしか情報に目を通していないんですが、今後シミュレーションに夢中なクソ野郎が出てきたら、そいつがこの Braun です。
その Braun 野郎から盗んだメモリーチップには、どんな人格が入っていたのかわからなかったんですが、セットすると退役軍人の Harkness さんの記憶が残っていて、今の Harkness さんができあがったらしいです。これ、女性の記憶が入っていたメモリーチップだったらどうするつもりだったんだろ? トランスジェンダーでいくつもりだったのか、それとも勢いで性転換手術でもするつもりだったのか……。
とにかく、ここで目を覚ました Harkness さんは、長いあいだ昏睡状態だったと Pinkerton さんに話されて、それを信じ、Rivet City で暮らし始めたという感じみたいですね。
べつに今の段階で Harkness さんはインスティチュートに見つかっていないから、わざわざ本当の記憶を呼び起こす必要もないんですけど、Doctor Zimmer のアンドロイド回収を手伝うのはなんか気が引けたので、先に Harkness さんと会話を進めてクエストに進展があるか様子を見ることにしました。どうも会話の選択肢が Harkness さんに現実を突きつけるものばかりなので、「忍び寄るインスティチュートの魔の手からお前を救おうとしているんだ!」というアプローチで彼に自分がアンドロイドであることを思い出してもらうしかないようです。
手持ちの証拠を全部突きつけたら、にわかには信じられないものの、少しずつ101の聖女が告げる可能性を考えはじめた Harkness さん。やっぱりここで最終的にはリコールコードを使わなくてはいけなくなりました。この“Code Violet”って、Fallout 76 のダゲール司令官を味方にすることでやれる U. S. S. A. 関連のクエストを連想しますね。向こうは色だけでなくて、「サンセット」とか「サンライズ」とかも組み合わせていましたが。
コードを口にすると、案外すぐに記憶を取り戻してくれました。しかしこんな人通りが多いマーケットのど真ん中でこんなやり取りをしてもいいのか?
記憶を取り戻して少し落ち着いた Harkness さんは、人間として、Harkness として、今後も Rivet City で生活を続けると腹をくくったようです。
必然的に、Doctor Zimmer はどうするかという話になり、101の聖女が自ら暗殺するか、悪いヤツは始末する必要があると Harkness をたきつけるか、暴力沙汰にせずに、船から追い出せないかと訴える選択肢が選べるようになりました。101の聖女は文字どおり聖女なので、暴力沙汰にしない方向でいきました。いや~、だれにも死んでほしくないからね――っていうのはウソで、Doctor Zimmer を生かしておいて、Railroad から工作用に渡されていたアンドロイドの部品をあとから手渡して、Railroad の Victoria Watts さんからも報酬をもらえないかなと画策したんでした。でも、あとで Doctor Zimmer を探しても見つかりませんでした。どうやら仕事が早い Harkness さんが船から追い出したあとだったようです。チッ!
とは言え、このクエストではちょっとめずらしい報酬が手に入りました。A3-21’s Plasma Rifle という、Harkness さんの昔の得物を譲ってもらうことができました。なかなかいいんじゃないかな。価値が高くて桁違いの2198もあります。でも、これはもったいなくて売れないなぁ。今からエナジー武器にシフトするのもありかもしれませんね。どうせ DLC で宇宙船に乗り込んだら、また強い銃が手に入るんでしょ? 4 や 76 ではネタ扱いされているアレが。
Harkness さんと話が済んだら、また艦内をウロチョロします。ずっと Mister Lopez を探してさまよっていたんですが、やっとこさ見つけました。艦橋までストーキングして、やっと身投げをやめるように説得できました。メチャクチャ時間がかかりましたね。Speech のチャレンジに75% の確率で成功して、頑張って生きていくことにしてもらったんですけど、自分で言っといて説得の言葉のなかに唐突に出てくる Ted がだれだかわかりませんでした! 思えば自殺をとめられるほど、この人の過去をまったく知らないんですよね。
まあ、本人も納得したから、これでいいかと思うことにしました。
そのあと、もうちょっとで日曜日なので、教会の礼拝にでも出席しようかなんて考えていたら、Ted を見つけました。なるほど、101の聖女に下心ある感じで絡んできてたコイツのことだったんですね~! コイツが Mister Lopez のような親父的存在を必要としているって言って説得したんですけど、この人、親父みたいな存在必要としてそうだったかな……? そもそも接点がよくわからん二人なんですが、まあ、本人が納得してるんだったらいいか。
そして、そんなことを考えていたら、礼拝に顔を出すのを忘れました……。また機会があったら寄ります。
Rivet City の気になった用事は一通り片付いたので、今度は前回途中で引き返した Underworld にやってきました。ここは人間社会から追い出された Ghouls の楽園ですね。前回は DLC かもしれないと警戒して入らなかったんですが、配信後に調べたらそうでもなかったんで、ここでグルッと見物していくことにします。どうせまた新しいクエストがいくつか発生するでしょうから、次回の配信でやっていく感じにしましょう。
入り口入ってすぐ話しかけてきたのは Winthrop さんです。普通の人間の101の聖女にも好意的に接してくれます。スクラップを集めたりしている技術屋系の人みたいですね。背景に映り込んでいる Mister Gutsy の Cerberus も彼が再プログラムして使えるようにしたのかもしれません。
Winthrop さんも Scrap Metal を集めているらしくて、5個まとめて持ってくると、Ghouls が必要としていない医療品や薬品と交換してくれるそうです。Megaton の Walter さんも Scrap Metal を引き取ってくれるんですけど、あっちはキャップを払ってくれるのに対して、こっちは物々交換でお礼してくれるっぽいです。次は試しにこっちに持ってきてみようと思います。
建物の奥には診療所があり、ナースの Graves さんに話しかけると治療をしてもらえます。Doctor Barrows は Ghoul 誕生のメカニズムを調べるため、人間の生体サンプルを集めているとかで、101の聖女を実験対象の候補として見てきます。当然ですが、丁重にお断りしました。そういうのは Moira 一人で十分だよ。まあ、お断りしてわかってもらえるあたり、まだ人がいいですね。
この診療室には Feral Ghoul の死体が隣のストレッチャーに乗っていたり、ガラス張りの隔離部屋に光りし者と思われる Ghouls が閉じ込められていたり、いかにも Ghouls 研究の権威ですといった施設になっています。
今、光りし者と戦ったら、普通に死ぬだろうなぁ……。
上の階の奥に行くと、この underworld ができた当初からここにいる Carol さんに会えました。古株なのでみんなのまとめ役みたいな印象で会いに行ったら、普通に物腰柔らかいお母さんのような女の人だったので、ちょっとギャップを覚えました。
彼女はここで Greta さんというかたともう60年ぐらい宿屋を営んでいるらしいです。すっかり忘れていましたが、彼女とは Megaton の Moriarty のところで奴隷にされていた Ghoul の Gob について話すことができます。彼女にとって、息子のような存在だったらしいです。今は奴隷として捕まっているみたいと教えることができるんですが、ショックを受けて、彼に今でも愛していると伝えてほしいと言づてを頼まれます。でも危険なので逃げ出すようなことはさせるなとクギも指されました。差別を受けやすい Ghoul だから、奴隷がどんな境遇なのかよくわかっているっぽいですね。
彼女の身の上話も聞くことができます。2051年生まれで、彼女の一家は Vault に入る抽選から外れていたので、爆弾が落ちたときにはなんとかこの近くの簡易シェルターに駆け込もうとしていた途中だったらしいです。大戦で滅んだのは西海岸からだったらしいので、東海岸のこっち側は避難する余裕がまだあったようですね。
彼女の父親は娘をシェルターに押し込むと、自分以外の人間を助けるためにシェルターのそとで救助活動を始めて、そこに爆弾が落ちてきたので影しか残らない形で焼失してしまったそうです。数週間、あるいは何ヶ月も町が燃え続けたあと、彼女はなんとか地下のシェルターから這いだして、この Underworld がある Museum of History に駆け込んだと言います。Ghoul になったのは、これという瞬間があるわけじゃなくて、皮膚が乾いて少しずつはがれ落ちて、気がついたらこんな感じになっていたみたいな感覚らしいです。
あとで落ちついて調べたら、大戦で世界が滅んだのは2077年なので、26歳のときだったらしいです。たぶん Fallout 4 のショーン・ママよりは年下だと思うけど、「まだ小さな女の子だった」と本人が語るよりは意外と大人でした。Fallout 76 が解放された再生の日は2102年でしたね。どこだか詳しくは覚えていないけど、積灰の山エリアでグールがもっと住みやすい場所を求めてキャピタル・ウェイストランドに行くというメモを見た記憶があるので、この時点ですでに Carol さんが逃げ込んだ Museum of History がグールの楽園 Underworld として機能し始めていた可能性はありますね。
このあと会話に名前が出ていた Greta さんとも話そうと探し回ったんですけど、姿がまったく見えませんでした。また Scrap Metal が集まったときにでも探し回ろうと思います。
その代わり、Carol さんの宿屋に Quinn という猟師みたいな格好をした Ghoul のかたがいました。話を聞くと、ずっと Underworld にこもっているタイプじゃなくて、そとでもいろいろお仕事をして回っているアウトドア派なかたのようです。ここの Ghouls は101の聖女を見るたびに、「スムーススキンだ! めずらしい!」と騒ぎ立てますが、彼は普通に挨拶してきます。
これと言って特別な会話ができるわけじゃないんですが、このエリアの東側にある Lincoln Memorial というロケーションを、銃を持った危ないヤツらが根城にしているという情報が聞けます。前々回ぐらいの配信で Lincoln の読みかたがわからなくて、リンコルンみたいなコリン星のユウコリンの親戚みたいな読みかたをしていたアソコです。
Carol さんの宿屋の反対側には酒場の Ninth Circle がありました。9週ってなんだろうと思ったら、ダンテの『神曲』の地獄篇で述べられている地獄の構造が第九層まであることから、地獄の最下層のことを表しているみたいですね。キリスト教って、三位一体の3の倍数大好きですもんね。
ここのバーテンダーは Ahzrukhal という名前らしいです。難しくてたぶん覚えられません。思い出そうとするとどうしてもアズカバンが先に出てきて『ハリー・ポッター』の世界に突入してしまいます。
Ahzrukhal さんはお酒だけでなくて薬物も売買しています。ちょっとクセがある人物で、バーの用心棒として雇っている Charon さんはどうやら奴隷のようです。Ghouls 同士でも奴隷制度は存在するんですね。Charon さんは特殊な組織のなかで生まれ育ったとかで、Ahzrukhal さん曰く、洗脳されているそうです。自分の意志がないか、頭がおかしいから奴隷にしても問題ないってこと……?
いまいちよくわからないけれど、会話を進めていくと、お金を出して Charon を解放してあげることもできるようです。しかし、じかに Sharon さんから解放してくれと懇願されたわけでも、彼の家族や親友から頼まれたわけでもないので、ひとまず彼らの雇用契約には干渉しないでいることにしました。
これが当の Charon さん。話かけると「Ahzrukhal と話せ」と言ってくるばかりで、まともに会話できません。本人がこの仕事に満足してるんなら、別に無理に解放しなくてもいいんじゃない……? もしかしたらこのあと別のクエストでなにか話が進展するのかな?
酒場の奥で食事をしている Mister Crowley という人物を発見しました。話しかけたときはめちゃくちゃケンカ腰なんですが、嫌味を受け流し続けていると、「オレをゾンビ扱いしなかったお前に頼み事がある」というふうに暗殺クエストを依頼してきます。どうやらターゲットはみんな Ghouls 嫌いの差別野郎ばかりらしいです。最近カルマがうなぎ登りな101の聖女なので、ここらへんで殺しもやっておくかと素直に請け負うことにしました。差別野郎、死すべし!
どうやら手渡された暗殺リストの最後の四人を片付ければいいらしいです。ゾンビを撃ち殺すときみたいに、頭に一発ヘッドショットで仕留めろと指示してきます。見事仕留めれば一人100キャップ、それ以外の死因で死んでも25キャップはくれるとのことです。あとは、殺したあと、ターゲットの懐からカギとかの殺しの証拠を持ってこいというお話でした。
ターゲットを確認して、ちょっとやる気が萎えました。一番上の Dave さんはまだ知らないか、忘れてしまうような端役の人でしょ。2番目の Ted Strayer は、ついさっき Rivet City で Mister Lopez を説得するときに引き合いに出した人物なんですけど……? 彼のために生きろと説得しておいて、その矢先にそいつを始末するとか、鬼畜が過ぎるでしょ……。3番目の Dukov は、Rivet City に行こうと D. C. の中心地を歩いていたときに見つけたロケーションがそんな名前だった気がするので、あそこにいる人なんでしょう。Allistair Tenpenny は聞いたことがあるので有名な登場人物だと思います。たぶんテンペニータワーにいる人でしょ?
なんか、狩られて当然の悪党ばっかりって感じでもなかったし、そもそも Rivet City のセキュリティーがウロついているあの場で暗殺なんてできるのか自信もなかったので、この暗殺クエストは優先順位を下げることにしました。ほかにやることがなくなったらやるぐらいでいいんじゃないかな。
暗殺クエストを受けて Ninth Circle から出たところで、パジャマ姿の紳士に声をかけられました。髪の毛がどうとか、かなり101の聖女の毛を気にしています。見た感じハゲている様子でもないのに、どうしたのかと聞いてみたら、美容師さんだそうです。ここらへんの Ghouls 連中には髪の毛がないので、腕を振るう機会がなかったみたいです。久々にお仕事ができるとあって、無料でヘアースタイルを変更してくれました。でも、101の聖女は別に髪型に困っていないので、けっきょく元に戻しました。パッパと再開するときは、キンキンの金髪にして、やさぐれた不良娘感を出してもいいかもしれません。
美容師と出会うと、そう言えばブッチはどうしているのか、ちょっと気になりますね。今でもアル中のお母さんと Vault で元気にやっているのかな?
ちなみに、Mister Crowley から暗殺クエストを受けたことで、Underworld のみんなに彼について尋ねて回れるようになりました。聞いて回った感じ、ちょっときな臭い感じがします。
Carol さんの Speech でチャレンジしたら、ポイントを振ったかいがあったのか、101の聖女が汚れ仕事を片付けたら、もうすぐ一財産築けるんだと周りに話していたらしい話が聞けます。周りも酒に酔った勢いの妄想だと受け流していたようですが、これって、Ghouls 差別者を粛清したいんじゃなくて、お金目当てで暗殺を画策してるってことですよね。いよいよやる気がなくなってきたなぁ。受ける前にちゃんと話を聞いておくべきだったのかもしれません。
Quinn さんも三人暗殺しないかと彼から依頼を持ちかけられたらしいんですが、暗殺リストの一番上にいた Dave さんは別に Ghoul 差別主義者じゃあなかったらしくて、Quinnさんのほうがよっぽど差別思想を持っていると言えるぐらいだったそうです。だから彼はこの暗殺をしないと言っています。
う~ん、なんか詳しいことはよくわからんけど、とりあえずこれは被差別階級の反撃じゃなくて、お金の利害関係が絡んでいる汚い動機からくるものっぽいですね。受けてしまったなぁ~。Tenpenny さんあたりに会うとなんかしらイベントがあるはずだから、そのときになにか別の進展を見せる可能性にかけて、やっぱり一人も殺さずにこのクエストは残しておこうかな。ターゲットの四人は、今後ムカつくことがあったらそのときに暗殺する流れになると思います。
Underworld は思っていたよりも狭くて、以上で一通り回り終わってしまいました。せっかくなので Megaton に戻って、Carol さんとの会話で名前が出ていた Gob のところに行こうと思います。
ですが、Gob の会話は以前とあんまり変わりませんでした。逃げろと言えるわけでもなく、Carol の名前を出せるわけでもなく、Moriarty の扱いが最近またひどくなっているというぼやきが聞けるぐらいです。
この文章を書いているときにちょっと考えたんですけど、Moriarty との会話に Charon さんのときみたいに Gob を解放する選択肢が現れたりするのかな? Moriarty こそ暗殺リストに名前が載っていればよかったんですけどね。
とまあ、こんなところで、今回の配信は終了しました。次回は引き続き Moira の Wasteland Survival Guide を終わらせるため、Megaton の南西にある RobCo Facility に向かい、ロボットをタコ殴りにしたりされたりしながら探索したいと思います。