Phasmophobia ハロウィーン・アップデート
また別ゲーになった。
前からちょくちょく Twtich で配信しているホラーゲームの Phasmophobia にまた大きなアップデートが入りました。ハロウィーンの旬なシーズンだからって、かなり大規模な更新内容になっていて、またゲーム性が変わって別ゲーになった気がします。バージョン0.3.0台の更新もけっこう大きかったんですが、今回のバージョン0.4.0を以前と区別するために、新しく記事を立ち上げます。
今まで更新が入るたびに、Twitter のほうにパッチノートの内容を書き出していました。翻訳して書き出すと私個人の理解が上がるので、覚書というか、殴り書きするようにしていたんですが、今回のパッチノートから、きちんとバージョンごとにブログの記事にまとめて、その下に配信内容のバックアップ動画を貼り付けていこうと思います。
今回のバージョンアップは不具合の修正のほかに、新しいマップ1か所と新しいゴースト4種の追加、難易度設定の見直しと新難易度「ナイトメア」の追加、あとはウィジャ盤周りの設定の見直しが大きな目玉になっています。
Maple Lodge Campsite は、ピクニックエリア、遊び場、複数のテント、1軒の丸太小屋、そしてたたりの湖がある中サイズのマップです。このマップは、ほかのマップに比べて、固有のオブジェクトが多く集められていて、密集して配置されており、描写される視覚情報も多めになっています。プレイするコンピューターに求められるスペックの最低条件は変わらないはずですが、古いコンピューターを使ってプレイする場合は、フレームレート(FPS)の値が下がる可能性があります。
このキャンプ場の登場に合わせて、ほかのマップにも固有のオブジェクトが追加され、細部の作り込みがのちのちおこなわれていく予定です。また、今回のキャンプ場は、トラック内で見られるマップが、簡略化された見取り図ではなく、俯瞰視点で全体を見下ろした様式に変更されています。今後はほかのマップでも、トラック内のマップがこのキャンプ場の様式に合わせて置換される予定です。
今まであったアマチュア、セミプロ、プロの難易度がすべて見直され、設定変更されています。今回の見直しは、プレイヤーの腕に合わせてそれぞれが楽しめるように多くの選択肢を提供するということはもちろん、それぞれの難易度に固有の面白さを見出せるようになってほしいという狙いもあるようです。慣れてきたからアマチュアからナイトメアに移行していくという単純かつ一元的な区別化ではなく、アマチュアにはアマチュアの面白さ、プロにはプロでやるからこその面白さ、ナイトメアにはナイトメアにしかない面白さというような魅力を出していきたいんだと思います。
今回のアップデートから、どのマップも内部のドアが一定の割合であらかじめ半開き、あるいは開いている状態でスタートするようになりました。開いているドアの割合は、選択した難易度によって変わります。
新米ゴーストハンターにおすすめ! ちなみにこのゲーム、プレイヤーが操作するキャラクターのことを“Ghost Hunters(ゴースト・ハンターズ)”と表現しているんですけど、彼らの仕事はあくまで調査することであって、おはらいとかはできないんですよね。せいぜい一時的な忌避ができるだけなので、「ハント(狩り)」という表現はちょっと言い過ぎな気がします。むしろハントされる側です。生きるか死ぬかのホラースポット(職場)へ出向く前に、虚勢を張りたくなる気持ちはわからんでもないですが……。いちおう開発者さんは現段階で、対抗手段を設けてしまうと怖さが和らいでしまうと判断して、ゴーストを狩る手段をこのゲームに追加する予定はないとインタビューで語っています。
アマチュアの特徴は以下のとおりです。
セミプロは標準的なゴースト・ハンターの仕事を体験できる難易度になっているそうです。特徴は以下のとおりです。
経験を積んだゴースト・ハンター向けの難易度です。特徴は以下のとおりです。
精鋭ゴースト・ハンターのために、新しい難易度「ナイトメア」が新設されました。Phasmophobia で緊張感あふれるゲームを楽しみたいプレイヤー向けに、自分の限界に挑むモードとして設けられています。個人的には縛りプレイに近いかなと考えています。
ミッションごとにマップの天候が変わるようになりました。これによりゲーム性の幅が広がり、同じマップ、同じ難易度でもミッションごとにユニークさが出るようにするという狙いがあるそうです。気温の変化はゴーストの居場所の特定しやすさ、雨風は聴覚情報の拾いやすさ、霧は視界に影響を及ぼします。そのほか、大雨の屋外だとキャンドルの火が消えてしまうなどの道具への影響もあります。
天候は以下から毎回選ばれます。
ウィジャ盤は開発者が望んだとおりのゲーム性をもたらしていなかったとかで、今回のバージョンアップで機能が刷新されることになりました。以前のウィジャ盤はゴーストとの交信に失敗したときに正気度が大幅に下がる仕様でしたが、本バージョンから正気度と引き換えに情報を引き出すということで、逆に交信に成功したときに正気度を大きく失う仕様に変更されました。交信に失敗した場合は少しだけ正気度が下がります。
また、これに伴い、ウィジャ盤の仕様が特徴に大きく絡んでいたデーモンの弱点が「比較的低下しづらい」に変更になっています。
新しいゴーストの種類が4種類追加されているほか、新しいゴーストの挙動や装備品の使いかたが拡張されています。
以下の新しく追加されたゴーストは、ハロウィーン・イベントの期間中、出現頻度が高くなるように設定されています。現状、ジャーナル(ゴーストハント・サバイバルガイド)内のフォントが一部文字化けしていて、日本語訳が□になってしまっているんですが、ミッション終了時の報酬画面では文字化けしていないので正式な対訳を確認できます。
今回のアップデートで以下のバグや不具合、悪用できる仕様などが改善されました。
大型アップデートが入ったあと、プレイヤーからのフィードバックを受けて、細かい調整アップデートが数日おきに入っています。公式パッチノートに書かれている内容をまとめて書き出します。
以下のバグや不具合、悪用できる仕様などが改善されました。この修正によるバージョンの変更はありません。
大型アップデート後に緊急の修正パッチが入ったあと、ウィジャ盤の仕様変更もおこなわれました。また、このパッチノートで、ゴーストの個性や特殊能力を強化して、ナイトメア難易度でゴーストの種類を特定しやすくする計画が明かされました。その仕様変更が入る前に、ナイトメア難易度のゲーム性を補強する仕様変更と不具合修正がおこなわれています。
ウィジャ盤を通じてゴーストと交信できる質問が新たに追加され、自分の正気度がウィジャ盤でざっくりと把握できるようになりました。トラックで正気度が確認できないナイトメア難易度で有効です。
ナイトメア難易度の調整が入った直後から、ウィジャ盤の挙動に問題が見られたため、以下の修正が入りました。
ハロウィーンの大型アップデート後、しばらくバージョン番号を変えずに小規模な修正アップデートが断続的に入っていましたが、11月5日になってまたまとまった修正が入り、バージョンが0.4.1に上がりました。修正されたバグや不具合、悪用できる仕様などは以下のとおりです。
また、音声認識されるフレーズが新たに追加されていますが、未翻訳のものはデフォルトで英語のフレーズで認識される仕様になっているようです。ただ、正直、日本語の翻訳がどのようになっているのか、私はうまく調べられずにいます。これが面倒くさくて以前から下手な英語でゲーム操作を続けているんですけどね。
Twitch で私が配信した Phasmophobia のプレイ内容を YouTube にバックアップした動画のリストです。最新のものから表示される設定になっています。