ハウスダスト・アレルギーをこじらせたお話。

今年の初めにアレルギーをこじらせて死にかけた日記を書いたんですが、あれからブログを更新していないあいだも、ずっと地味にアレルギー症状と戦い続けておりまして、先日、見事に敗北して引きこもり無職に身をやつしました。ただいま、絶賛ニート生活満喫中でございます。

なんだかんだ前職は自分の性分に合っていて働きやすかったので、できれば辞めたくないという気持ちが強くて、なんやかや創意工夫すれば症状をうまく抑えて乗り越えられるのではないかと粘ろうとしていました。それも最初はうまくいっていて、一時は自分がアレルギー持ちであることさえ忘れるぐらい調子がよくなっていたんですが、途中で裏方の事務所の担当者さんが交代してしまって、こういうアレルギーに理解がないかたになってしまったんですよね。そこから調子の悪化を察知して定時で仕事を切り上げて帰ろうとしても10時間残業コースのシフトとか有無を言わさず組まれるようになってしまって、自力でまったく体調管理ができなくなってしまいました。当時はかなり声を上げて抵抗していたんですが、今となっては同じアレルギー持ちか、あるいは似たような小児ぜんそくで苦しんでいたとかの経験がないと、こういう主張はただのサボりたい老害社員のわがままにしか聞こえないんだろうなということがうっすらわかってきました。悲し～😢

症状自体はもう慣れたもんなので、いつもの先生に頼み込んで、いつもの薬を処方してもらい、いつもの副作用に苦しんで、いつものように改善していく症状にわずかに快楽物質が分泌される感覚を楽しむ、そんな毎日を退職まで過ごしていました。

粘ればもうちょっと居座れたのかもしれませんが、久々にエリプタの強めの処方薬を吸い始めて、自分のアレルギー症状が以前に比べて重症化していることに気付いたんですよね。レルベアは去年最初に服用したときは、一日一日吸うごとに確かに症状がよくなっているのがわかったんですが、今回は半月以上飲み続けても、なんとなくまだ喉にビー玉かなにかが詰まって呼吸が阻害されている感じがするときがあって、明らかに効きが悪くなっている気がします。実際に、病院に駆け込むほどではないなという軽い症状のときは、ドラッグストアで売っている気管支を広げる市販薬と抗アレルギー薬を飲めば、それなりに悪化前に症状を抑えられていたんですけど、最後に重症化したときは、市販の第二類医薬品を飲んでいても症状が抑えられなくなっていました。たぶんアレルギー反応自体が重症化していたせいだと思います。そう考えたら、このまま行き着く先は、それこそただの家の掃除みたいな、日常生活でも呼吸困難に陥るような酷な毎日なんだと気付きました。そこからは、もう神様がこの仕事を辞めろって言ってるんだなと諦めがつきました。

うちはパートナーとは緩～い関係を築いていて、お互いの趣味には口出ししない協定を結んでいます。だから子供みたいに夜中にゲームをやっても問題ないんですが、その協定にも例外の大前提があって、お互い子供の生活には悪影響は出さないと約束しています。私の収入は、うちのガキんちょの生活費と教育費にダイレクトに影響します。そんなわけで、体がボロボロでも職探しはなによりも重要です。今必死で仕事探しをしているので、ゲームなんかやっている時間はないってお知らせを書こうとしていたんですが、ニートってすごいですよね。24時間自由になるんですよ。今まで視界に入ってもスルーし続けていた荒れた家のなかもどんどん片付くし、引っ越し後にいろいろ誤魔化して生活していたところもずいぶん改善しました。子供にも露骨にご飯が美味しくなったと言われる始末。まあ、前職はアレルギーでつねに体調悪化していたので、家に居るときは寝て体力温存してないとやってられなかったんですよね。普通のアレルギーが出ない環境で生活していると、こんなに体って疲れないんだっていう感動が今私を襲っています。そういう点でも、さっさと気持ちを切り替えてよかったのかもしれません。

久々に、最後に着たの何億年前だよと思わずツッコまずにはいられないスーツを引っ張り出してきて、前世の職歴かよといちいちセルフツッコミを片っ端から入れたくなるような古いレジュメを更新して、もはや過去の自分がどうやっていたのか思い出せない面談対策を練ったりして、一通り転職の下準備が片付いたら、逆に息抜きにゲームしたくなるような、余裕というか、諦めが出てきました。もうこの年齢だし、どんだけ虚勢張っても身の丈以上のいい仕事には就けないと自分が一番わかっているんです。なので最近は合否連絡待ちのフェーズに入ったのもあって、時間がちょっと余っています。この隙にゲーム日記の更新をちょっとだけ再開したいと思います――と、言っても、やりたいのは途中で放棄しているプレイ日記の再開じゃなくて、この休みに休みまくっているあいだに新しく出るリメイク作品なんですよ。