無事に前回で Vault 79を攻め終わって、金塊も手に入ったので、WASTELANDERS のクエストが一通り終わってしまいました。なんか、ザ・ウェイワードのクエストをやり出したときは「ボリューム満点だ!」なんて喜んでいたんですけど、いざ終わってみるとあっけなかったですね。さびしさが募ります。

ルー

名残惜しいので、Vault 79の金庫室オペレーションセンターにたどり着いたその足でクレーターに戻って、利害関係者に話を伺おうと思います。ルーさんはコアの地下にある自分の部屋に戻っていて、自殺を考えるのはやめたと話してくれます。いざとなったら76のワイに任せて! すぐに駆けつけられるとは限らんけど。

ジョニーのタイプじゃない76のワイ

二丁拳銃の紳士、ジェントルマン・ジョニーも案外、スティムパックをくれたりして妙に上機嫌でした。「これは、いよいよ……」とケツ穴の心配を始めたら、「いくらあっちのテクニックがすごくても、あんたは俺のタイプじゃない」というようなことを言われてしまいました。どうやら前回ケツの心配をしたのは杞憂だったらしいです。いや、メグ母ちゃんと恋敵になるのはごめんなのでよかったです。

追記 補足
ジョニーさんのこの「俺のタイプじゃない」発言は、ファウンデーション側について Vault 79を攻略したあとにも共通して見られるものでした。なので、76のワイの裏切りは関係ないようです。上の紳士の画像はファウンデーション側についた PlayStation 4版のスクリーンショットです。

怒り心頭のメグ

そのメグ母ちゃんは、76のワイが最後の思いつきでファウンデーションの入植者にも金塊を分け与えたのがよほど気に入らなかったらしく、恨み言しか寄越してきませんでした。それどころか、コアの外にいる配下の人間にまで「メグを怒らせたな」と言われるので、話が知れ渡っているようです。まあ、選択肢を選んだ当のワイも、まさか自分のぶんはきっちり確保して、クレーターの取り分からファウンデーションの分け前を作るとは思ってもみなかったので、辛辣な態度だけで済んだのはひとえにメグ母ちゃんの優しさあってこそだと思います。逆に、我ながら、よく今でものこのこクレーターに出入りできるな。

あと、せっかくファウンデーションにも金を分けてあげたので、話しかければだれかがそのことについて触れてくれるかなと思ったんですが、ファウンデーション側ではまったく相手にされませんでした。贈り物に感謝を述べることもできない人間に金塊を分けてしまうなんて、明らかな判断ミスだったのでは……?

褒めてくれる監督官

けっきょく76のワイの決断を褒めてくれたのは、Vault 76の監督官だけでした。女神!

私、この人のイメージが、前作 Fallout 4 の Vault 88の監督官と被るんですが、実際会ってみると、彼女のほうが普通に正義感が強いキャラクターになっている印象を受けますね。バレリーさんは正義感と言っても、Vault-Tec の正義を貫いているところがありましたもんね。しかし上の褒め言葉にある「それぞれの立場を理解して公平に期す」は、自分はしっかり金塊の半分を確保したうえで、事前の約束を反故にしてまで残りを平等に分配するという行為が褒められているわけで、まず一に Vault-Tec、二に監督官、三、四がなくて、五に Vault 住人、外部の人間なんか論外っていうヒエラルキーが前提にあることを感じさせますね。

クエスト自体は完了して一区切りしたんですが、けっきょく WASTELANDERS のクエストは新しい紙幣の「債券」導入クエストみたいなもんだったので、クエストが完了したあとも、債券をひたすら集めて新アイテムを手に入れる作業が続きます。

債券を金塊に交換して、Vault 79で新しい武器防具の設計図を手に入れることもできるんですが、私、いちおう建築目当てでこのシリーズを始めたタイプの人間なので、それよりもクレーターとファウンデーションで手に入る C. A. M. P. 用の設置アイテムが気になりました。こっちの設計図がほしい! でもこの設計図を手に入れるには、まずそれぞれの評判を一定以上まで上げないといけないんですよね。評判を上げられるデイリークエストはほとんど日に一度程度の頻度なので、Vault 79のクエストが終わってからは、ログインしてはノルマを達成してログアウトの流れがひたすら続く日々になりました。ああ、オンラインゲーム!

ブルーザー(1歳)

最初のころに一度だけ訪れて、倒せない名有り NPC レイダーに蜂の巣にされた森林地帯の「オハイオの川下りアドベンチャー」は、クレーター派閥のレイダーだったらしく、メグ母ちゃんと懇意になったあとに行くと仲間として迎え入れてもらえるようになりました。クレーターから離れてここに滞在しているのは、ここでマイアラーク関連の食料を調達したり、その食品の取引で儲けたりしているかららしいですね。クレーターの評判を上げるには、レンさんが大好きな真空管集めか、ロクシーさんが大好きな足抜け野郎殺しのデイリークエストをこなすのが基本だと思うんですが、ここで例の「骨」からマイアラーク撃退の用事を請け負ったり、手持ちのマイアラーク肉を売りさばいて仕入れに協力したりすることで、ちょっとだけクレーターの評判を追加で上げることができます。ということで、毎日ここに通うルーティンができあがりました。

上の画像のブルーザーさんは、この出張所に常駐しているレイダーなんですが、「あまりよくは覚えていないが、俺は闘技場で戦う強き戦士だった」と初対面の人間に語り出すレベル1の NPC です。名前はいかにもなんだけど……クセが強すぎます。

C. A. M. P.  に寄生したワンダラー

いっぽう、76のワイの拠点である C. A. M. P. には、以前までラジオ小僧のレイダー・パンクくんがいたんですが、最初の未確認生物モニターを回収するクエスト以外はランダム内容っぽかったので、彼には出て行ってもらい、代わりにまだ寄生されたことがないワンダラーさんをお試しでお呼びすることにしました。彼女も収集者のおじいちゃんと同じ、最初からランダム内容のデイリークエストをくれるタイプだと思うんですけどね。なかなかポエムなかたで、C. A. M. P. ではよくギターをかき鳴らしています。彼女のクエストに物語性がなければ、いちおう76のワイの C. A. M. P. に迎えられる寄生虫はこれで全員でそろったことになります。クエストだけ見れば、もうだれでも一緒ということになり、あとはキャラクターの好みだけで選べばいい話になります。もう面倒だからミストレス・オブ・ミステリーを連れ戻さずに、このままワンダラーさんにいてもらおうかな。

オオカミ

なんか評判上げの雑用の最中に、オオカミを撮影したら躍動感あふれる写真が撮れただけです。

バックパックを手に入れた76のワイ

なんか評判上げの雑用の最中に、偽物のシープスカッチのクエストが始まっていたので、収納箱の肥やしになっていたスティムパックを山盛り抱えて参加したら、どさくさに紛れてパイオニアスカウトのタスク「親切:仲間を復活させる」を達成できたので、意外なことにちゃんとしたバックパックがここにきて手に入りました。やったぜ★

あと、羊のかぶり物も手に入って満足です。ファスナハトの最中はマスクの代わりにこれをずっと被っていました。

賢きモスマン

なんか評判上げの雑用の最中に、ランドビュー灯台のクエストが始まっていたので、どさくさに紛れて賢きモスマンと対面することができました。これで延々続くパイオニアスカウトのタスクをまたひとつ潰すことができました。

伝説のレース!

さて、こうやって寄り道しながらのらりくらり債券を集めているあいだに、T-65パワーアーマーの設計図なんてひとつもまだ入手できていないのに、次の釣り餌になる「レジェンダリーラン」なるものが始まってしまいました。簡単にまとめると、新しいアイテムなどが手に入るボードゲームを模した新システムで、今まで ATOM がもらえていたデイリーチャレンジやウィークリーチャレンジをこなすことで、ボードゲームのコマを進められる新しい S. C. O. R. E. と呼ばれるポイントがたまっていきます。代わりに ATOM はこのレジェンダリーランの報酬として途中で何度か手に入るようです。私もまだよくわかっていないので、私の下手な説明より、公式ページの説明を読んだほうが早いと思います。というのも、私、こういうゲームプレイ要素をあんまり楽しめないタチで、レジェンダリーランを目玉にプレイを続けるつもりがまったくないからなんですよね。しかも、新しいマップやキャラクターとかが投入されるならまだしも、明らかにデイリーチャレンジとかの既存のシステムをだましだまし流用したシステムじゃないですか。期待するのは危険だと思うんですよね。まあ、ベセスダを知っている人ならだれでも同じ予感はすると思うんですけど……。

しかし、ゲームの遊び要素なんて、実際にやって手応えをつかんでみないことには一概に言えないわけで、とりあえず導入が始まった直後にログインして様子を見てみたんですが、メインメニューを開いた段階で、安定の翻訳品質「伝説のレース」を目にして逆に安心しました。メインメニューの項目は、今まで全部原文のまま訳出するルールでやってたんじゃないのかよぉ……。

エラー1:1:0

しかもこの「伝説のレース」の項目は、アトミックショップと同じく、ローディングが必要なコンテンツらしくて、メニューを開いてしばらく待たないと表示されないんですよね。このレースが始まる前は、アトミックショップが読み込まれる前に“PLAY”を選択しても問題なくゲームを始められたんですが、現在はフライングで選択すると「選択されたキャラクターが見つかりませんでした[1:1:0]」というエラーメッセージが出るようになったので、表示待ち不可避になりました。う~ん、この……。

レジェンダリーラン

レジェンダリーランのゲーム内説明画面です。ミストレス・オブ・ミステリーと同じパブリス・コミックのヒーロー、キャプテン・コスモスがデザインされているボードゲームなんですが、それっぽい雰囲気でよく作り込まれた画面なので、日本語版は安定の未翻訳放置ときました。

とりあえず敵役の Dr. ゾルボより先にボードゲームでゴールできれば OK らしいです。スゴロクにありがちな3マス戻るとか1マス進む系はないんだろうか……? スゴロクの遊び要素がなくて、ただ黙々とデイリーチャレンジをこなすためのなんちゃって刷新システムなら、なにが新しいのか逆に疑問になってきますけどね。釣り餌の報酬が新しいだけで、遊び要素を作る気はないのかな。

S. C. O. R. E. の説明

S. C. O. R. E. の説明画面によれば、このボードゲームのコマを進めるために必要なポイントは、Vault-Tec が配っていて、報酬も Vault-Tec から出ているらしいので、やっぱり黒幕は Vault-Tec 社なんですね。ちなみに、このレジェンダリーランをデイリーあるいはウィークリーチャレンジだけでこなすのはかなり過酷らしく、ATOM 消費でも大丈夫ですよと公式に謳われているあたり、次のコンテンツを作るための資金集めを兼ねているところもあるんじゃないかなという気がします。私はお布施ならやぶさかじゃないんですけど、今回のこれに貢ぐ気にはなれないかなぁ。

ラスティ・ピック

ということで、私が取り上げるレジェンダリーランの話題はここまでになります。そう言えば、このアップデートで「ラスティ・ピック」のアイコンがマームルおばあちゃんの顔に変わりましたね。かわいー!

ATLAS

さて、またたいした進捗もないのに時間が流れて、最近になって「ATLAS 観測所」に大幅な変更が入ったそうです。なんでも B. O. S. 復帰準備として、新しい NPC が常駐して、ここを彼らの復帰拠点として強化しようとしているらしいです。

さっそくログインして様子を見に行ったら、めちゃめちゃ様子が変わっていました。まず敵のロボットが一体も見当たりません。いるのは非敵対の建設作業用プロテクトロンぐらいです。しかも扉がどこも板張りされていて、なかに入れなくなっているようです。こんなん、ダゲール司令官のクエストはどうなってしまうんですか? 別のロケーションに変更になったのかな?

ラッセル・ドーシー

こちらが今回のアップデートで投入されたラッセル・ドーシーという名前の新しい NPC です。ラッセルさんは父親が海軍に所属していたという軍人家庭の出で、めちゃめちゃ B. O. S. と親和性が高そうです。ここに来る道中でロブコの職員と仲良くなったそうで、彼からロボットをハッキングする技術を教えてもらっていたそうです。しかし、それにしてもここのセキュリティボット集団を一人で制圧して建設用に改造するのはいささかすごすぎませんか?

このアップデートで B. O. S. のラジオが途切れ途切れ聞こえるようになっているんですけど、私が聞いた限りではまだ英語のままでした。また安定の未翻訳放置ときたもんだ。

彼が言うには、アパラチアに戻ろうとしているのは全滅したタガーディズ・サンダーの生き残りではなく、本家カリフォルニアから新たに派遣されてくる西海岸 B. O. S. の部隊らしいです。今作はワシントン D. C. に近いし、ここで派遣されてきた部隊が居着いて、前作 Fallout 4 に登場した東海岸組になったりとかするのかな?

物資の寄付先

要塞化のイベント中は、指定のボックスに資材を寄付できるようになっています。このときは鉄を集めていました。

ATLAS のドナー物資

寄付すると「ATLAS のドナー物資」というボックスがお礼にもらえます。なかを開けるとスティムパックとかの詰め合わせでした。運がいいとレアなアイテムか設計図が入っていたりするのかな?

まあ、今のところプレイしているのはこんなゆる~い感じで、新しく設けられた釣り餌に食いつく気はありません。こんなんだからたぶん、次の更新は B. O. S. が帰ってきたあたりになりそうです。

指さし 二度目のワクチン製造と VAULT-TEC 大学卒業に続く
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