入植者とレイダー……というかほとんどローズ
久々すぎるプレイ日記更新。
新型コロナウイルスの騒動でしばらくブログの更新をとめていたあいだ、ゲームをすると言ったらほとんど Fallout 76 をやっていたので、スクリーンショットとかのブログのネタがけっこう溜まってきました。早めに消化したいので、今後しばらく優先的にプレイ日記を更新していきたいと思います。
ほかの記事(コレとかコレ)では先に、PC 版を購入して PS4版はプレイしなくなったという話を書いてきたんですが、今回の記事はまだ PS4版でプレイしていたときのものです。引き続き WASTELANDERS の序盤のクエストをやっていきたいと思います。
前回、監督官から依頼されたクエストどおり、新たにアパラチアに流れ込んできた入植者たちの拠点、ファウンデーションに足を運んで、みんなのまとめ役的なポジションにあるペイジさんに「お宅ら、スコーチ病の脅威にさらされてまっせ」と親切な助言をしてやった76のワイ。しかしペイジさんはにわかには信じられないという反応を見せてきました。なので76のワイが医療知識豊富な仲間を説得できれば、責任を持ってみんなにスコーチ病のワクチンを受けさせようという条件を提示してきました。ちなみにその医療関係の責任者らしいオーブリーという人物は今ファウンデーションから離れた監視キャンプにいるそうです。めんどくせっ!
仕方がないのでアパラチアの山岳地帯を縦断する荒れた境域の南の端までオーブリーさんを説得しに出かけます。しかしたどり着いたキャンプの周りにはすでに大量のスコーチがたむろしていて、不穏な空気が漂っています。
うるさい徘徊スコーチどもを片っ端から撲殺したあと、静かになった監視キャンプを見回してみると、すでにここは奇襲を受けてまともな人間なんて一人も生き残っていないようです。残されたキャンプの状況を調べて、襲撃について推測することができるんですが、調査を進めていくとオーブリーさんが生きている可能性が見えてきました。
ということで、たどり着いたのがこの崖に造られたシェルターです。S. P. E. C. I. A. L. の I と言えばワイのこと、天才的な頭脳を持つ76のワイがなんとなく直感で思い付いた筋書きではここにオーブリーさんが逃げ込んでいるはずです。じつは76のワイは道中フラフラ寄り道する性癖があるので、キャンプに来る途中でこの新しいロケーションにも気付いていましたが、ここは天才らしく空気を読んで新鮮な気持ちでなかに入ろうと思います。いや~、なかにはなにがあるんでしょうね?
ハイ、大きく開いたおでこをこれでもかと見せつけてくるオーブリーさんがいました。崖に穴を空けただけの掘っ建てシェルターはそれほど大きくないようで、76のワイがドアを開けると、すぐにオーブリーさんがこちらに気付いて近づいてきました。いや、むしろ近すぎです。こんなご時世だし、アパラチアはスコーチ病も蔓延しているし、人と話すときは三密を避けることを意識して、もうちょっと人と人とのあいだを空けようね! 76のワイとの約束だ!
自分から満員電車のごとく接近してきて開口一番「下がれ!」は草www
しかし、いちおうまともに会話できたオーブリーさん。さすが S. P. E. C. I. A. L. の I 仲間です。スコーチの襲撃を受けたばかりで身にしみているのか、少し話すとみんながワクチンを受けられるようにペイジさんに話してくれると約束してくれました。これでファウンデーションに戻ってペイジさんと話すだけで入植者側の説得は完了しました。チョロいぜ★
さて、次はアパラチアに戻ってきたレイダーどもを説得しないといけませんが、交渉の窓口なんて持ち合わせていない相手なので、監督官から言われたとおり、アパラチアン・レイダーの唯一の生き残りにして、イカれた改造 Miss ナニーのローズに橋渡しをお願いしに行きます。
しかしその前に自分の C. A. M. P. に戻って荷物を整理します。相変わらず荷物の重量制限がシビアなゲームです。Fallout 1st に登録したら最後、スクラップボックスがないとアパラチアで生きていけない体になることは易々と想像できます。
お家に戻ってきたので、ファウンデーションに行くついでにフリークショーで回収しておいた寄生虫の探し物を渡してやります。ところで彼がたまに口にする「いいやつだといいな」はだれのことを指しているんでしょうね……?
昔の仲間の恥ずかしい日記を無事に回収できたので、今度はもう一人、あやしい宗教にハマった別の仲間を助けてほしいらしいです。この寄生虫、前回から絶賛我が家にパラサイト中なんですが、すでに完ぺきなお使いクエスト臭がぷんぷんしています。寄生したうえに用事まで押しつけてくるなんて、寄生虫の鑑だな!
マップでそのセージという寄生虫の仲間の場所を確認したら、荒れた境域より高レベル地帯の沼地地帯とクランベリー湿原のあいだぐらいだったので、先に監督官のクエストを進めることにしました。
ちなみに寄生虫にはフランキーという名前の弟がいたようです。フランキーって、アパラチアで活動していたレイダーのなかにそんな名前の男いませんでしたっけ? ……って思って調べてみたら、私の勘違いだったようです。もう最初にプレイしてからずいぶん時間が経っているので、レイダー関連だけでなく、いろいろ物語の細部を忘れてしまっています。世界観の理解を深めるために、もう一度やり直して復習したい気分です。
お目当てのローズに会いに、世界の頂上までやってきました。Fallout 76 で元祖アパラチアのレイダーと言えば、このお方です。彼女が言うには、もともとアパラチアのレイダーはデビッド率いるカットスローツが一番ブイブイ言わせていた集団らしく、ほかのダイハーズ、グルマンズ、ブラックウォーター盗賊団、トラッパーズはカットスローツから派生したチームに過ぎないとのこと。縄張りや権力争いになれば、デビッドの後継者であることがレイダーの長として一番箔がつく証しになるそうです。あのバーベキュー大好きスコーチ、すごいカリスマ性だったんですね。レイダー復帰組を取りまとめているメグという人物も、それを喉から手が出るほどほしがるだろうとローズは推測します。
そのためにデビッドが持っていたお手製のトロフィーと、ローズの AI プログラムを持ってこいと言われました。ローズの AI プログラムには彼女のモデルとなったデビッドの愛人ロザリンとの会話も収録されていて、その肉声であたかもデビッドが「オレの権力を分けてやる」とレイダー復帰組に呼びかけているような放送用ホロテープを作れるらしいです。メグちゃんもこのレイダーホイホイを耳にすれば、トロフィーほしさにうっかり自分から誘き寄せられてくるだろうというローズの計画です。
自分の AI プログラムなのに、なぜデビッドの音声データがローズに利用できないのかと言えば、どうやらデビッドが感情的な問題で生前アクセス禁止に設定してしまったかららしいです。なのでオリジナルのマスターデータのようなものにアクセスして、ローズが彼の音声を編集できるようにしないといけません……が、なんかいいように理由をつけて、自分のオリジナルデータを入手する出しに使われているような気もしなくありません。今後の話の展開の伏線になっているのかも……?
いかにもレイダーらしいドクロのトロフィーは、世界の頂上からそう遠くないプレザントバレー・スキーリゾートのコテージですぐ手に入ります。あとは AI プログラムの在り処のヒントになりそうなものを探します。ローズ曰く、デビッドには、ことロザリンにかんして、ロマンチストでおセンチな一面があったようで、彼女との思い出に関連する記念の場所に隠してあるに違いないとのこと。
トロフィーと同じ部屋の机に、ロザリンの死後デビッドがメッセージを添えて隠していた写真がありました。リッパー路地の向こうの静かな場所が二人の特別な場所だったみたいです。この写真を見つけて地図を開けばクエストマーカーが表示されるようになるんですけど、いちおうマップ上に「リッパー路地」という名前のロケーションがあるのでアタリを付けて探し回ることもできます。
タイミングを逸して、写真の表面のスクリーンショットを撮れなかったんですが、このあとゲームの調子が悪くなったのでリログしたら、なぜか写真を入手したときの効果がまた出てきたので、斜めになった写真を撮ることができました。写真はロザリンの記念碑みたいです。
このゲーム、こういう遅延が多いんですよね。レジェンダリー武器もこんな感じでババーンと表示されるエフェクトなんですけど、忘れたころに出てくるので脈絡なく突然手に入ったみたいでビックリすることがあります。最近は、もう最初に作ってから久しいプロスナップデラックス・カメラの改造やフィルム作成が細工師の作業台でできるという案内がログインするたびに毎回出てくるので、永遠の初心者気分を満喫できています。知ってるから!
ということでロザリンの記念碑があるらしいリッパー路地の向こうに来ました。ウエストテック研究センターを臨む崖にあります。みんなの愉快なお友達のデスクローがいましたが、レベルがずいぶん下だったので苦労はしませんでした。デスクローなだけに。
記念碑はトゲトゲしたずいぶんとレイダーらしい装飾です。おまけに近くにロザリンが好きだったらしいオクスリがいっぱいお供えもののように置かれています。失敬、失敬!
お目当ての AI プログラムを手に入れたら、さっそくローズから通信が入って、どうやらホロテープが壊れているらしく、ソロモンの池で修理しないといけないと言われます。あのベヒモスが沸くところですね。なんでそんなところにという理由は、「いろいろ事情があって」というふうな感じでローズにごまかされてしまいます。ここもなんか裏設定があるロケーションなのかな?
クエストマーカーが出ているソロモンの池周辺の家を調べてみると、地下にそれらしい端末が置かれていることがわかりました。しかしパスワードでロックされているので、ハッキングのしようがありません。仕方がないので地上に出て周囲の探索を始めると、近くの仮設トイレにクエストマーカーが出ていました。トイレなんかに重要なパスワード置くなよなぁ……。
それにしてもあらためて見ると右端のクエスト一覧が画面からはみ出すほど増えていますね。いいぞ、いいぞ、核の死神になる以外にもやることがあると考えるとちょっとウキウキします。
しかし仮設トイレの近くには明らかにこのタイミングでスポーンしたらしい名有りの肥大化した光りし者が徘徊しています。名前があるっていうだけで特別感があるからもったいない感じがして迂闊に手を出せなくなっちゃうんですよね。しかしすぐに見つかって襲われたので、あっさり昇天していただくことに。特別なアイテムはとくに持っていませんでした。
エージェント・ケンジントンって、ちょっと古いけど映画『オースティン・パワーズ』が元ネタですかね? グールなうえに、こう肥大化されてしまうと、もとの性別なんてわからないので、案外まともな人間だったころはエリザベス・ハーレー並みに美人だったのかもしれません。南無……。
エージェントっていう枕詞から考えると、政府の工作員だったりしたのかな? ソロモンの池はスーパーミュータントのベヒモスがいる場所だし、エッカートあたりの政府の要人の息がかかったエージェントがここで戦前活動していたなんて設定があるのかな?
その後、回収したパスワードを使って、地下の端末で無事にホロテープが修復できたので、さっそく世界の頂上に戻ってローズに渡します。自分が知らないデビッドとロザリンの会話を、吐き気を催しながら確認するローズ。でも、ちゃんとデビッドが好きなようにプログラムされているんですよね……?
アパラチアに帰ってきたレイダー、メグちゃん一味を誘き寄せるデビッドの音声データを継ぎ接ぎで作ろうとしてくれたローズですが、決定的な「交渉」というワードが見当たらないので仕上げられないとのことです。なので、戦前デビッドが重役として務めていたアークトス・ファーマに行って、彼が「交渉」というワードを口にしている音声ホロテープがどこかに転がっていないか探して見つけてこいとまたお使いを頼まれます。
しかしデビッドって、大手製薬会社の重役だったんですね。納得! 医療系の仕事は高い知能と判断力が求められるし、経営者ならリーダーシップもレイダーを束ねる前から備わっていて当然です。医療系の仕事って、良心と利益の板挟みで、どっか感情的なところが麻痺しないと日々の業務をこなせないところがありますよね。それに会社のお偉いさんって、人の不幸に良心が痛みにくくて、効率や利益を優先できるほうが適材なので、どこか偏った人格をしている人が多いんですよね。サイコパスが多い職業ランキングで CEO はダントツのトップだったはずだし、医療関係者とサイコパスの関連性もしばしば指摘されています。たぶん、もとからレイダーに向いている人物だったんだと思います。
あと、WILD APPALACHIA で追加された Project Paradise とか、いろいろ実験していた形跡が確認できるアークトス・ファーマの関係者なら、特殊な機材を持つエージェントが出入りしていたソロモンの池のことを知っているのも納得です。たぶんデビッドもエッカートあたりと仕事で接点があったんじゃないかな? それでデビッド経由でローズもあそこに特別な設備があることを知っていたとか考えたら、線でつなぎやすいと思います。
ちょっと長くなってきたので今回はここまでにします。次回はアークトス・ファーマでデビッドの音声データを拾って、引き続きレイダーを誘き寄せる計画に取り組みます。このローズのクエスト、入植者側と比べてちょっと長そうですね。
クレーターのイカれた仲間たちを紹介するぜ★ に続く
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