気が付けば5月も終わりですね。新型コロナの自粛生活も先日、全国的に緊急事態宣言が解除されたので、まずは一段落というところでしょうか。とはいえ、ほぼ間違いなく第二波がくると言われているので、少なくとも今年の冬ぐらいまでは様子見が続きそうですよね。というか、これを機にもう元に戻らないものもあるんじゃないかなという気さえします。今までお仕事をいただいていた会社も廃業してしまったところがありますし。

仕事もそろそろ再開したいんですが、こればっかりは私一人がやる気になってもすぐに元通りになるものでもないので、以前と同じ調子に戻れるかどうかは微妙なところです。いい感じに戻ったと思ったら年末に第二波を受けて、けっきょく今と同じ低調に元通りってこともありえそう。それでもなにかしなきゃって、空いた時間で家の掃除をしたり、やらなきゃいけないことをちょっとずつ片付けたりしていたんですが、みんなが自粛しているあいだはそれほどはかどらず、相変わらず Fallout 76 をよくやっていました。

MODUS

PC 版で新たに作ったキャラクターは、物語の大詰めになるエンクレイヴのクエストに無事にたどり着けました。レベルもあともうちょっと続ければ PS4版のキャラクターに追いつけそうです。乗り替え当初は途中で飽きたら……なんて心配していましたが、新しいクエストが追加されているのもあって、気が付いたらレベルが上がっていたぐらいの感覚で楽しめました。今後はもう PS4版のキャラクターを使うことなく、ずっとこっちの PC 版で遊び続けると思います。

アパラチアを跋扈する Vault 76出身の先輩たちは、もうレベル100や200は当たり前になっているので、二桁レベルはまだ貧弱この上ないんですが――いや、取りたいパークは実際まだまだ山のようにあるので、以前のキャラクターに比べても物足りないのは確かなんですが、それでもなんとかエンドコンテンツにこっそり紛れてお邪魔できるレベルにはなってきているので一安心しています。反面、これから X-01を強化するキャップ貯金生活や、ブラストゾーンをめぐる山菜狩り生活が延々また続くとなるとウンザリするところもあります。やっぱりこのゲームのこういうやり込み要素はツボじゃないんですよね。

やり直しプレイは時間も忘れるぐらい楽しかったんですけど、レベルが上がってくると収納箱の容量がすぐカツカツになったり、ベンダーの所持金が少なくて持ち物を処分できなかったり、当たっているはずの攻撃ダメージがたびたび無効化されたり、クエストを進めるためにいちいちリログしないと進捗がゲームに反映されなかったりで、だんだんこのゲームのイヤな部分も鼻につくようになってきて、「そういうとこやで、バグスダ!」と思うところも多かったですね。でも、なんだかんだ一匹狼プレイでもオンライン化で定期的に遊び続けられるネタが投入されるようになったのはよかったかもしれないと考えられるようになりました。このゲームもよくなったもんです。

準備中のヘルヴェティア

ぼっちプレイなので不特定多数が集まって当然のイベントでも普段はあんまり足を運ぶことがないんですが、前回かなり好評だったと耳にして、ファスナハトはぜひ参加したいと思っていました。オマケでもらえる C. A. M. P. の風船とか、めっちゃかわいいもんね! 建築目当てで始めた人間としては、ここのかわいいお祭りアイテムは喉から手が出るほどほしい!!

でも始まる始まると聞いてからずっとヘルヴェティア方面の様子を見ていても、「準備中です」としか情報が得られず仕舞いでした。なんかイベント進行を妨げる不具合があったそうですね。さすが我等のバグスダ!

突然の英語ニュース

ファスナハトやる、ファスナハトできない、ファスナハト延期からのファスナハトやっぱりやるわの流れで、ログイン後すぐのメインメニューの案内が全部英語になったときに、英日ローカライズ班の困惑が見えたような気がしました。翻訳のツッコミも多いけど、自分がこれをやることを想像したら発光する嚢胞出てきそうですもん。

ファスナハトのパレード

そんなこんなでちょっと遅れて私もパレードに参加できるようになりました。調べたら毎時00分から開始する高頻度のイベントみたいです。進行不能バグがなくなった今は参加するのも簡単です。イベント自体が20分ぐらいなので、一度ログインして遊び始めると、WASTELANDERS のクエストちょっと進めて、時間が来たらヘルヴェティアに飛んで、また WASTELANDERS のクエストに戻って、そんなことしてるあいだにまた時間が来て~てな感じでちょうどいい流れができています。

どうやら一度や二度参加しただけでは報酬の設計図をコンプリートできないみたいで、低レベルから高レベルまでたくさんの人がここヘルヴェティアに集結していました。この写真を撮ったときはグラムも来てさらに賑やかでした。人が多いので正直、端っこでボーッとしててもイベント完了するレベルでなにもすることがないです。それでも「お祭りだから楽しめればいいんだよ!」な感じで、よくわからない楽しさがあります。このイベントはいいなぁ♪

冬将軍

ヘルヴェティアは設定ではドイツとかスイス系の移民が多い町らしく、スイスの有名なこのお祭りをするのにピッタリだったみたいです。これをやると、本場スイスのファスナハトを生で見てみたくなります。いや、コロナの脅威があるうちは無理だから、おとなしく Fallout 76 をやることにします。設計図は全然集まってないから、今後もちょくちょく顔を出す予定です。

埃っぽいモールマイナーの桶

反対に、参加しようという気力がまったくわかなかったのが、その前に開催されていたモールマイナーのイベントでした。レジェンダリー武器の整理と調達でラスティ・ピックに立ち寄った際にたまたま無線のノイズみたいな音が聞こえてきて、好奇心でのぞいた先にトレジャーハンターがいました。出てきたのは埃っぽいモールマイナーの桶(箱)です。結果はなにか忘れてしまうぐらいどうでもいい、既知の剥製の設計図でした。

精巧な飾り付きのモールマイナーの桶

それからしばらく我関せず状態だったんですが、荷物の整理にグラムに腐った肉を売りつけているときに、自分で素材を買って桶(箱)を作れることを思い出し、ひとつお手製の桶を作ってみることにしました。いや、公式の簡単な説明を斜め読みしただけの当初は、自分で中身を決められるイタズラ用の模造品かと思ってたんですが、キャップさえ出せば狩りをしなくても自力で作れるっていう措置だったんですね。なんかプレゼントを自分で用意して自分で開けている感があって寂しいんですが、それも中身次第……。

桶の中身

ハイッ!

悟りました。私、これで悟りましたわ。どうやらモールマイナーのイベントはレアなアタリのアイテムがごくわずかにあるだけで、あとはそれなりのレベルになればだいたい手に入れている、あるいは手に入れようと思えばなんとでもなるゴミが詰まっているかなり渋い内容だったみたいです。だって、一番いい箱でもラッドスタッグの剥製ですよ? バグなんじゃないの?

ファスナハトのイベント報酬があれだけ独自アイテム豊富なのに比べると、こちらのイベントはかなりのやっつけ感があります。Hard Bargain のパークを持っていても、この桶(箱)けっこう高かったのに、まったく割りに合いません。もはや詐欺レベルです。お金を巻き上げる目的があるガチャとかならともかく、バグスダはなにを調整したくてこのイベントを開催したんでしょうね? アパラチアのインフレーションでも懸念しているの?

相変わらず天才的なときとグダグダなときと、落差が激しいんですよね、この会社。

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