いつもどおり世紀末ワールドで配達をしていたはずの主人公サムが、気がついたら義母の組織の人間に囲まれ、義母の最期を看取って、さらに当たり前のように彼女の遺体を焼却所まで運ぶことになってしまったのが前回までのあらすじです。今回はそんな義母の遺体と一緒に野に放たれたサムが、焼却所まで行くふりをして48時間以上ブラブラするお話です。

アメリカ合衆国大統領だった義母ブリジット・ストランドの遺体を担いで出発すると、すぐに配達依頼元のブリッジズ長官ダイハードマンから通信が入って、お届け先である焼却所の位置を手錠端末で確認しろと指示が入ります。このゲーム、あいかわらず丁寧なんですよね。

ゲームの登場人物らの説明や、小説での記述を見るに、焼却所へは通常、セントラル・ノットシティとキャピタル・ノットシティをつなぐ道から途中分岐する形で、南側からトラックも通れる搬送路が伸びていたようです。しかし、その道はイゴール先輩の大爆発によって地形が変わって吹き飛んでしまい、利用できなくなってしまいました。仕方がないので前回ダイハードマンが説明していたように、サムは遺体を担いで徒歩で、直接北側から山を登って焼却所を目指します。

無線で一度サムに話しかけると口を閉じていられなくなったのか、ダイハードマンはしばらくしてからもう一度サムに話しかけてきます。今度は亡くなった大統領の志がいかに尊いものだったか、なぜ我々が彼女の意志を継がなければいけないのかというような語りです。

ブリジット・ストランド大統領はアメリカ再建の象徴だった。この国が分断し、人々が離れ離れになってからも、再びこの国がひとつになることを諦めなかった。アメリカ再建を願う人たちも、彼女を信じたからこそ、希望を捨てなかった。我々はこの国の再生を信じている。アメリカはまだ生きている。ブリジットの魂と共に。

ダイハードマン, Death Stranding

英語版ではブリジットの「死ぬことのない魂」と表現されていて、実際そうなのだから困るな~という感じになります。この世のあらゆるものを滅ぼす使命を背負った絶滅体のブリジット・ストランドは、前々から私のプレイ日記で指摘しているとおり、作中で捕食者のクモに例えられてきました。アメリカ合衆国の人々をつなぎ、国を再建することは、クモである彼女からしてみれば、獲物を一網打尽にする狩りの網を張り巡らせるようなもので、そりゃそんだけ利益があれば根気強く取り組みますよねという話になります。本能的な報酬も大きいので、モチベーションを維持するのも簡単でしょうに。

古い建物

久しぶりにサムを自由にゆっくり操作できるようになったので、義母の遺体を担ぎながら、キャピタル・ノットシティの周辺をブラブラお散歩してみます。都市の奥側には背の高い建物が建ち並んでいますが、近くに寄ってよく見ると骨格しか残っていない朽ちた建造物であることがわかります。時雨にでもやられたのかな?

新しい建物

現在利用されているのは、隔離病棟に近い北側のこちらの建物のようです。背が低く、壁が光を反射しています。この時代の建物は、時雨耐性をつけるために、人々に中毒症状が出ない程度にうっすらとカイラル物質を配合したコーティング剤が表面に施されている設定らしいので、必然的に似たような光沢を帯びた見た目になるみたいです。

あとは、建物から青い糸のような光が空に向かって伸びています。青は黒い BT のへその緒と違って、サムが拾える荷物や装備が落ちている場所から出るエフェクトと同じです。サムと同じフリーランスのポーターがいる場所からも似た青い帯が出ています。人がそこで日常の活動をしている目印になるんだと思います。

K2西中継ステーション

この後、サムが訪れることになる西の K2西中継ステーションからも青い帯が立ち上っています。そこに送られてきたり、これから送り出される荷物があり、そこで人が生活を営んでいることの証しになるんでしょう。

キャピタル・ノットシティの朽ちた古い建物がどれくらい前に放棄されたものなのかはわかりませんが、この時代に生きる人の社会が徐々に脅威に適応してきた変化を感じます。これもある意味、生存競争なんでしょうね。

最初の平原

敷地内の寄り道をしながら、入り口のゲートから出てきました。最初のただっ広い平原です。ロケットランチャーを抱えて、ここで巨大な魚型の BT と文句を言いながら戦ったのが昨日のことのようです。上の画像の右手にある何気ない岩って、一見すると地面から頭を出している岩とはちょっと質感が違う玄武岩っぽいので、じつは物語上なにか込められた意味でもあったのかな? ビーチは砂も岩も黒いみたいでしたからね。

ゲートを出てすぐ北側は海のような広い水域が広がっているんですが、けっこう浅く続いているので、どこまでいけるか試してみました。行き止まりまで行って、おもむろに荷物を降ろしてみます。結論はというと、「ブリジット・ストランド大統領の遺体は水に浮く」でした。サムはこのあと生きた女性も運ぶ機会があるんですが、同じ要領でタールのなかに降ろすと、彼女たちは沈むんですよね。水とタールは浮力が違うのかもしれません。

BONES

寄り道して、水浴びもして、気が済んだのでおとなしく焼却所へ向かいます。焼却所へは川に沿って川上の盆地へ登っていく形で行けます。ちょっと三途の川めいていますよね。安部公房の『なわ』で姉妹があがってくる川がまさにこんなイメージです。川に沿って歩き出すと、Low Roar の楽曲 Bones が流れ始めます。

Bones の歌詞は、昔の故郷や我が家のような、なじみ深く、居心地のいい場所から遠く離れて、自分が新しく望んだ場所に立つ男性と女性が代わる代わる歌う構成になっています。昔は愛していたけど今は違うという内容や、それでもあなたは私の一部というフレーズから、うまく立ちゆかなくなってしまった関係を受け入れつつも前へ進む二人の転換期の気持ちの切り替えが歌われています。

小説 DEATH STRANDING でサムはキャピタル・ノットシティ周辺のことを以下のように述べています。

北米大陸の東海岸――そこは、かつての合衆国の政治と経済の中心地域だった。だからブリッジズの拠点が存在し、大統領もそこで陣頭指揮にあたっていた。サムにとっては、苦い思い出につながる場所だったが、同時に幼少期の甘い記憶を想起させる場所でもあった。だから、ここに吸い寄せられた。こんな荷物を背負うと予想もせずに。

小説『デス・ストランディング(上)』

キャピタル・ノットシティはサムが家族と一緒に幼少期を過ごした故郷であり、同時に妻を亡くす事故を経て離れなければならなかった苦い経験をした場所でもあります。母親のそばを離れた息子という関係からも Bones の歌詞と少し重なる部分があります。ただ、アルバムのインタビューによると、この曲は別れた元カノとの関係を歌った曲で、彼女と最後に会った日に、偶然にも新しく制作される収録アルバムの方向性が決まったため、過去の恋人との関係と新しい自分の旅立ちを同時に歌った内容になったらしいです。だから女声パートは別れた恋人なんですよね。前回のプレイ日記にも書きましたけど、なんかブリジットはアメリを使ってサム相手に妙に女の部分を出してきているところがあります。

イゴール先輩の置き土産

川に沿って斜面を登り始めると、崖になった部分にロープやハシゴがかけられています。これを設置したのは先日爆発してしまったイゴール先輩です。イゴール先輩が初登場したプレイ日記に書いたんですが、彼はいろんな面でサムとの類似性があり、サムの先を名実ともに行く“先輩”になっています。サムは今回の任務でイゴール先輩が着ていたものと同じ死体処理班のオレンジのスーツを着用していますし、のちのちこのスーツで先輩から引き継いだブリッジ・ベイビーの BB-28と接続しますし、彼が設置したロープやハシゴを使って、彼が開拓したルートで死体を運びます。

……と言っても、私は初回プレイ時に配達ルートを確認する際、ここのルートは段差が大きすぎるのではと考えて、もうひとつ西側の谷から回り込んで行ったので、彼の設置物にはまったく気付かなかったんですけどね。こういう細かい仕掛けがあるなら教えてほしかったわ。

ロープ

ロープは使い終わるとサムが後ろに向かってペイッと投げるのですが、ギリギリの崖に杭が刺さっていたりすると安全な奥まで行ってからロープを手放すこともあり、角度によってはサムが投げることによってロープの末端が登った先に残って、下から登れない問題が発生することがあります。私、これけっこう気になってたんですよね。

亡きイゴール先輩の力を借りて崖を登り切ると、先輩が爆発してできた巨大なクレーターが一望できる高台に出ます。クレーターが見える距離になるとデッドマンから通信が入り、セントラル・ノットシティごと吹き飛んだ先輩の置き土産であることがわかります。デッドマンの説明が終わらないうちにサムが「ここがその場所か?」と独り言をつぶやき始めます。本当に、人の話を聞かない自由な男だな。

対消滅のクレーター

クレーターを眺めていると、瓦礫のような黒い影が重力に逆らって空に向かってゆっくり浮上していく様子が確認できます。さらによくよく見ると、瓦礫に混ざって人型の影も浮いています。どうやら対消滅に巻き込まれたセントラル・ノットシティの住民たちの死体もあそこに浮いているようです。

デス・ストランディングが始まった世界は、視認できない BT や、雨粒が最初に触れたものの時間を急速に進める時雨など、これまで当たり前だった物理現象が通用しなくなっていることが登場人物の言葉からわかります。物が空中で浮くというのも、デス・ストランディングに関わりが深いカイラル物質関連や、座礁地帯などの死の海に近い特異点で見られる特有の現象です。座礁生物であるクリプトビオシスもフワフワと浮いています。このクレーターもそういうことなんでしょう。

結び目

クレーターを眺めて、どこかで見たことある風景だなと思ったら、対消滅に巻き込まれたサムが結び目に行ったときの景色でした。あそこも無数の死体が浮いていました。デス・ストランディングで物が空中に浮いているのって、もしかしたら重力関連の物理法則が通じなくなっているというより、あの世を満たす海水の浮力が働いているからかもしれませんね。上で試したとおり、大統領の死体は普通の水や海水には浮くようでした。いっぽうで、タールは生きた人間が沈んでいくので、水よりは浮力がなく、少なくとも表面に浮いてとどまっていることができないようです。上まで浮くことなく、水流によって水中をフワフワと漂うぐらいの浮力なのが、あの世の死の海を満たすタールの浮力なんだと思います。

休憩中のサム

さて、お目当ての焼却所に無事に到着したわけですが、ここで重たい荷物を降ろして、巨大なクレーターから沸き上がる黒い影でも見ながらちょっと休憩しましょう。今回はここでタイトルのとおり、プチ実験をしてみたいと思います。

実験内容

義母であるブリジット・ストランド大統領の遺体を48時間放置して、ネクローシスを起こすかどうか確認します。

依頼内容の詳細

今回の配達依頼内容の詳細です。「受注から48時間が経過するとネクローシスを起こし、BT になる」と記載されています。ぼやぼやしてると、イゴール先輩と試みた死体運搬ミッションの二の舞になるというわけです。

小説では、大統領の遺体を運ぶサムに、デッドマンが通信で以下のように話しかけています。

なあ、サム。その、聞きにくいんだが、ネクローシスの予兆を感じたりしないか? 大統領は末期癌だった。全身が癌細胞に冒されていたんだ。それがネクローシス限界時間に影響するかもしれない。

……通常のネクローシスは48時間前後で起こる。だがそうじゃない場合もあるんだ、早まることもある、それで、心配になって。

デッドマン, 小説『デス・ストランディング(上)』

まあ、そのほうが自然だけど、ネクローシスはきっかり死後48時間と決まっているわけじゃなくて、状況や遺体の状態によっては短くなることもあるらしいです。重篤ながん患者の場合は、専門家のデッドマンが直感で早まる危険性もあると心配する条件にあたるみたいですね。48時間と定義されているのは確かにナゾです。普通、人が亡くなったらお通夜に葬儀で2日ぐらいで荼毘に付されるから、無縁仏の暴走みたいなイメージもあるのかもしれません。うちの親は早朝まだみんなが寝ているときに心臓発作で家で亡くなったので、かかりつけの医師が死亡診断を拒否して、警察が来て、裏口のカギが開いていたから事件性を否定できないとのことで、司法解剖をしているうちに、無事に火葬できたときにはとっくにネクローシスしてもおかしくない時間が経っていましたけどね(恨み節)。

しかし、ここで2周目プレイとなると、さらに根本的な疑問が出てくるわけです。最初の平原でロケットランチャーを担いで巨大な BT と戦った前世の記憶よりさらにさかのぼると、体外に伸びる黒いへその緒を持っていた大統領こそ、ビーチとつながることで大量絶滅を招く絶滅体なのではないかという仮説をハートマンが提唱していました。しかし、前世ではその時点でサムが彼女の死体をすでに焼却してしまっているため、ハートマンが具体的に彼女のなにかを検証することはできませんでした。ハートマンの仮説を聞いたサムが「ブリジットも絶滅体だったと言いたいのか?」と問うと、「いや、それはまだ断定できない。というのも、大統領の遺体は君が焼却してしまったからな」と返されてしまいます。

こう言われてしまったら、2周目のここらで自力で検証してみるしかないでしょう。絶滅体はへその緒でビーチとつながり、その結びつきからなんらかの超越的な力を得て死の座礁、つまりデス・ストランディング現象を引き起こしていると言われていました。ビーチとつながることで時間の流れによる影響を受けないことが大きな特徴で、過去の絶滅体と見られる生命体も、遺体が朽ちることなくキレイに残り、ネクローシスも起こしていません。ハートマンのように研究者らしい専門的な調べ方はできませんが、遺体がネクローシスするかどうかぐらいは調べられます。つまり48時間、大統領の遺体を放置して、適当に時間を潰せばいいわけです。

ケルン

検証方法は至って簡単! 休憩してひたすら時間の経過を待つだけです。ゲームを進めると時雨があがるまで待つための雨宿り施設が利用できるようになるので、それを使ったり、プライベート・ルームで宿泊したりして、時間をある程度一気に進めることができるんですが、この時点のサムにはそういう便利な施設が一切ありません。配送端末さえロックされて完ぺきに追い出されている状態です。子供のしつけとかで外に追い出されるアレみたいで滑稽ですね。「そこでお母さんの死体を見ながら自分がどんなにいけないことをしたのか反省してなさい!」みたいな。

仕方がないので三角座りで休憩し続けて PlayStation 4の電源をひたすらつけっぱなしにするしかありません。たまに家事の合間に気が向いたときにサムを操作して戻ってくると、小さなケルンができていました。ケルンって、登山用語なんですね。人工的に小石を積んで作った小山のことを指すらしいです。遭難者を弔う慰霊碑的なものだったり、記念碑的なものだったりもあるそうですが、基本的には登山者が休憩がてら手持ち無沙汰に積んだものだそうです。サム、めっちゃ暇やったんやな。

海老反り

48時間はさすがに長いので、あいだにセーブしながら PlayStation 4の電源を落とすことも何回かあったんですが、セーブデータをロードするとブリジットさんの遺体が海老反りしていることが何回かありました。彼女はエビだったのか……? エビは古くから日本では、ヒゲや背中の曲がり具合から長寿の象徴とされてきました。ビーチとつながりが強く、時間の影響を受けにくかった彼女との関連はあながち否定できません(できる)。

途中、大統領の遺体を置いてサムがブラブラ散歩に出かけると、そのことに気付いたダイハードマンから警告が入ります。さすがにバレてら! でもその後ブラブラし続けてもとくにペナルティーはありません。

対消滅のクレーターに面した焼却所の南側は崖になっていて下りる道がないんですが、無理矢理下ることはできないか試してみました。どうやら道になる段差があるかないかではなく、一定以上の高さまで下りると強制的にサムが結び目に連行される処置がとられるようです。ある意味、結び目からの復活ムービーになっています。

結び目で泳ぎまわっても、クレーターのそばには見えない壁があるので行けません。クレーターの方面を向いても、現実のような浮遊する瓦礫や人の死体ももう見えません。完ぺきにこっちに来て座礁しちゃってるから、海のほうにはなにも残らないのかな?

遠くに見える隔離病棟

焼却所がある高台の端から来た方向を眺めると、隔離病棟が見えます。遠いようで近い、このゲーム内の距離。てか、隔離病棟デカいな。さすが大統領の最期の地。

焼却炉

焼却所のなかには複数の炉が並んでいます。何人かまとまって亡くなる事故があっても困らないようにでしょうか?

シャンデリア

無機質で荒れ放題な焼却所ですが、天井には豪華なホログラムのシャンデリアがついています。たぶんラストの演出用だと思いますが、なにか物語上の示唆になっているのかはナゾです。ちょっとウィンドチャイムっぽいデザインですよね。つり下がった飾りの数も数えてみたけど、いまいちほかの数字とつながりませんでした。

カイラル結晶

焼却所の周辺は遺体から出るカイラル物質が溜まって死に近い場所になっていて、近隣に BT がひしめく座礁地帯があることも珍しくありません。ブラついていると立派なカイラル結晶を見つけましたが、まだ収集用の器具を持っていないので回収できませんでした。なんか違和感。

ロックされた配送端末

ヒマだったので、これから訪れることになるK2西配送センターまでブラブラと足を延してみました。残念ながらこちらの配送端末もロックがかかっていて、アクセスできませんでした。ベンジャミンさーん! 廃棄処分待ったなしの BB 連れてきたよ~! 燃やしちゃってもいいの~!?

放置トライク

外に放置してあるバイクならぬトライクもまだ使えませんでした。まあ、こっちは順当に訪れても充電しないと乗れませんからね。

誰もいないミュールハウス

さらにミュールのみなさんに挨拶しようと思ったら、だれもいませんでした。逆に新鮮です。

ミュールポスト

新鮮だなぁ~と人の家にズカズカ入って観察したあと、ミュール・ポストをチェックすることも忘れないちゃっかり者のサムです。中身は空っぽでした。残念! ……ハッ! もしかして今の世界がなにげに一番平和では? このまま義母を焼かずにミュールがスポーンしない世界を維持すれば安全ちゃうの?

帰ってきたサム

一通り散歩して気が済んだので、またお義母さんのもとに帰ってきました。気分転換に場所を変えてみました。そのせいか前回以上に反り返っています。今日もいい反りしてますねぇ~!

2日ぐらい休みなく外にいると、サムが単純に寝不足になるのか、たいして動き回っていなくても体力の上限値が一気に下がるんですよね。休憩のために座ったり立ったりを繰り返すだけで疲労の色を隠せない深いため息が出ます。一気におじいちゃんを操作しているような感覚に陥ります。頑張って、サム!

黒い粒子

休憩中に船をこぐサムを観察していたら、装備のあちこちから風にそよぐ黒い粒子が出ていることに気付きました。これって、カイラル物質でできた装備から出ているのかな? たしかに左肩のオドラデク周辺からよく出ているようには見えますが……?

巨大ケルン

ケルンもここまで大きくなりました。サムの手持ち無沙汰加減が伝わると思います。どんだけ暇人やねん!

結果予想

さて、48時間経過を目前にして、ここで結果を予想してみることにしました。私の予想は以下のとおりです。

1.なにも起こらない

ここまでやっておいて、一番おもしろくないパターンの筆頭です。ブリジットとアメリが絶滅体なのはエンディングの展開から間違いないので、おそらくネクローシスは高確率で起こりません。なので爆発は起こりませんが、拠点でぬくぬく待っているダイハードマンやデッドマンはそろそろヤバいことがわかっています。せめて「おい、サム! 早く遺体を焼却するんだ!」とか「早くしろ!! どうなってもしらんぞ、カカロットーッ!!!」ぐらいの急かすレアな通信ぐらいは入るんじゃないかなと期待できます。

2. めっちゃ怒られて強制やりなおし

48時間が経過した時点で、ダイハードマンあたりから「君には失望した」ぐらいのお怒りの通信が入り、爆発まで描かれずにゲームが配達依頼を受注した直後に強制リセットされたりする可能性もあるなと予想しました。

3. ブリッジ・ベイビーが代わりにネクローシスを起こして爆発エンド

この時点でサムは気付いていませんが、背中の背負子に付けられたバッグの中身は廃棄処分が決まったイゴール先輩のブリッジ・ベイビーです。前のムービーからこっそりデッドマンがサムの荷物に忍ばせていました。おそらく大統領と一緒に燃やす遺品っぽくしたのかな? こちらの BB もサムとの関係など、物語上死なない属性持ちだとは思いますが、バッグのなかではなにが起こっているかわかりません。じつは大統領の遺体を長時間放置する筋書きでは、バッグのなかでブリッジ・ベイビーがすでに中毒死していて、大統領の代わりにネクローシスを起こし、サムを相手に大爆発を起こしてなにがなにかわからないまま爆発エンドっていうのもアリかなと思いました。

答え合わせ

正解は、1の「なにも起こらない」でした。あれだけ24時間監視サポートすると言っていたダイハードマンもデッドマンも、都合が悪いのか無言を貫きます。何事もなかったかのように48時間が経過していきます。

48時間を2分経過

受注した依頼内容の画面右下に経過時間が表示されているんですが、すでに48時間を2分ほど過ぎています。ですが、だれもなにも起こさないし、だれもなにも言いません。

大統領の遺体

こちら、48時間経過した大統領の遺体です。イゴール先輩と運んだ遺体のように、腹部から黒い液体が染み出てくる変化も見られません。ネクローシスの徴候はまったく見られないと言っていいでしょう。

結論

反り返る大統領の遺体

ストランド大統領の遺体を48時間以上放置すると、遺体がたまに海老反りするだけで、とくになにも起こりません。

指さし 初めての BB 接続、初めてのお手製ヴォイド・アウトに続く
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追記 気まぐれ拍手のお返事
SAMEONE さん、嬉しい一言ありがとうございます。憂鬱な事態が続くなかで、うちのプレイ日記がなにか気分転換の気晴らしに役立てば幸いです。願わくば北米大陸のどこかでも、こちらからの「いいね!」が届くといいんですけど……。