ベケットとファウンデーション
監督官のクエストをやっていきます!
前回のプレイ日記でザ・ウェイワードのクエストが一通り完了して、クエストの最後にレジェンダリー武器が手に入った関係で、ラスティ・ピックに行ってレジェンダリー武器と証書の取引をしてみようというクエストが出てきました。マームルおばあちゃんがいつものバークレー・スプリングス駅から姿を消していたので、いつぞやのプレイ日記でどこに行ったのかと心配していましたが、ついにそのナゾがわかるようです。しかし、レジェンダリー武器の導入で終わるとなると、このザ・ウェイワードのクエストはつくづく初心者向けのチュートリアル構成だったんですね。
ラスティ・ピックに行くだけならお安い御用なので、さっそく久しぶりの積灰の山エリアへ。そしてラスティ・ピックのなかに入ると、いました! おばあちゃん、普通に営業してました! どうやらお店を移転しただけだったようです。こっちのほうがモールマイナーのお里感あるので、お店の位置としては自然ですよね。
せっかくなので、貯まっていた証書で2回ぐらいガチャしたんですが、あいかわらずゴミしかもらえませんでした★ しかし取引画面で気になったのが、「Vault の鉄片」と「レジェンダリーモジュール」です。私がまだプレイしてたときは、こういうのなかった気がします。とくに「Vault の鉄片」なんて字面、お宝が眠っている Vault となんか関係がありそう(あとで調べたらこの Vault の鉄は Vault 94のレイド絡みの報酬アイテムとして投入されていたもので、今回の WASTELANDERS とは関係ないようです)。
それから、積灰の山エリアに入ったときにレイダーの無線通信が聞こえてきて、新しいクエストが始まりました。なんかベケットとかいう人物がレイダー集団に捕まったらしく、これから痛い目を見るようです。好奇心に駆られた76のワイは、ベケットの悲惨な最期を見届けるべく、クエストマーカーが指し示すローリンス強制収容所に向かったのでした。
ここ、前は普通の作業地跡だった気がするんですけど、今はブラッドイーグルと名乗るレイダー集団のアジトになっています。その昔、無人のここで格上のセントリーボットと追いかけっこしながら死に物狂いで戦ったのはいい思い出です。清らかな精神を持つアパラチアのレイダー里帰り組は比較的温和なんですが、このブラッドイーグルは前回サマーズビルでも76のワイと交戦したように、視界に入ると銃をぶっ放してきたり、鈍器で殴りかかってきたりするレイダーらしいレイダーです。オレはお前らみたいなレイダーを待ってたんだ、おかえり!
外のうるさいレイダーを片付けて、アジトに転がっているめぼしい物を一通りいただいたあと、巨大なクレーンの内部に入るとベケットさんがいました。おや? この見た目、どこかで見たことあると思ったら、前回よそ様の C. A. M. P. で拝見した C. A. M. P. 寄生型 NPC の男性じゃないですか? 予想外にこんなクエストのこんな流れで仲間になるようです。
幽閉されているベケットさんは外に出してほしいと76のワイに訴えてきます。そのために一度クレーンの外に出て、レイダーのアジトに置かれているボス部屋のコンテナからカギを持ってこないといけません。ここはカギを取るとレイダー集団がリスポーンする仕様らしく、何度も交戦を余儀なくされます。私の場合は、私と同じペースでこのクエストをやりに来たほかのプレイヤーさんたちと微妙にタイミングが重なってしまい、外でスカベンジしているあいだにもリスポーンしてたし、自分がリスポーン組と戦ってるときにも別のプレイヤーさんがいたし、もう何回レイダーのリスキルをやらかしたかわかりません。やっぱりこのアパラチアでレイダーより心が歪んどるのは Vault 出身者なんやで。
そりゃ、レイダーも階段に挟まって死にたくなるでしょう。南無……。
ベケットさんを逃がしてやると、寄生本能がうずくのか勝手に76のワイの C. A. M. P. に向かいます。その前に大切な荷物が入ったカバンをヤツらに奪われたとのことで、取り返してほしいとそのカバンを持っているレイダーの拠点を教えてくれました。その拠点はこの強制収容所よりちょっと南にある新しくできた「スラッジワークス」というロケーションみたいです。
スラッジワークス攻略のくだりは、とくに苦戦することもなく、めぼしいイベントもなかったので省略します。奥の部屋にベケットから奪ったらしいバックパックがポンと置かれているだけでした。
奪い返したカバンのなかに、ベケットさんがずっとやりたかったらしいバーの設計図が入っていたので、自分の C. A. M. P. に帰って彼のブースを造ってやります。寄生虫はダッチェスさんのマネ事みたいなことをして食っていきたいようです。
ブースの設置が完了すると、どこからともなく助けた寄生虫がやってきます。この寄生虫は古巣のブラッドイーグルが大嫌いらしく、根絶させたいと言い出します。イメージとしては暴力団を脱退して76のワイのヒモ男になった感じでしょうかね?
ここからヒモ男のおねだりクエストが始まります。どうやら打倒ブラッドイーグルのために、まずは仲間を集めてきてほしいらしいです。ええ、私に。そのために76のワイが、脅迫のために日記を奪われていたヒャッハー仲間の日記を探しに行ったり、カルト教団にのめり込んだ別のヒャッハー仲間を説得しに行きます。……なんかそのうちエキセントリック少年ボウイみたいな腐れ縁チームができあがりそうな気配がするんだけど、本当にそんなメンツで大丈夫か?
バーは外に置いても自然な感じだったんですが、C. A. M. P. の建物の玄関入ってすぐのところに置いてみました。べつにお酒を取引してくれるわけではありませんが、こういうのがあるとお商売してる生活拠点感が出ていいですね。素直に好き♥
せっかく自分の C. A. M. P. に帰ってきたので、近くのキャンプ・ベンチャーに寄って、ある程度溜まった技術データを納品しに行くことにしました。しかしその途中に以前はなかった禍々しいロケーションができていることに気付き、寄り道してみることに。なかに入るとモスマン教のカルト信者と思われる人間がこちらを見つけるやいなや襲いかかってきました。今作のレイダー枠って実質コイツらなんじゃないのか? けっきょく探索は面倒になって中途半端に逃げてきました。たぶんこれだけのロケーションだと別のクエストで来ることになりそうなので、詳しい探索はそのときにまわします。
技術データを納品したあとは、寄生虫の日記回収おつかいクエストをやりつつ、監督官のクエストも徐々に進めるために、そばのファウンデーションを目指します。WASTELANDERS の目玉である二大勢力のひとつ、入植者たちの拠点ですね。
山岳地帯を南下していたら、これまたたまたま見つけたよそ様の C. A. M. P. に、見慣れない女性 NPC がいることに気付きました。まったく素性はわかりませんが、カーソルを合わせた限りでは、ダゲール司令官というらしいです。名前といい、出で立ちといい、うちの寄生虫とは格が違うオーラをヒシヒシと感じます。私はもうわかりました。この人のクエストのほうが難易度高いでしょ? 今から楽しみだなぁ♪
引き続きファウンデーションが築かれているスプルース・ノブまで徒歩で南下していると、近くのエメット山処理場に人間 NPC がいることに気付きました。どうもスカベンジャーの作業拠点になっているみたいです。前まではあちこちでひっきりなしにバリバリ鳴っていた印象でしたが、危険な廃棄物は片付けられたのか、かなり安心して立ち寄れるロケーションになっています。
前のアンカー農場とかもそうなんですけど、人間 NPC が投入されてなにが嬉しいかって、こういう安心して休憩なり荷物整理なりできるロケーションが各エリアに点々とできることで、お散歩のストレスがかなり抑えられることなんですよね。このゲーム、前作に比べてマップが広くなったわりには拠点らしい拠点もあまりなく、荷物制限の厳しさもあって、どこかを探索すると延々自分の C. A. M. P. や近くのベンダーまでマラソンが始まる苦痛がつきまとっていました。物を売るなら駅だけど、クラフト台が限られていて、本格的に荷物整理するなら自宅に戻らないといけないし、都度 C. A. M. P. も移動させられないしで、そもそも安心してトイレ休憩できる場所もろくすっぽないのが前からの不満点でした。こういうアップデートは本当に助かります。
鉱山の奥で責任者のマリオンさんという名前付き NPC を発見しました。でも今の段階ではどの会話の選択肢を選んでも自己紹介程度で終わってしまうようです。ここはファウンデーションに近いので、そのうちクエストで訪れることになるのかもしれません。いや~、楽しみだなぁ♪
ファウンデーションの入り口に続く坂道で、懐かしの会話が噛み合わないロボット組に遭遇しました。ちょっとさまようだけであちこちに変化が見られるこのアパラチアに、昔からあるランダムイベントも残っていると思うと、それはそれでほっこりします。宇宙人はいると思いますか?
そしてついに! デデーン! ファウンデーションに到着しました! ものすごくわかりやすい看板が出ています。
歓迎ムードの門番は「子供の前で汚い言葉を使わないこと」とかなり常識的なことを言っています。この世紀末になに言ってんだテメェ感ありますが、きっとこのコミュニティのなかでは同調圧力とか、いろいろあるんでしょうね。今作はレイダーですらかなり温和なので、入植者なんて優等生の集合体なんじゃないですか? たぶんそれでギスギスしてて、問題を抱えていると見ました。レイダーも入植者も、ちょっと前作や前々作とは毛色が違う印象なんですよね。ここらへんは選択肢で後戻りできないオンラインだからかなぁと推測したりもしています。
ファウンデーションのなかを見てまわっていると、ウォードという人が盗まれた機材を取り戻すクエストをくれました。表示のされかたを見るに、どうやらデイリークエストのようです。それに気付いた直後は、あの機械的に繰り返すだけのクエストが増えただけかと思ったんですが、この Fallout 76 だって、腐っても Fallout シリーズ作品なので、人間 NPC が相手なら、クエストの達成具合で NPC の態度が変わったり、変わった結果、ほかに影響が出たりというのも期待できるかもしれないと頭をよぎり、とりあえずやってみたいという意欲が出てきました。しかし、本当に Fallout らしさが出てきましたねぇ。それよりも根本的なところで「新しいクエストがいっぱいで困っちゃうなぁ♪」という嬉しい悲鳴も出始めています。この WASTELANDERS って……あ、いや、言葉にすると全部のメインクエストが終わったときにイヤなオチがつくフラグが立つような気がするので、のちの感想にとっておきます。
ファウンデーションのベンダーはサニーちゃんという名前のプロテクトロンでした。胸のマークを見るにレスポンダー仕様ですかね。人間 NPC が投入されたことで、ロボットのかわいさも際立つ気がします。サニーちゃんが「ファウンデーション」をどう発音するか気になったんですけど、いたって普通でちょっとションボリしました。新しい組織だから単語登録されてなかったのかな?
以前のスプルース・ノブから新しく生まれ変わったファウンデーションの拠点をモノレールのほうまで見学していたら、遠方から懐かしいピコピコ音が聞こえてきました。見下ろすとファウンデーションのゲートに向かうフェラル・グール士官の後ろ姿が!
今までの感覚だと、人間 NPC の拠点にいる最中になんらかのアボミネーションなり、敵が襲来した場合、NPC が撃退に動き出してくれるものと思い込んでいたんですよね。しかし、Fallout 76 は勝手が違ったようです。ファウンデーションの入り口に向かったフェラル・グール士官は、普通に入植者に溶け込んで敷地内を歩きまわっていました。敵対しないバグかなと一瞬思ったんですが、76のワイを見つけるとめっちゃ追いかけてきたので、たぶん人間 NPC とは敵対しない仕様なんだと思います。ファウンデーションでちょっとだけ追いかけっこしてみたんですけど、シュールな絵になってしまいました。やっぱり世紀末の優等生どもはどっか感覚が歪んでいるらしいですね。
ひょっとしてこれって、士官が核発射用の暗号コードを持つ特殊なエネミーだからですかね? 士官がプレイヤー以外の NPC に殺されることがあると、クエストの流れとか、ゲームシステム的になんか不都合があったのかなとちょっと頭をよぎったんですが、もし人間 NPC がすべてのエネミーに反応してくれない仕様なら、安全なロケーションが増えたと喜んでいた私はたんなるバカです。あ~も~オンラインじゃない続編作っておくれよ~!
入植者とレイダー……というか、ほとんどローズに続く
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