PC 版で WASTELANDERS の Vault 79のクエストを終えたあと、過去にプレイしていた PlayStation 4(PS4)版のアカウントを掘り返して別ルートで仕切り直している Fallout 76 のプレイ日記です。PC 版はクレーターのレイダー連中と組んだんですが、PS4版ではファウンデーションの入植者と Vault 79に突入する予定です。前回から引き続き、突入前の準備を仕上げるところから始めます。過去にやった同じ準備クエストは、できるだけ以前と違う選択肢を選ぶようにしています。

そんなこんなで、「ツーガン」だか「トゥーガンズ」だかわかりませんが、二丁拳銃のジョニー・ウェストンに誘われるがまま、クランベリー湿原の「ワトガ市民センター」にやってきました。ジョニーさんの奴隷のフリをして会場に入ると、強制的に首輪を装着させられるんですが、今回は首輪を付けた状態でも上からヘルメット付きの全身パワーアーマーでアリーナに出陣することができました。前回パワーアーマーを使えなかったのは、私の環境でたまたま起きた気まぐれ不具合だったのかもしれません。それか、案外こっちが想定外のバグという可能性も否定できないと思います。

いずれにせよ、今回はパワーアーマーをきちんと着た状態で戦えたので、闘技中に死ぬことはありませんでした。第二ラウンドのフローター軍団が鬼畜だと思っていたんですが、アレ、前ラウンドで脱落した核のドン特製ドラッグをくすねてガンギマリ状態で挑むとそれほどでもありませんでしたね。これを考えての難易度だったのかと今さらながら思ったりしました。ま、PC 版のムキムキ女装家おじいちゃんより、こっちは無駄に Endurance に振っているので、もともと死ににくいキャラクターではあるんですけどね。

ところで、今回ちょっと余裕があったので、気になることが出てきたんですが、この第二ラウンドの最後で見せしめに頭を吹き飛ばされる競技相手の「デスクラウス(Deathklaus)」さん、実況のかたがどうも違う名前で呼んでいた気がするんですよね。「デスクロス」とかそんな感じで、母音の「ア」の要素が聞き取れなかった感じがするんですよ。気になったので、よそ様の実況動画を観てみたら、リリース当初は「デスクロー」って訳されていたみたいですね。最初は余裕がなくて気付かんかったなぁ~。

デスクローですか……。私の気のせいじゃなかったら、これはもう、訳語の統一以前の誤訳ですね。とりあえずテキストは修正したけど、音声までは差し替えられなかったとか、そんな感じかな?

あやしい翻訳と言えば、前回取り上げなかったんですけど、クエスト途中のタスク「番号札を取って、順番をお待ちください」もあいかわらずちょっと変なんですよね。上下に並ぶほかのタスクを見てもわかるんですが、これまで訳出されてきたクエストのタスクは、原文が命令形と同じ動詞から始まる文章で「○○をする」みたいな言い切りで訳されているのが基本です。でもこれだけなんか、丁寧な命令形として解釈されているんですよね。

原文は“Sit and wait to be called(座って呼ばれるまで待つ)”なので、もとからここだけ文章が特殊ということはありません。そもそもクエストやってて疑問に思ったんですけど、その「番号札」どこから出てきたんだって思いませんか? だって、ゲーム内で実際にすべきことはベンチに座ることだけですもん。だから私は誤訳だと思うんですよね。たぶん、翻訳作業中にデータベースかなんかで過去の対訳を参照して、シチュエーションをちゃんと確認せずに、前回と同じだろうと決めつけて、そのまま日本語訳を貼り付けてしまったんじゃないかなぐらいに推測しています。

前回気になっていた、マキシマム・マディーに八百長を頼むチャンスがやってきました。彼女の首輪に細工して、爆発しないようにしてあげると、お礼に76のワイを勝たせてくれるというアレです。前は正々堂々と戦って、第三ラウンドの終わりに見事、彼女の頭が吹っ飛んだんでした。爆弾を外すと彼女に大逃走のチャンスが訪れるので、八百長すれば生き残るルートもあるのかなと気になっていました。

でも、気になっていた八百長を頼んでも、けっきょく爆弾は取り除かないらしいです。ジョニーさん曰く、「心配するな。あの女が悪いんだ。彼女は自分の子供たちを殺して食ったから、奴隷として売り飛ばされたんだ」とのことで、どちらにしても当然の報いとして、脳みそを木っ端みじんにされる運命みたいですね。

さようなら、二人目のマキシ“ママ”・マディー。

子殺しの女がこう厳しい私刑を無関係の人からもくらうのって、昨今の児童虐待死で母親が社会的につるし上げられる現象にも通じるところがあるのかな? もともと、小児性愛者や児童虐待者って、欧米の刑務所では真っ先に始末されるらしいですしね。マディーがどういう事情で我が子を食うようになったのか、気になるところです。

マキシマム・マディーの生死は変えられないようですが今回、八百長を頼んだことでアリーナの護衛に「グレン」という名前があったことが判明するという収穫がありました。ご主人様がマディーに八百長を持ちかけているあいだに一生懸命、雑談に励んでみると、グレンさんは生まれて間もなく大戦が勃発して、14歳で親を亡くし、ここを取り仕切っているサージェントさんと拳で語り合って今の仕事を獲得したらしいことがわかります。なんか私の知らないところで、ちゃんと細かな護衛にまでバックグラウンドが作られていたことに感心しました。

それだけじゃなくて、彼は気になることも口にするんですよね。

ああ、そうだ! 奴隷じゃなく、自ら志願して戦った女がいたな。そいつがデカいヤオ・グアイの背中に登って、そこらを乗り回したんだ。ヤオ・グアイは暴れ回ったが、その女はサビついた有刺鉄線を取り出すと、そいつの頭を切り落としちまった。そしてサージェントの膝の上にその頭を投げつけて、足下にツバを吐いた。あんな奴は見たことねえな。彼女は報酬を持って消えちまった。

グレン

この女、これから出てくるのか、すでに出ている女なのか気になります。案外こういうことやるだけなら、ロクシーさんがお散歩ついでにワトガまで来たとかあるかもしれませんけど、有刺鉄線なんて使う女いましたっけ? なかの人つながりでワンダラーさんのギターの弦って、じつは有刺鉄線なのかな?

76のワイが勝ち抜いて、サージェントさんに買い取られる場面まで来ましたが、ここでジョニーことレジナルド様が「これから、サージェントが優勝杯であんたに一杯勧めてくる」というセリフを一行飛ばしました。「手短に話すぞ」の次のセリフで即「それには鎮静薬が仕込まれてる」と言い出すので、「それってなんだよ!?」というツッコミを避けられない状況になっています。前世の記憶がなければ脚本のせいにしていたところです。彼が戦前、役者として大成できなかった理由がわかりますね。これまでのプレイ日記で、何度かセリフのおかしいところをツッコんできましたが、意外とこういう細かな不具合でセリフが一行スキップされているなんてこともありえそうですね。もとから突然英語で話し出したり、セリフの途中で話すのを諦めて次のセリフを読み出したりするようなゲームだし。

今回の攻略は、面倒なので救出対象のハルさんがあけておいてくれた本棚裏の穴を通って、ステルス状態の最短ルートでジョニーさんに合流することにしましたが、最後の最後にアリーナのステージまで見張りに来ているレイダーが一匹いて、殴り合ってタレットが起動する泥沼の最中にひっそりとハルさんが殺されてしまいました。気が付いたらすべてが済んでいる状態で、余韻もクソもありません。

前回はジョニーさんの分け前を50%に引き上げるおねだりを却下しましたが、今回は潔く認めてやる選択肢にしてみました。どうせ今回は彼と一緒に仕事するつもりないですからね。するとクレーターの評判が下がりました。メグ母ちゃん的にも半分はさすがにあり得なかったようです。まあ、取らぬ狸の皮算用です。

なんだかんだジョニーさんのクエストが完了して、クレーターのレイダー側は Vault 79に攻め込めるようになりました。テンションが上がってきたのか、分け前の件で怒っているのか、メグ母ちゃんに話しかけると安定の母国語でペラペラと呼びかけてきます。しかし、すまん! 今回の76のワイは、ファウンデーションの入植者たちと一緒に Vault に行くと決めたのだ!

ところで、このメグ母ちゃんの突然のネイティブ返り、PC 版と PS4版で場所が違ったりするんですかね? 翻訳のバージョンとかも足並みそろってない可能性ありそうですよね。

さて、本命のファウンデーション側の準備を整えていきます。このあとにラドクリフ軍曹が「俺たちを撃たない奴にはボーナスポイントをやってる」と言い出すことを知っていた76のワイは、沼地地帯の「荒らされたバンカー」に到着するや否や、話しかけるよりも前に彼らに発砲してみることにしました。テスラライフルで一網打尽だと思ったんですけど、初心者も安心のセーフティロックがかかっていて、ダメージが通りませんでしたね。せいぜいラッキー一等兵とフィールズ大尉が姿勢を変えただけでした。最近、物を取るだけで周囲の NPC が牙を剥いてくる Fallout 4 の仕様を思い出して 76 はぬるま湯だなとしみじみ思った76のワイです、こんにちは!

この76のワイの攻撃を通さないバリア、遠方からだとだれに照準を合わせてもラッキー一等兵になります。フィールズ大尉はワンコだった説ありまっせ。

そして、初回も気になっていた自己紹介の豊富な選択肢がやってきました。どれにしようか悩んだけど、やっぱりここは「ボロボロのドレス」を今でも愛用しているので、オーダー・オブ・ミステリーの一員を名乗ることにしてみました。

すると、意外なことに隣のトンプソン軍曹がかなりの勢いで食いついてきました。「ブレード・オブ・バステトがあるの?ボイス・オブ・セト? アイ・オブ・ラー?」と早口にたずねてきます。収納箱がいっぱいすぎて役に立たないから全部処分したなんて言えない76のワイです、こんにちは!(PC 版ではちゃんと保管しているからセーフ!)軍役に就くような女性なら、子供時代に一種のあこがれを抱いて育ったのも自然なのかもしれませんね。

のちにファウンデーションで手に入る資料の情報が本当なら、彼女はここに来る前のザ・ピットでの激戦で足の指を3本失っている勇者っぽいです。フィールズ大尉もヒザをやられているらしいし、この後の任務にラドクリフ軍曹しかついてこないのは、ついてこれるコンディションなのが、もはや彼一人しか残されていないからかもしれませんね。彼もひょっとしたら足の指を1本失っている可能性があります。

トンプソン軍曹の勢いに、さすがにたじろいだフィールズ大尉が「下がっていろ」と制して、なんと、ここでもう一度自己紹介の選択ができるようになりました。もう一回選べるドン! でも、ミストレス・オブ・ミステリーの自己紹介が冗談で流されたようでちょっとシャクです。あのクエスト、けっこう長いんだぜ!

仕方がないので、エンクレイヴと迷った末に、相手と距離が近いタガーディ中尉の名前を持ち出して反応をうかがうことにしました。大尉は彼らとも連絡を取り合っていたそうで、中尉を「素晴らしい兵士」と称賛し、グラスド洞窟でのタッチダウン作戦で「彼らはぱったりとレーダーから消えたんだ」と、行方不明、あるいはすでに死亡していることは把握済みだと話してくれます。加えて、「それも、こちらへ向かおうと決めた理由の一つだ。ペイジと協力していた民間人に会ったのは、まったくの偶然だった」と明かしてくれます。最後に笑顔で「だがその情報を伝えようとしてくれたことには感謝する。私の質問にもその真摯さで答えてくれるか?」とかなりいい手応えが返ってきました。なんか回答の意図としては、「おまえら軍がなにしようとしてたか知ってるけど、けっきょくなにもできなかっただろ」というような反抗的な76のワイのニュアンスが入っていると思ってたんですが、軍人の誠意を見せる選択肢だったようで、前回よりかなり距離が縮まった気がします。かなり好印象だったみたいですね。いや、これで出会い頭に発砲してなければな~……。

自分の Vault の真の任務を知っているかと聞いてくる質問も、前回は「戦闘用ハムスターの訓練」と茶化していましたが、今回は真面目に「監督官がアパラチアの核ミサイルサイロを確保するはずだった」と答えると、「それなら Vault-Tec の M. O. とも辻褄が合う!」と純粋に感嘆していたので、もしかしたら普通に知らなくて質問していただけなんですかね? てっきり「おまえ何様だと思ってんだ?」とか「自分の任務もちゃんと理解せずに踊らされてたくせによ」とかいう感じの煽りだと思ってたんですが、私の勘違いだったのかな。彼らも絶望的な状況のなか、情報を手探りでかき集めて、なんとか生き残ってきたのかもしれません。

ちなみに、ここで彼が言う“M. O.”って専門用語っぽく原文のまま訳出されてますけど、私の勘違いで本当に Vault-Tec の専門用語じゃないなら、たぶん“modus operandi(手口、ビジネスにおける取り引き上の手法)”の略語ですよね。これはこれでフィールズ大尉が横文字ビジネス用語を多用するうわべだけの上司っぽくていいかもしれませんが、この会話の流れなら自然な日本語に置き換えたほうがよかった気がせんでもないです。

そして、最後に、ラドクリフ軍曹から例のボーナスポイントをもらえました。けっきょくくれるんかい! だれでもええんやないか。

米国陸軍の生き残りのお眼鏡にかなったようなので、ラドクリフ軍曹とお隣のクランベリー湿原にある「ロブコ研究センター」に向かい、研究員の脳を使ってちょっくらロボブレインとしてよみがえらせてきます。

PS4版の76のワイは、PC 版ほど Intelligence にポイントを振っていないので、瓶詰めの脳を見てもどういう性質持ちかわからないようです。「うん、どう見ても脳だ」という、ものすごくアホの子っぽい感想を教えてくれます。うん、わかる。でも、これが普通か。

とは言え、76のワイは記憶力に優れていて、前世の記憶をばっちり参照できるので、今回の選択肢は固定武器研究主任のディアス博士か、かわいそうなジーナさんの二択になることは明白でした。これもかなり悩んだんですけど、ストレートに研究主任に行かず、ジョーカーっぽいかわいそうなジーナさんの脳を選ぶことにしました。ロボブレインの脳候補に挙がる三人のうち、研究主任、エンジニアときて、ジーナさんだけどういうポジションで研究に携わっていたのかまったくもって不明だったんですよね。

ロボブレインとして不本意にも目を覚ました彼女に、Vault 79の強力なタレットを無効化するツールを開発してほしいと訴えると、まるでディアス主任のように自分勝手なことを言うとこぼします。どうやらジーナさんもここの固定武器開発プロジェクトに携わっていた開発者で間違いないようです。うつ病かなにかを発症してプロジェクトから離れようとしていたものの、おそらく優秀だったためにディアス主任に無理やり連れ戻されて働かされていたと推測できます。彼女自身は、悲しさという感情が前面に出された説明でしたが、じつは主任が忙しくて手が回らなかったバグを発見していたりと、頭脳面で引けをとらないんじゃないかと思わせる言葉を口にします。たぶん、この人の脳、アタリだと思います。だって、ディアス博士のほうは、明らかに人殺し大好きなサイコパス感ありましたもんね。専門知識豊富でも、どんなツール作られるかわかったもんじゃないです。

ロボブレインとしてよみがえった社員にツール作成を依頼すると、セキュリティボットを撃退する防衛クエストっぽいものが始まるのは前世と同じなんですが、ジーナさんはけっこう冷静に専門用語を交えて作業内容をつぶやきながら「必要以上にややこしくすることはないから、分かった?」と本当に頭がよくて仕事ができそうなヤツがつぶやく言葉を発しています。前回、一番平凡でトラウマがなさそうだと言われていたグレッグさんは、作業の後半にディアス主任への恨みを爆発させて、彼女の脳で狂ったことをやらかしそうな気配を漂わせていましたが、ジーナさんは「しばらくここに腰かけて私の新たな存在をじっくり考えてみようと思うの」と、とっても無害なことしか言いません。さては、この人、一番まともだったのでは……? こんな研究してたら、真っ当な人ほどうつ病になりそうなもんですしね。

そして、できあがったツールが、上のとおり「ロブコの便利ツール」ですってよ! なんと、グレッグさんと作るツールが違います。「軍用規格ツール」はどこに行った……。

でも、普通に考えて、「ロブコの便利ツール」のほうが、汎用性高くて、使いやすそうじゃないですか? 「軍用規格ツール」って、政府提供の公式ソフトウェアが一癖も二癖もあって使いにくいときのあの感覚を思い出してしまいます。たぶん、グレッグさんよりジーナさんのほうが頭いいんだろな。てか、これ、このあと発揮する性能も違ってくるのでは……?

とにかく、これでファウンデーション側の突入準備も整いました。次回から Vault 79にファウンデーションのみなさんと一緒に入っていきたいと思います。ここから未知の領域です! 楽しみ!

 ペネロペ・ホーンライト誘拐事件に続く
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