年が明けたぞ、Fallout 76! 新年になっても、まだまだ Steel Dawn の序盤のクエストをゆったりまったり進めている76のワイです。Twitch のほうも、今年初の配信でした。明けましておめでとうございます。年始から新型コロナウイルスの緊急事態宣言でバタバタしておりますが、みなさんはお元気ですか? 私は思いっきり振り回されています。例によってこんな期間はリアルの都合で素っ頓狂な更新ペースになること請け合いです。

パーティー

久々にアトミックショップを覗いたら、無料のポスターがあったのでいただいてきました。これ、Vault-Tec 大学のパイ・ハウスにあった酒乱パーティーの手作りポスターじゃないですか? ヌカ・シャインのクエストはバカさ加減がちょうどいい塩梅で大好きだったんですよね。ビブ兄さんも大好きでした。しばらく C. A. M. P. に飾っておこっと。

Scribe of Avalon

あらためて今のシーズン3で提供されているスコアボード“SCRIBE OF AVALON”のデザインを見ていたんですが、完ぺきにスター・ウ……ッ!

さて、前回は ATLAS 砦の B. O. S. のイニシエイトとして、困っているアパレイチアのみなさんを助けていたら、B. O. S. のマーク入り特製ミサイルランチャーが流出していたことが判明し、その流出先のひとつであるファウンデーションまで武器の回収に向かうことになったのでした。ついでに、食料や飲料水を取引する契約も取り付けないといけません。忙しいイニシエイト、76のワイです。おつかいなら、ぼくにまかせて!

クエスト内容

Pip-Boy でクエスト内容を確認したら、オプションでナイト・シンと会話する選択肢が出ていたので、話しかけに行こうと思います。

容赦ないナイト・シン

ナイト・シンとの会話は、なにかクエストを進める糸口とかヒントになるというより、厳格なナイト・シンの容赦ない考えかたが垣間見えるだけのシーンだったみたいですね。「必要ならばあらゆる手を使え」という言葉に、彼の思想が表れています。強引だなぁ。

パラディン・ラフマーニからファウンデーションと友好的な取引を結ぶ指令を仰せつかったと告げると、「私なら別の決断をしただろう」と暗に上司の判断を否定する言葉を吐きました。76のワイに先輩風を吹かして言い聞かせる「指揮系統を尊重することだけは忘れるな」は盛大なブーメランです。「個人の思惑は関係ない」と言うので、Perception 5以上で選択できる「だがあなたは実際、その件について意見があるじゃないか」という選択肢でブーメランが深く刺さるようにしてみました。彼は「『取引』などに頼らず、我々自身の力を信頼し続けることで、我々の力は増すと思う」という本音を垣間見せると、さっさと行って、任務を遂行しろと76のワイを追い払うように会話を切り上げました。う~ん、強引だなぁ。

物資室

ということで、クエストのオプションが潰れたので、おとなしくファウンデーションにやって来ました。ファウンデーションやクレーターのファスト・トラベルが無料になったのはいいことですね。クエストマーカーを追ってファウンデーションの端まで来てみると、“SUPPLY ROOM”と看板が掲げられた部屋がありました。前はこんな部屋なかったと思うんですよね。なかはインスタンスエリアになっています。

グロリア・チャンス

パラディン・ラフマーニが交渉相手として名前を挙げて指定してきた物資室の責任者を見つけました。グロリア・チャンスさんです。あのサニーのお店に並ぶ商品も、もとはここで仕入れているそうです。76のワイも食料の仕入れ先業者と勘違いされていますが、B. O. S. の使いだと訂正しておきました。ウソもついてみたかったけど、あまりにもバレそうだったので選びませんでした。うまく2500キャップをもぎ取ったとして、その後の B. O. S. の交渉はどうする気だったんだろ?

スティール様

なんと呼べばいいかと尋ねられた際の返答にあった「鋼の意思」の翻訳が気になったので、原語を調べてみました。その前のグロリアさんの質問「何のご用かしら、えっと、お客様…? それとも陛下? スティール様?」の部分が“How can I help you, uh, sire…? Your Majesty? Your Steeliness?”でした。“Brotherhood of Steel(B. O. S.)”の“Steel”にちなんで、殿下を意味する“Your Highness”を“Steeliness”にしてあるんですね。ここの翻訳は直訳だと意味をなさないので、訳者のセンスが問われますね。

そしてその答えが「『鋼の意思』か、そうだな」と彼女の提案の後者を採用する内容になっています。彼女のセリフを「スティール様」にしたんなら、続く76のワイのセリフも「スティール様」で統一してほしかったところです。たぶんこっちは大文字になっていることを強調程度でしかとらえず、普通名詞として訳出したんでしょうね。

それにしても、ただの下っ端の使いなのにものすごく仰々しい敬称が持ち出されています。彼ら一般の入植者からしてみれば、B. O. S. がどういう存在なのかという印象がここに表れている気がします。もちろん皮肉が込められているんでしょうけど。

食料や飲料水を B. O. S. に差し出す契約は、その見返りに B. O. S. から武器を仕入れられることを見込んでの提案だったようです。しかし、すでに彼らは B. O. S. から流出した例の特製ミサイルランチャーを手に入れているため、今となってはこの契約に乗り気ではないみたいです。念のため、彼らが本当に例の武器を手に入れているか、きっちり確認することにしました。

タッド

グロリアさんの旦那さんのタッドさんによると、その武器には B. O. S. のロゴが入っていたそうです。まず間違いありませんが、実際に見てみたいと掛け合うと、すでに警備担当の入植者たちが武器の性能テストのためにここから持ち出したあとだったみたいです。

テストに持ち出された例の武器

試験場はイースト・マウンテン監視地点というロケーションだそうです。代表者はマイクという名前らしく、もうここを出てからずいぶん時間が経っていると言います。追いかけて武器を実際にこの目で確認することにします。

タッド・チャンス

タッド・チャンスさんは、上にも書いたとおりグロリア・チャンスさんの旦那さんなんですが、最初に話したときは、そばにいながら「俺は休憩中だよ」と言って相手にしてくれないし、あまりいい印象がありません。

オタク向けグッズの取引交渉

物資室のなかを見てまわると、食料や武器などの生活必需品以外に、プレミアがついたフィギュアとか、オタクが喜びそうなグッズを手に入れようと交渉している手紙が見つかります。宛先が“T”なので、タッドさんとやり取りしていると考えてまず間違いないはずです。この人、職権乱用で、職場のお金を不正利用してないかな……? しかもオタク向けのコレクターズアイテムを手に入れるために使うっていう、めちゃくちゃ煩悩にまみれた私利私欲な目的です。ただ、戦利品を隠そうとせず、ちゃんとケースに入れて飾っているので、もしかしたら奥さん公認の趣味なのかもしれませんけど、なんか裏がある人間じゃないかという可能性を疑ってしまいます。

次のクエストの内容

そんなわけで、物資室をいったんあとにして、武器の試験場に向かうことにしました。クエスト内容を確認すると、「例の危険なミサイルランチャーをいくつか入手したことの裏付けが取れた」となっているので、じかに見ていなくてもファウンデーションに武器が漏れていることはこの時点で確定のようです。

イースト・マウンテン監視地点

マップで確認したら、イースト・マウンテン監視地点はまだ発見していなくて、ファスト・トラベルできませんでした。あとで現場を探索した感じ、前からあった場所のはずなんですよね。しかも行った記憶があります。PlayStation 4(PS4)版で行っただけかな? ここは難易度が一番高いクランベリー湿原エリアの手前ギリギリのところにあるので、もしかしたらベースゲームの最後らへんで、クエストに絡んでいない場所は飛ばして、わざわざ未発見のロケーション潰しをしていなかった可能性があります。あるいは、もしかしたらアップデートに伴って新規ロケーションとして情報がリセットされたのかもしれません。まあ、今回あらためて行くことになったので結果オーライ。

悲劇のあと

ボチボチ歩いてたどり着いた目的地は、監視塔のそばに大穴があいていて、あきらかに以前とは様子が違っていました。周囲に散らばった死体を確認すると、ファウンデーションからやってきた人たちで間違いないようです。こりゃあ事件ですね!

ここはどうやらオポッサムが湧くポイントになっているようです。今後もし写真撮影の必要があれば来ることにしましょう。

武器のデモンストレーション

近くにこれ見よがしにホロテープが置いてありました。再生すると、事件のあらましがわかります。武器を試そうとしていた入植者たちは、物資室の会話で名前が出ていたマイクという人物に武器を持たせましたが、持ちかたがよくなかったらしく、間違いを指摘したところ、マイクの指が滑って武器が暴発し、入植者たちは木っ端みじんになり、地面は大きくえぐれてしまいました。戦犯のマイクは死体が見当たらないので生きているはずですが、姿が見えません。

物資室では代表者のようにマイクの名前が出ていたので、てっきり武器の扱いに慣れたウォードさんのような強者を想像していたんですが、ホロテープを聞いた限りでは気弱そうな青年の声をしていました。武器よりターミナルをいじるほうが好きなオタク系の男子といった印象を受けます。事故を起こす直前に「待て、マイク、そんな持ち方するなって言ったろ!」と言われていたので、さんざ注意したことをまたやらかしている様子でもありました。

死体

大きくへこんだ地面の中央には、一番損傷が激しい遺体が転がっています。調べると「爆破系武器からの衝撃。近くにいる人間には致命的だろう」というダイアログが表示されます。なんて痛ましい事故なの……! っていうか、なんでそんなうっかりさんにわざわざこの武器を渡してテストさせたの?

次のクエストの内容

試験場、あらため事故現場を無事に見つけたので、クエスト内容がマイクの行方を突き止めることに変わりました。彼の足取りをつかむために彼のターミナルを探します。ホロテープの記録によれば、彼は武器を持つ直前までターミナルを触っていて、ターミナルのデータ絡みのなにかをバッグに詰め込んでいたんですよね。

しかし、このクエスト内容、一文目が「見つけたホロテープが、入植者のマイクが、武器の扱いを誤って他の警備員を殺してしまったらしい」と、主語がふたつある構造になっています。原文を調べたかったんですけど、セリフと違ってこんな細かいクエスト内容まではなかなか調べられませんでした。本当はどう訳したかったんでしょうね?

マイクのターミナル

「これを呼んでるなら、おまえをキッテやるからな」というあやしい文章から始まるマイクのターミナルです。マイクが残した文章によると、このターミナルはもともとどこかのスカベンジャーが使っていたものらしいです。誤字脱字が目立つのは、教養のないスカベンジャーが使っていたからかもしれません。マイクはそのスカベンジャーが残した情報を見て、貴重なものを隠すのにぴったりな場所がありそうだと気づいたようです。しかし肝心のそのデータにはロックがかかっていて、パスワードがないと閲覧できませんでした。

マイクのバッグ

すぐ後ろにマイクのバックパックがありました。「マイク」とデカデカと名前が書いてあるそうです。小学生か!

ポケットに押し込まれていたホロテープから、ターミナルのパスワードがわかりました。「ヒツミのパスワドーは『12345』です」ですって。あかんやろ。しかも誤字そのままなのがおもしろいですね。ターミナルの文章は原文の確認がすぐとれたんですけど、マイクが残した文章は普通だったので、マイクの言語能力がおかしいわけじゃないと思います。

ターミナルに残された情報

ヒツミのパスワドーを使ってターミナルのなかに残された情報を閲覧したところ、スカベンジャーが目を付けていた場所はケーウッド炭鉱というロケーションだったことがわかりました。マイクもそこに隠れていそうですね。あまりの凄惨な事故に、自分がやってしまったことを直視できずに炭鉱跡に潜んでいるんじゃないでしょうか。

情報の末尾に、指定の時間が経過すると書き込まれた内容が自動消去されるコマンドがあったようですが、誤字のせいで認識されずにずっとこのターミナルに残っていたようです。スカベンジャーがバカで助かった~!

次のクエスト

ケーウッド炭鉱まで、狼狽して姿をくらましたマイクを迎えに行くことになりました。敵が強くないといいんだけどなぁ。

ケーウッド炭鉱

ケーウッド炭鉱はイースト・マウンテン監視地点から東の崖を降りたところにあります。ここも未発見の状態だったので、ボチボチ歩いて行きます。私が後半、手抜きしていただけなんでしょうけど、それでもクランベリー湿原の未発見ロケーションがちょっと増えたような気がするのは気のせいかな?

しかも今回の炭鉱は見覚えがあるロケーションだったんですよね。原語だと Kerwood って名前なんですけど、ケーウッドだったり、ケルウッドだったり、ここも固有名詞の統一が甘い場所だったんですよね。内部は以前に探索していたはずですが、それが PS4版でのことだったのか、ちょっと記憶に自信がありません。PC 版は面倒になって、水中の探索までしなかったはずなんですけど、外の炭鉱はスコーチビーストに追いかけられながら来たことがある気がするんですよね。

ケーウッド炭鉱にいたマイク

なかに入ってすぐマイクを見つけました。フェンスで区切られた部屋のなかにカギをかけてこもっていて、「ファウンデーションに行って、僕は死んでたって伝えてくれ」だそうです。それはよしとして、その前に問題の武器をこっちに渡してくれ。

マイクはかなり動揺している様子で、こちらの呼びかけにはまったく応じようとしてくれません。ま、動揺して当然か。てこでも動かないようなので、炭鉱の内部を回り道して、背後から挨拶に伺うことにしました。ここの炭鉱は発破の失敗でほとんどが水没していて、移動が面倒くさいんですよね。

ダイビングスーツ

ちょっと進むと、水没エリアの前にダイビングスーツがあることに気づきました。配信を見てくださっていたかたとも話していたんですが、こんな気の利いたスーツ、以前はなかった気がします。

ダイビングスーツのメモ

ダイビングスーツが入った箱には、ナイフでメモが留められていました。このダイビングスーツで、赤い袋に入れられたお宝を回収しろとのことです。おそらくあのターミナルに情報を残したスカベンジャーによるものなんでしょうけど、どういう事情があってこうなったのか、まったくわかりません。文章もおかしくありませんしね。ちょっとシナリオを書く人、やっつけになってきてない……?

ダイビングスーツ

せっかくダイビングスーツを着たんですが、防御性能があんまりすぎて、76のワイはマイクに会いに行く道中であっさり逝きかけたので、おとなしくパワーアーマーにお着替えして仕切り直します。これが水中だと牛歩なんですよね。だから探索を面倒くさがってやらなかったんです。

戦犯マイク

水没したエリアを進むと、うまくマイクの背後の部屋に出ることができました。マイクが言うには、例の武器はタッドさんが拾ってきたものだそうです。それをテストしている最中に、あの事故を起こしてしまいました。気にするなとはさすがに言えないけど、どうしようもないから、罪を償う方法を探すしかないよね。

武器の返却

ここであの武器は危険すぎるから76のワイが預かってやろうと誘導する選択肢があったんですが、死んでほしくなかったので優しく接していたら、物資室のチャンス夫妻に自分の手で武器を返しに行くと言い出しました。あ~……、ハイ。

殺せるマイク

マイクとの会話中は、ずっと選択肢にマイクを殺そうとするものがあって、76のワイが本当はどれだけマイクを始末したいのかが痛いほど伝わってきました。でも、基本はみんな殺したくないので、おとなしくマイクの贖罪を手伝うことにしました。あとで、ファウンデーションの物資室で落ち合う流れのようです。

次のクエスト

ファウンデーションに帰る前にクエストの進捗を確認したら、水没した貴重品を探すオプションがありました。時間がかかりそうだったので配信外で探せばいいと思っていましたが、たぶんこれ、クエストを進めると消えてしまうタスクですね。ということで、ちょっと悩んだ末にファウンデーションに戻る前に回収することにしました。

水没したお宝

パワーアーマーでのっそり水中を歩きまわって、貴重品を3個、無事に回収しました。赤い色が目立つのもあって、意外と早く見つかりました。「隠された」という表現からすると、わざと人目を避けるためにここに置いてあるんですよね。あとから回収しようと思ってたけど、する人間が現れることはなかったって感じかな。しかし3個すべて回収しても、中身を調べられないので、けっきょくなんだったのかはわかりません。

協力的なグロリアさん

ケーウッド炭鉱でお目当てのお宝も回収できたことですし、マイクが戻ってきたファウンデーションの物資室に、76のワイもさっさと戻ってきました。マイクから事情を聞いたグロリアさんは「この件に早くけりをつけた方がいいと思う」と、こちらに協力的な姿勢をみせます。あの武器は危険すぎるから、76のワイに黙って渡したまえって路線で今度こそ交渉を始めます。マイクにはうまいこと逃げられてしまいましたからね。というか、事情を先にみんなに話していたマイク、よく無事でいましたね。ウェイストランドみたいな世界だと、76のワイが到着する前に、話を聞いた住人から先に粛清を受けていそうな展開、あるあるじゃないですか。

突然態度が変わるグロリアさん

しかし、グロリアさんはそんなに甘くありませんでした。「取引をまとめてあなたを送り出すのが一番だと思う」と言った矢先に、76のワイがまだなにも言っていないのに、「あなたが武器を持って帰りたいのは分かるけど、それだと私たちが困るの」と急に態度を変えてきました。あの武器には高いお金を払ったので、「私たちの所有物よ」と言い張ります。あれ? タッドさんが拾ってきたんじゃないの?

知性に物を言わせる76のワイ

ここで S. P. E. C. I. A. L. 依存のものも含めて、いくつか選択肢が出てきました。ここは一番穏便そうな「この武器は明らかに危険すぎる。確実にまた事故が起きるぞ」と知性で押し切るパターンで行きます。最初とまったく同じことを繰り返し言っているだけなんですけどね。

説き伏せられたグロリアさん

同じことの繰り返しだったんですが、意外と二人とも理解してくれました。最初からそう言っとったがな。選挙運動でもバカみたいに同じことを繰り返し口にし続ける戦法が有効なのと同じですかね? 数撃ちゃ相手の心に響くようになるのかもしれません。

お支払い

しかし、心に響いたところで、懐具合は気合いで変えられないそうです。例の武器はけっこうな出費だったので、武器を手放すと B. O. S. に食料や飲料水を提供する余裕がなくなると言います。なのでなぜか76のワイが自腹で補償する流れになりました。……おかしくない? うちの場合は2500キャップが最高額だったんですけど、クエストの冒頭でウソをついて彼らから2500キャップうまく巻き上げられていたら、今回のクエストの損失はチャラにできたのかな?

1000キャップの「武器の代金は払うが、ファウンデーションは今後 B. O. S. の訓練を受ける必要がある」というセリフの意味はわかりませんでした。なんで訓練が必要なの? お金の匂いを嗅ぎつけたのか、ネコのサニーちゃんも会話の輪に入ってきました。ニャーン。

76のワイは今後も関係を続けないといけない組織と険悪になりたくないので、ここは2500キャップおとなしく払いました。この借りは高くつくぞ! というより、実際は自分のポケットに2500キャップも残っていたことに驚きました。

死ななかったマイク

すべてが終わったあとのマイクさんは「殺さないでくれてありがとう」とお礼を言ってきます。やっぱりみんな殺したくなるもんなのかな? こんだけ山も谷もない展開だと、殺してもよかったかもしれない気がしてきました。

サニーちゃん

サニーちゃん、かわいいな。この名前、やっぱりそとの売店のサニーちゃんと由来は同じなのかな?

取引を終えたあと、タッドさんも満足そうにしていますが、あとから考えたらこの人にハメられたかもしれませんね。タッドさん、マイクによると今回の武器は拾ったんでしょ? それを取引して入手したみたいに装ってグロリアさんに説明して、余ったお金で自分の趣味のコレクターズアイテムを手に入れようとしていたりしないかなぁ? 気にしすぎかもしれませんが、そうだったら奥が深いなぁ。

パラディン・ラフマーニにご報告

ファウンデーションでできることがなくなったので、ATLAS 砦に帰還して、パラディン・ラフマーニに報告します。パラディンは「ちょうどナイト・シンとロケットランチャーの件について話し合っていたところよ」と言うんですが、そのわりに、今まさにパラディンのオフィスに到着したナイト・シンが背後から歩いてきています。ちょっと下を向いて、難しいことでも考えていそうです。ホンマに「話し合っていたところ」なの?

パラディン・ラフマーニは、自腹を切って今回の交渉をまとめた76のワイの決断を気に入ったようで、褒めてくれました。いや、できればしたくなかったんですけど、会話の流れからそうせざるをえなかったんですよね。今作はオンラインになって、簡単にやり直しができなくなってしまったので、シリーズ過去作に比べて会話の展開にあんまり幅がなくなった気がするんですよね。もっと融通をきかせてほしかったというのが正直なところです。

気に入らないナイト・シン

褒めるパラディンの隣で、「これによって相手に与える印象が気に入りません」と不満をあらわにするのがナイト・シンです。顔がものすごい「気に入りません!」って顔してますね。だれだよ、任務遂行にあたって「個人の思惑は関係ない」って前に言ってたの。しかしながら「B. O. S. は慈善団体ではない」という意見に私も賛成なので、真っ当な組織なら今回のワイの出費を経費で落としてくれませんか?

ナイト・シンの不満は、「人々への助力が我々の最優先事項」と主張するパラディン・ラフマーニによって却下されました。「折り合いをつけなさい」の意味はこの場合ちょっと違う気がするけど、総合的に76のワイの働きを褒めてくれたので、ま、いっか。

スクライブ・バルデスを呼ぶナイト・シン

いろいろと気に入らないナイト・シンは、「スクライブ・バルデスと確認すべき」と話題を転換します。重要な話が持ち上がっているようです。パラディン・ラフマーニは76のワイに、バルデスさんを呼んでこいと指示を出して、ナイト・シンと話し合いを続けると言います。なんか……二人のあいだに火花が散ってそうだなぁ。

レイダーはクール

空気の悪さにいたたまれなくなったので、ここを武器庫だと勘違いして独り言をつぶやいているナイト・シンをすぐ捕まえて、新しい会話の選択肢がないか確認してみました。レイダー関連の話題で雑談ができたので、「レイダーは本当にクールだろう?」とメグ母ちゃんの手下らしく話題を振ってみました。答えは想像どおりの堅物らしいものばかりで、その他の話題もあんまりおもしろい返答は見られませんでしたね。よって、ばっさりカットしまーす。

スクライブ・バルデス

スクライブ・バルデスは振り返ればすぐ視界に入る位置にいるので、すぐに呼びに行ってパラディン・ラフマーニのところまで来てもらいました。「低周波の信号を拾った」という彼女の報告を受けながら、ジッと76のワイを凝視してくるパラディン・ラフマーニ。ハッ! もしや……惚れられている……? 全然話を聞いているように見えないパラディン・ラフマーニに、スクライブ・バルデスは信号を増幅できれば、彼らの本部がある西海岸のカリフォルニアとの連絡手段を確立できるかもしれないと話し続けます。ナイト・シンは嬉しそうに座標を探るように指示します。

目と目が合うパラディン・ラフマーニ

アパレイチアにおける B. O. S. の存在感を強めることを第一目標にしてきたパラディンは、知らないあいだに部下が勝手に通信手段を探す仕事をしていたことに不快感を隠せないようです。彼女流の意志を主張する態度なのか、スクライブ・バルデスには目もくれず、76のワイを凝視して「はっきり示したわよね?」と聞いてきます。知らんがな。

パラディンがちょっとお冠なので、バルデスさんはナイト・シンが口を酸っぱくするから作業の片手間にバックグラウンドで動作する信号追跡プログラムを用意していたと事情を説明します。優秀やん。

というか、ここのスクライブ・バルデスのセリフって、タメ口で訳していいのかな? B. O. S. はいちおう軍を前身にしている組織でしょ? 上司と任務内容について話すときは、せめて丁寧語じゃないと張り倒されるんじゃないのかな? それともスクライブは指揮系統がまた別の設定なのかな?

エルダー・マクソンの指令

言い訳を始めたバルデスさんを、ナイト・シンがかばいます。「エルダー・マクソンはアパラチアに到着次第、通信を復旧するよう言っていました。あなたはそれをずっと無視し続けている」と暗にパラディンのこれまでの作戦を非難するようなことを言い始めます。対するパラディンは、これまで長距離通信装置に関する手がかりは一切なく、そのためにまず B. O. S. がここで活動しやすくなるように物事を進めることを優先してきたと反論します。そして、通信手段が見つかったのならと、スクライブ・バルデスのお手伝いに76のワイが割り当てられました。それはいいけど、仲良くして?

バルデスさんのお手伝い

パラディンとナイトの二人とは、もうこれ以上話すことがないようなので、バルデスさんのところまでやってきました。「見苦しいとこ見せちゃったね。仕事に取りかかろっか?」とちゃんとバルデスさんは自身の組織の空気の悪さを自覚している様子です。そして、腐ることなくうまく部外者をフォローできるヒューマンスキルもあるわけですね。バルデスさんて、セリフの言葉のチョイスと言い、声優さんの演技と言い、すごく人好きのする人柄が出ていますよね。妙ちくりんな翻訳も当たり前にあるなかで、わりとめずらしいキャラクターだと思います。

バルデスさんは今回拾えた弱い信号の発信源を突き止めて、その装置を利用して西海岸の本部と連絡をとれるようにしたいと考えているそうです。おおよその位置は、76のワイの爆誕地、Vault 76の北西エリアだそうです。なんかめぼしい場所あったかな?

今回彼女が発見した信号は、なかなかめずらしい周波数で通信する仕様のようです。彼女が知る限りでは、軍用のものばかりだと言います。信号の弱さから、そのままの利用は難しそうですが、ATLAS 砦の地下で以前にウルトラサイトを使ったバッテリーを見つけていたので、それを使えば出力を上げられると考えているようです。「あれがあれば送信機の機能を完全に回復することも簡単にできる」と言うんですが、バッテリーをすごいのに変えただけで機能が完全に回復するって、とんでも仕様じゃない?

強すぎる信号

とんでも仕様と言えば、ほかの質問をしている最中に「私が検出したような低周波信号は、山だろうが海だろうが問題なく通過して、驚くほど遠くまで届く」と彼女は説明します。大戦中は潜水艦に信号を送信するために使われていた技術だそうです。専門知識がないんでアレなんですけど、そんなん現実に可能なんですか……? なんかヤバい電波出てない?

パラディン・ラフマーニとナイト・シン

パラディン・ラフマーニとナイト・シンの関係についても質問できました。パラディンはべつにエルダー・マクソンの指令に背いていたわけではなく、限られたリソースでいろいろな物事に優先順位をつけて取り組まなくちゃいけないなかで、アパラチアの復旧を優先してまず地盤を築こうとしていただけだと、苦境に置かれた上官の判断にバルデスさんは理解を示します。ナイト・シンのように、安直な批判はしませんでした。大人ですね。

二人の関係は現在、とってもデリケートな状態で、バルデスさんもかなり気を使っているようです。大人だなぁ。彼女が言うには、もともとはそんなに悪い仲でもなかったそうです。この遠征の途中で問題が発生して、それをめぐって対立するようになってしまったと言います。エルダー・マクソンと連絡がとれれば、前のように戻ってくれるんじゃないかと期待しているようですね。ほんま、戻ってほしいですね。職場で周りに気を使わせるヤツは幼稚やゾ!

次のクエスト

ということで、次回はバルデスさんが見つけた通信装置を探しに、森林地帯をほっつき歩いていこうと思います。クエストの内容ではカタカナで「ウエストコースト」と訳出されているんですが、こっちのほうが適切なのかな? エルダー・マクソンはさすがに知ってたけど、あんまり B. O. S. の歴史に詳しくないので、シリーズ伝統の慣習とか表現とかは知識がないんですよね。今やってる Fallout 3 も、まだちゃんと B. O. S. と付き合い始まってないしなぁ。

ところで、クエストが次の内容に進んだんですが、けっきょく76のワイがケーウッド炭鉱で拾ったお宝はなんだったんだと疑問が湧いて出てきたので、インターネットで調べてみたら、どうもクエストの報酬が、拾ったお宝の数によって豪華になっていく仕組みだったらしいです。そんなん、言われなまったくわからんわ! しかし、3個すべて集めたところで、映像を振り返ると76のワイが手に入れた設計図はボクシンググローブとかだったので、よっぽどの強運の持ち主じゃないとおいしい思いはできないんじゃないかな。ホリデーギフトみたいなもんですね。

次回の目的地の場所

マップで確認したら、タイラー郡移動遊園地の隣にある中継タワーみたいな通信基地が次の目的地になっているようです。森林地帯も最近のアップデートで敵のレベルの上限が上がっているので、油断できないんですよね。次回も死にませんように!

Twitch ラフマーニさん、そんな人やったっけ? に続く
指さし 目次に戻る