Vault 79
新しい Vault だよ~!
コロナ禍の長いお休みのあいだ、ずっとプレイしていただけあって、Fallout 76 の WASTELANDERS のネタがまだまだ残っているので、引き続き重点的に更新していきます。本格的な夏も目前に迫って、Steam あたりでセールをやっているので、たまにはほかの作品に浮気してみたいと思うんですが、ゲームをやりながら記録を残しているとこれくらいのペースが精一杯な状況です。また浮気したらポッとプレイ日記を更新したいと思っています。
さて、前回でベケットの味方クエストが完了して、新しく C. A. M. P. にダゲール司令官を迎えているんですが、時系列的には先に監督官のクエストを進めていたので、そちらの内容をまとめて更新していきます。実際にはほぼ同時進行だったんですけど、こうやって個別に記録を残しておくほうが、読み返したときに混乱しなくていいかなと考えました。
Vault 76 の監督官はこれまでホロテープで音声を確認できるだけでしたが、WASTELANDERS になってからサットンの近くに自宅を構えて、76のワイたちの前に姿を現し、新しいクエストをくれるようになりました。PS4版で最初に接触したときは、アパラチアに新しく流入してきた人々にスコーチ病の予防接種を受けさせなければならないとのことで、ファウンデーションの入植者と、クレーターのレイダーたちがワクチンをおとなしく受けてくれるように、76のワイが説得に奔走することになりました。PC 版もオールドリッチさんの介錯をして、ワクチンを接種する約束をパンチパーマ上司のメグちゃんに取り付けるところまで来たので、もう一度監督官のもとに戻って、肝心のワクチンを量産する方法を模索します。
この文明が崩壊したアパラチアで、マス・プロダクションに適していて、さらに接種しやすいものということで、森林地帯にある「カナー・ヌカ・コーラ工場」に残された設備を利用し、ヌカ・コーラそのものなワクチンを製造することに決まりました。
ワクチンの原料にはまず、先に予防接種を受けている76のワイの抗体が必要です。そのために、ここの工場のフレーバーラボにもともとあったバイオメトリックスキャナーを利用して血液を採取します。そもそもなんでここ、こんな設備まで備わってるんでしょうね?(お約束の疑問)
76のワイは物語の初期に、レスポンダーでスコーチ病の研究をしていた Dr. ハドソンの意志を継いで、AVR メディカルセンターでワクチンを完成させて自分に投与していました。このワクチンを接種する初期のクエストを終わらせないと、監督官の一連のクエストはスタートしない設定になっています。
戦前から残された新製品開発用の設備を利用して、新製品開発用に用意されていた様式にしたがってワクチンを作っていくんですが、途中で原料の調達以外に、電力を確保したり、生産ラインの不具合を修理したり、いろいろと細かなタスクをこなす必要があります。その達成には一定以上の S. P. E. C. I. A. L. が求められることがあって、足りない場合は近くに代替品があるか探し回ったり、監督官に代わりにやってもらったりすることになります。76のワイの場合は、前回の PS4版の流れに合わせるために、S. P. E. C. I. A. L. が育ちきったあとでやったので、一通り自力でやれたんですが、監督官にやってもらう流れは、どうやら一定時間監督官を守る防衛クエストと化すみたいです。
いよいよ製造ラインを動かせる段階になったので、専用ターミナルでワクチンの設定をしていきます。ここでフレーバーはもちろん、名前まで決めることができます。そうか、大事な新商品の名前は販売戦略の要ですもんね。
私はとくに悩まず、一番下の「自分の血が入っているヌカ・コーラ」を選択しました。衛生雑貨まで広く手がける大手製薬会社の小林製薬さんは、「トイレその後に」などのわかりやすい商品のネーミングで売上げを伸ばしました。76のワイも、その精神にあやかります。「自分の血が入っているヌカ・コーラ」なんてわかりやすさの極みでしょ。
ターミナルで一問一答形式の様式を入力し終えると、製造ラインが稼働してヌカ・コーラの姿をしたワクチンがラインに流れてきます。見た目は完ぺきにヌカ・コーラですが、ラベルをよく見ると、76のワイが選択した“Nuka-Cola My Blood In It”の名前がきちんとデザインされたラベルになっています。このラベルって、やっぱり名前の選択によってデザインが変わるのかな? 細かい! “My Blood in it”って、英語で発音すると、どっかのファストフード店の“I’m lovin’ it!”の響きをちょっと連想するキャッチコピーになるので、さらによく感じます。きっと大衆受けするはずです。
できあがったヌカ・コーラ(My Blood In It)を持って、クレーターのメグちゃんのもとを訪れると、時間がかかりすぎるとお怒りになっていました。たしかに、ワクチン接種の説得に来ておいて、説得してから実際に製造方法を模索し始めるとか、明らかに行き当たりばったりです。現実世界の計画なら転けて当然なので、普段から責任あるリーダーの任に就くメグちゃんのツッコミももっともです。
そして話題のワクチンを渡すと、即座に「これが約束のワクチン?」と怪訝そうに尋ねてきます。バカにされていると思ったみたいですが、カリスマ性の塊みたいな76のワイが「キミが飲みやすいようにしたんだよ、ベイビー」と答えると、笑顔になって喜んでくれました。メグちゃん、こういうとこ、言い方悪いけど、レイダーにしてはチョロいね! いや、実際にこの人、今までサイコパスが多かったレイダーにしては人間味がありすぎるというか、話が通じすぎるというか、根がいい人感が強すぎて、社交性を発揮して筋をきちんと通してさえいれば多めに見てくれる姉御感がすごいです。
いっぽう、よくわからないのが入植者のリーダーのペイジさんです。こちらも「約束したワクチンはまだか?」と催促してくる感じなんですが、実物を渡すと「このオシャレなラベルは……」と話し始めます。コイツ、“My Blood In It(オレの血が入ってます)”と明言された狂気の沙汰のラベルを「オシャレ」の形容詞で片付けたぞ……! やっぱりサイコパスは入植者のほうやったんやなぁ。
渡したワクチンをいぶかしがるペイジさんに対して、STR極振り15の76のワイは「早く飲まないと、お前の頭でこれを叩き割るぞ」と脅すことができます。人の血が入ったヌカ・コーラの瓶でハゲ頭を殴られるペイジさんって、想像するとめちゃめちゃおもろない? 入植者のリーダーっていうシュールさも余計プラスに働くんよな。
でも人間 NPC が大量に帰ってきたこのアパラチアでやっていくためには、人の目も気にしないといけないわけで、仮にも相手は善良市民のラベルを貼られた入植者のリーダーなので、自分の血が入ったヌカ・コーラの瓶をペイジさんの頭皮めがけてブチ込みたい衝動をこらえつつ、ふざけずに、カリスマ性を発揮してお茶目に「飲んでくれ!」とお願いすることにしました。いや、個人的にはヌカ・コーラの瓶で頭を殴られるペイジさんをめちゃくちゃ見たいので、オンラインゲームじゃなかったらセーブし直す覚悟で最初に選択していたと思います。
ちなみにこのイベントを完了すると、ケミストリーステーションでこのヌカ・コーラ新商品を自作できるようになります。スコーチからのダメージ減って書いてるけど、スコーチビースト・クイーンでも有効なのかな? だとしたらクランベリー湿原で不定期に開催されている核投下からのお祭り騒ぎで使えるかもしれません。
大手製薬会社に倣ってわかりやすい直感的な名前にしたことで、「あ、あれや、アレアレ。アレ作らなあかんわ。あそこ行く前にアレ作ってこ、アレアレ」という「そうそう、アレな」状態に陥らずに済みます。
ということで、無事にファウンデーションとクレーターの二大派閥の人々にワクチンを投与することができたので、76のワイと監督官は、アパラチアの新住人がまるごとスコーチに早変わりする悪夢を回避することができました。
あとから思ったんですが、このヌカ・コーラのワクチンをザ・ウェイワードにも持って行かなくてよかったのかな? それでなくてもバーみたいな場所なら、あるだけ在庫を運び込んで、来た人に声をかけて未接種の人に飲んでもらうぐらいの対応をお願いしてもいいと思うんです。それこそ、ワクチン接種してないヤツは入店お断りぐらいの勢いでも、こんな状況なら抵抗ないんじゃないかな。だって、現実の新型コロナウイルスも飲む予防薬があったとしたら、これくらいの対応をするお店が出てきてもおかしくないし、よっぽどのボッタクリ薬じゃなければ、けっこう抵抗なく従うと思います。
久々にザ・ウェイワードに行ったら、ファウンデーションやクレーターと仲をこじらせてしまったときに、仲立ちしてくれるらしい女性 NPC のシャリースさんが新たに登場していました。前はいなかったけど、どういうタイミングで姿を見せるようになるのかな?
ザ・ウェイワードの様子を見に行ったのはすべてのクエストが終わってからだったので、ここの人たちは金塊の話をするだけで、ワクチンについては一言も話してくれませんでした。これもタイミングによるのかな~? もっと早くに様子を見に来るべきだったかも。
そんなこんなで監督官とクエストを進めている最中も、毎日ファウンデーションとクレーターのデイリークエストをちまちま進めて、評判上げに勤しんでいたんですが、ロクシーさんがくれる脱走レイダーの始末クエストで、脱走レイダーとレイダー・ハンターが仲良くドリー・ソッズのキャンプ場でくつろいでいるのを発見しました。こことバークレー・スプリングスはよく脱走レイダーが移動をやめてたどり着く終着地点になっているんですが、ハンターと一緒にいるのを見たのは初めてでした。じつは仲良しなんじゃない?
ロクシーさんはクレーターのデイリークエストをやり始めるようになって初めて存在に気付いた女性です。実際に PS4版で初めてクレーターを訪れたときに書いた記事では触れていませんでした。あまりに自由に敷地内を動き回るので、76のワイがその存在を見つけられずにいたからです。
ロクシーさんは私が知る限り、敷地内にスポーンしたヤオ・グアイとよく戯れています。微妙に反撃しているんですが、本気で狩る気配がなく、あまり近づくとクマの遊び相手が76のワイに移ってしまいます。危険!
前にファウンデーションにグール士官が迷い込んだとき、あまりにナチュラルに敷地内を闊歩していたので、今作の友好的な NPC は、かならずしも危険なアボミネーションと敵対しないのではないかと危惧していました。ロクシーさんの微妙な反撃具合を見ていると、やっぱり敵対しないのが基本で、ロクシーさんがたまにクマに鉄槌を下しているのは、ロクシーさんがクレーターのなかでも自由な人だからなんじゃないかなって考えています。だって、たまに敷地からそとに出てお散歩してたりする人ですし、気に入らない敵対 NPC を攻撃できる権限でも追加されているんでしょう。
そんなクレーターのレイダーの小話を挟みつつ、両勢力にワクチンを渡し終えて帰還した76のワイに、監督官は一緒にお宝が眠る Vault のウワサを突き止めないかと提案してきます。彼女が言うには、その Vault は荒れた境域の山岳地帯に眠る Vault 79のことみたいです。
監督官はモーガンタウンにある Vault-Tec 大学の出身でした。大学の卒業生や教授には、Vault-Tec 社の幹部などがたくさんいて、重要な Vault の監督官に抜擢された彼女も、それほどめずらしい存在ではなかったみたいです。ここの卒業生ならだれしも、一定以上のステータスがないと入れない立入制限棟が大学内にあることを知っていました。そこで Vault-Tec 社は政府や軍の要人と会合を秘密裏に持っていたようです。そこに入ることができれば、お宝が眠る Vault 79のウワサも真相を確かめることができるという算段のようです。
この立入制限棟に入るために、まずは大学に残っている教授ロボット(5歳)と話します。WASTELANDERS でこの大学にも複数の固有ロボットが追加されたみたいです。人間の学長が大戦で死んだことで、今はその全権限が教授ロボットなどに移っているとのことです。ロボットは一発で仕留められそうなレベルですが、大学関係の権限を保持しているわずかな生き残りでもあるので、迂闊に力業で乗りきることはできません。過去に軍に入隊して昇進したように、残存システムをうまく利用して、正攻法で権限が手に入るように交渉を続けます。
最初、教授ロボットは大学に立入制限棟なんてないと言い張るんですが、明らかに「立入制限棟」の発音が登録されている単語の流暢な音声なので、存在がバレバレなんですよね。それ登録するんかいって、笑ってしまいました。
教授ロボットが言うには、彼らは毎年優秀な卒業生を輩出するようにプログラムされていました。ところが人がいなくなったアパラチアには、もちろん大学生もいません。彼らは務めを果たせなくなったことがロボットなりに苦痛だったようです。監督官はすでに Vault-Tec 大学の学位を持っていますが、76のワイは持っていません。そこで、教授ロボットらが一生懸命育て上げた Vault-Tec 大学の優秀な卒業生に76のワイがおとなしくなってやれば、代わりに立入制限棟に立ち入る許可を出してやろうという交換条件が提示されました。世紀末大学生ごっこをやれば平和に解決するんだから安いもんです。なんでもここに残されたロボットには、4年の履修期間をすっ飛ばして、受かれば一発卒業資格が手に入る最終試験を学生に受けさせる権限を持つものがいるらしいです。さすが Vault-Tec、なんでもありだな!
一度卒業したら再入学できないってことは、Vault-Tec 大学って、学位の種類がひとつしかないのかな? Vault 学の学士号だけ、みたいな。
まずは最終試験を受けるため、シミュレーション Vault の監督官の部屋に向かい、警備主任のロビンソンに事情を聞きます。シミュレーション Vault では、現在リアクターの故障で死者が出て、エンジニアと医療スタッフが対立している設定らしいです。76のワイは監督官として、なんとかこの不和を丸く収めないといけません。
発電機のリアクターから放射能が漏れる故障が発生し、主任エンジニア見習いのキルメンが RAD を大量に浴びる事故に遭ったところから事件は始まります。医療チームの主任である Dr. ロリスは、人命救助と言えども、放射能漏れした危険な場所に、自分の部下を送り込むわけにはいかないと、キルメンの治療を拒否し、リアクターエリアも封鎖してしまいました。主任エンジニアのブラスは、自分の部下を助けなかった Dr. ロリスを非難しました。
そして数日後、Dr. ロリスのアシスタントだったエステラが行方不明になっていることが判明します。エステラはまだ見つかっていませんが、シミュレーション Vault 内では、早くもエステラがエンジニアたちに復讐のために殺されたと、まことしやかに囁かれています。
ということで、ひとまず聞き込み調査をするために、主任エンジニアのところにやってきました。リアクターエリアを隔離する権限もないはずの Dr. ロリスが、自分の部下のキルメンを見殺しにしたことで、彼を殺人犯呼ばわりしていますが、少なくとも Vault の半分は今回に限って、彼が正しいことをしたと考えていることは認識できているようです。それでも血も涙もない彼はもっと醜い一面を隠し持っているに違いないと信じ込んでいて、それを白日のもとにさらして法で真っ当に裁きたいと話します。そのために、監督官の権限を使って、Dr. ロリスのプライベートな情報にアクセスする権限を求めてきます。許可すると情報を改ざんしてでも Dr. ロリスを悪者に仕立て上げそうだったので、いったん会話を切り上げて医療チームのところへ移動します。
主任エンジニアと対立している医療チームの主任 Dr. ロリスと話してみると、厄介な事故で事情が複雑になっているが、自分の判断は間違っていなかったので謝るつもりもないと言われます。今後どうしたいか尋ねると、騒いでいる主任エンジニアのブラスを自分の監督下に置いてくれれば、投薬と心理療法で治療してみせると言います。まるで洗脳です。
両者ともらちが明かない感じですが、Dr. ロリスと話していると、カリスマ次第でリアクターエリアのカギを引き渡してもらうことができます。これで事故現場に入れるようになりました。
リアクターエリアに入ると、キルメンの死体のそばにもう一体死体が転がっていました。白いボディは医療スタッフの証、つまり姿が見えなかったエステラです。エステラが持っていたホロテープの記録によると、彼女はキルメンが事故に遭った直後に現場入りし、自身の危険も顧みず、キルメンに放射能除去の治療を施していたのでした。そのおかげでキルメンはリアクターの応急処置を終え、Vault は二人の命を犠牲に、核爆発の終末を回避することができました。
なんか『名探偵コナン』みたいになってきたなと思いつつ、とりあえず事件の真相がわかったので、警備主任のロビンソンに報告します。この事件はあくまで試験用のシミュレーションなので、被害者も容疑者も全員ロボットなのが絵面的にシュールなんですけど、真相究明に成功すると、ロビーに容疑者が集まって事件のまとめが始まります。コナンくんだったら、小五郎のおじちゃんに麻酔銃を撃ち込んで犯人を追い込むシーンですね。
しかし、今回は犯人がいません。被害者は自分の職務に忠実で、誠実さから命を落とし、残された者たちは疑心暗鬼からいもしない犯人を仕立て上げようとしていました。真相がわかると感動物語になるアレです。なにかと生きづらい今の時代、心が狭くなりがちなので、教訓になるお話ですね。容疑者の両名は反省したふりをして、76のワイの合格が確定するとすぐにお芝居をやめ、ロボットながらうまく演じられているか不安で緊張したと話し出すので、さらにシュールな状況になります。
このクエストの流れも、独裁監督官路線で、無理矢理どちらかの提案に乗って、もう片方を犯人に仕立て上げたらどうなるのか気になります。追試みたいなのがあるのかな? あるならやってみたいなぁ~。
ということで、76のワイ、一夜にして無事に Vault-Tec 大学の学士号を取得しました。Vault 76は選りすぐりのエリートを集めたシェルターだったので、76のワイも博士号をひとつと言わず、複数持っていて、入居者同士でマウントし合っていた可能性もあるんですが、今回の PC 版のキャラクターは脳筋に育てたので、もしかしたら高卒のアスリート系だったかもしれません。だとしたら大卒資格がとれてよかったんじゃないでしょうか。
卒業をお祝いしてくれた教授ロボットは全体に辛口なんですが、そう言えば「中傷を受けてしまった!」でおなじみの中傷ボットと似ているような気がしなくもありません。似たようなプロジェクト方針だったりして。
無事に Vault-Tec の優秀な卒業生になれたため、交換条件だった立入制限棟に立ち入ることが許されました。入り口は Mr. ハンディーの役者たちがさっきまで演技していたシミュレーション Vault のなかにあります。
立入制限棟の奥には、折りたたみのパイプ椅子で簡易的に設けられたプレゼンテーションの場が残されていました。プロジェクターの内容を再生し直すと、有事の際にアメリカ合衆国中の金を集めることになっていたという Vault 79を宣伝していたことがわかります。当該 Vault のナンバーは金の原子番号からきているそうです。Vault に眠るお宝は、戦前の政府が残そうとかき集めた金でした。
金は戦前ほどではありませんが、この世紀末でも貴重な素材であることに変わりありません。監督官は素材そのものの価値以上に、世紀末のこのご時世だからこそ、金が文明復興に役立つと思い付きます。曰く、戦前と同じように通貨を作りたいそうです。キャップも嫌いじゃないんだけどなぁ。
金で通貨を作って、経済の礎を築けば、いつか戦前にも負けない経済が生まれ、人の文明は復興するだろうという道筋だそうですが、これより未来を描いたシリーズ過去作を見ていると、たぶんそんなに成功しないんでしょうね。なんかオンラインゲームあるあるのレアなアイテムで釣ってプレイヤーに消費させる独自通貨で終わってしまう気がします。ソーシャルゲームとかもそうなんですけど、こういうやり込み要素にいまいち魅力を感じない私です。
ともかく、以上で Vault 79に至るクエストの前半部分が完了しました。監督官は Vault 79に眠る金を頂戴するため、ファウンデーションかクレーターに協力を要請しろと言います。私は入植者よりレイダーのほうが好きなので、レイダーに頼むわと言うと、監督官はちょっと苦い顔をしていて、ファウンデーションにしとけよという圧をかけてきました。……負けないぞ!
ダゲール司令官のお成~り! に続く
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