気がついたら今年ももう虫の息! あっという間にクリスマスになってしまいました。今年はコロナ禍で生活が変則的になりすぎて、まったく実感がわいてきません。そんなこんなで B. O. S. が“アパレイチア”にやってきて、そろそろ1か月ぐらい経つような気がする今日このごろ、みなさんお元気ですか? 私はいまだに序盤のクエストをゆっくり進めています。

サンタトロン

そうそう、アトミックショップにサンタクロース仕様のコレクトロンがきていたので、設置してみることにしました。これ、去年もあったやつですよね。ちょうどプレイをやめていたときの配布アイテムだったから、手に入れてはなかったんですけど、存在は知っていました。今年は無料配布だったんですけど、去年もそうだったのかな?

さて、前回なんとか B. O. S. に入隊できた76のワイ。前回の終わりに、B. O. S. に助けを求めてきた入植者の集落があるので、お前が助けに行けとパラディン・ラフマーニから指示を受けていました。

Disarming Discovery

その集落は「リトリート」という名前らしいです。マップで確認したら沼地地帯のツリーハウスみたいなロケーションが一新されて、NPC の入植者の新しい拠点になっていました。前のロケーション名を失念したので調べたら、以前は「ツリーハウス・ビレッジ」だったみたいです。沼地地帯はレベルが高いから、敵レベルの上限引き上げがあったあとの今回は、76のワイ、うっかり死ぬ危険性とつねに背中合わせです。

ジェニー・ブラウン

リトリートのリーダーのジェニー・ブラウンさんです。優しいお母さんって感じです。このゲーム、女性のリーダーほんまに好きね。ツリーハウスという構造上、地の利があるぐらいで、特別戦力になりそうな人材や武器に恵まれている印象もないんですが、集落としてちゃんと安定した生活を送れているみたいです。ただ、以前にここを放棄した人たち同様に、レイダーに悩まされていると言います。B. O. S. に助けを求めたのは、そのレイダーに対処してほしいかららしいです。

ジェニーさんの集落を脅しているのはダガーという名前の女性レイダーで、所属はブラッドイーグルとのことです。クレーターじゃないみたいなので、遠慮なく相手にできますね。ダガーの手下は定期的にここの集落にやってきて、食べ物を奪っていくんだとか。おかげでみんなつねに飢えているそうです。

サラ・マシューズ

リトリートにキャラの濃い女性がいました。ヴァンパイアの女王を気取っていますが、根はめっちゃ明るそうです。気になったので調べてみたら、ゲームのリリースからしばらくして亡くなった開発者の女性がモデルになっているそうです。今のところクエストとかイベントにつながる様子もないので、追悼のためにゲームに加えられたキャラクターという認識で間違いなさそうです。サラ・マシューズという名前も、ご本人からそのまま付けられた名前なんだとか。たぶん品質管理のお仕事をされていたそうなので、ベッド脇に書かれている「私はなんにでも批判的だけど、できる限り高い基準を保ち続けようとしている」という彼女の言葉は、モデルとなった開発者がポリシーとしていた言葉みたいなもんなんでしょうね。

ジェニーさんがここで新しい家族を築こうとしている点と、ヴァンパイアの女王を自称する彼女の存在を組み合わせると、なんとなく、ちょうどタイムリーにプレイしていた Fallout 3 の The Family の存在を連想しますね。シリーズもののネタでもあるのかな?

リトリートで情報集め

ジェニーさんから勧められたとおり、リトリートの住民に聞き込みをして、ダガー一味にかんする情報を集めます。一人の村人が追跡の結果、ここから南西のどこかに彼女のアジトがあるらしいことを突き止めたと教えてくれました。えらいザックリしとるな~! しかもここの男連中はなぜかみんな字幕が女言葉になっていました。女性が強い集落、リトリート。

ダガーの隠れ家

大雑把に南西という情報しか得られませんでしたが、心配ありません。このゲーム、マップにクエストマーカーが表示されるんでした。「ダガーの隠れ家」も、以前は別名のロケーションだったはずというのは気づいたんですが、具体的な名前までは思い出せませんでした。「ホークの避難所」だったらしいです。ここってたしか、ベケットのクエストとかで来ることになってたはずなんですけど、ブラッドイーグルのオクスリ在庫は別の場所に移動したのかな?

ダガーの隠れ家

ロケーションはだいぶと様変わりしていました。外側も豪華になってレイダーが生活している感が出てました。そこそこ強いレイダーがいて、ミサイルランチャー持ちもいましたが、なんとか死なずに一掃できました。前に洞窟の入り口だった場所に、“DAGGER’S DEN”と思いっきり看板が付いた扉が設置されていました。なかにダガーがいるらしいです。

ブラッディ・ペッカー

洞窟のなかもレイダーの生活感あふれる空間にリフォームされていましたね。闘鶏場みたいな場所もあって、ブラッディ・ペッカーという赤ゲージで敵対しているニワトリも見つかりました。でも、とくに攻撃はされませんでした。今はスコアボードになっちゃったけど、デイリーとかウィークリーとかでまだ似たような課題が出るなら、ニワトリを撮影する必要があるときは、ここに来たほうが確実かもしれません。

ダガーの手下

ダガーの「玉座の間」という名前が付けられた奥の部屋に進もうと思ったら、今までだれもいなかった背後の通路にダガーの部下が湧きました。スポーンするタイミング、ワンテンポ遅くね……?

「私はお前を始末したいダガーによって送り込まれました。死ね!」というわかりやすい自己紹介をしてくれている最中に、背後から殴りかかることにしました。いや、だって、背後で湧くんだもの。

ミサイルランチャー

ダガーの部下はレイダーパワーアーマーを着込んで、ミサイルランチャーをぶっ放してきました。さすがに痛い!

ダガーちゃん

玉座にお座りになっているダガーちゃんと、念願かなってやっと対面できました。この玉座の間にいる彼女の部下は、襲いかかってくる様子がないので、ゆっくり女王と話せます。見た目に反して、声が異様にかわいいです。今までのパターンだと、原語では厳つい声でしゃべっていることが多かったんですけど、彼女は原語でもかわいい声をしていました。これが猛者たちを束ねるカリスマ性の源ですか? しかし彼女も女性リーダーなんですね。このゲーム、ほんまに……。

女王様の話を聞くと、どうやら76のワイは、リトリートの件で来たわけじゃなく、奪われた B. O. S. の武器を取り返しにきたと思われているようです。なんだかよくわからないその武器について詳しく聞き出そうとしますが、その武器に B. O. S. のマークが入っているらしいことしかわかりません。

武器ってなに?

とりあえず、リトリートから奪った食料と一緒に、ついでにその武器もよこせと交渉してみます。Strength 全振りの76のワイは、腕力にものを言わせてダガーからほしいものを脅し取ることができました。チョロいぜ!

ここのダガーちゃんとのやりとりで、「あなたがリトリートでしていることに立ち入って注文を付けることにならないか?」という選択肢があって、配信では前後の会話と噛み合わないので「意味わからん」とツッコんでいたんですが、原文では“Isn’t walking in and making demands exactly what you’re doing with the Retreat?”でした。直前にダガーから「ウチの縄張りに勝手に入って来といて、ワガママ言えるなんて思うなよ」と言われたことを受けて、「それこそまさしく、お前がリトリートでしたこととまったく一緒じゃないか?」という「ブーメランだぞ」というツッコミだったみたいです。これも意味が変わってしまっているので、誤訳のカウントに入れようと思えば入るパターンですね。

原語を調べるついでに、ダガー一味がこの B. O. S. のロゴ入り武器をどこで手に入れたのか聞くパターンの会話もチェックしてみたんですが、ほかのレイダーから手に入れたことしかわからなくて、出所は依然として不明のままでした。

B. O. S. のロゴ入り物資

ダガーちゃんをうまく脅せたので、B. O. S. のロゴが入った箱と、リトリートから奪われていた物資も安全に回収することができました。ダガーちゃん、いい子じゃない?

リトリートの物資

うまいことダガーちゃんと敵対せずに任務を終えられたので、物資を戻しにリトリートに戻ります。

物資を取り戻したジェニーさん

ジェニーさんには、奪われていた物資のほかに、今回ダガーちゃんから入手した武器も護身用として渡すことができるみたいです。私はちょっと考えて、物資だけを渡すことにしました。武器のことは黙ってればバレないし、渡す義理もありませんからね。

でも、あとから見返すと、この武器、じつは今後の展開に絡んでくる因縁の代物みたいで、やっぱり渡しといたほうが話がおもしろくなったかもしれないな~と今さら思ったりもしました。なんか展開変わるかな?

パラディン・ラフマーニに報告

パラディン・ラフマーニに報告しようと ATLAS 砦に戻ると、ナイト・シンも報告の真っ最中でした。パラディンが人気すぎて順番待ち発生です。

バルデスさんのターミナル

Rank: Knight
Name: Thornberry, Matthew

Knight Thornberry is an exemplar of courage, whose actions early in this expedition saved friendly lives and salvaged valuable technology.

He personally rescued captured Brotherhood members from torture at the hands of hostile raiders in the Sierra Nevada, and furthermore recovered valuable fusion cores and energy weapons from the enemy.

Paladin Rahmani charged Knight Thornberry with escorting the rescued members back home and seeing to their recovery, a task he eagerly accepted.

A caring man with the mind of a Scribe and the heart of a lion, we miss his presence dearly. While no longer part of this expedition, his deeds will continue to live in these Scrolls.

KNIGHT Thornberry, Matthew

順番待ちが発生しているあいだに、前回翻訳が気になったバルデスさんのターミナルの内容を振り返ります。配信では、どうもここの文章、英語版の内容と、日本語版の内容が微妙に違うみたいと話したんですが、もう一度ちゃんと調べたら、日本語版と内容が対になっている原文を海外プレイヤーのかたの実況プレイのなかで見つけました。私が見た情報が間違っていたか、原文に複数のバージョンが存在するかのどちらかですね。

パラディン・ラフマーニが率いているこの遠征隊は、途中で戦死したナイト・コナーズと、負傷者の帰還と回復を見届けるために途中で離脱したナイト・ソーンベリーがいるんですが、後者の内容は、とくに「スクライブの精神とライオンの心を持った心優しい男のことがいなくなるのは寂しい」あたりの日本語もなんか違和感があって、私が気にしていたポイントでした。あとから見つけた原文と照らし合わせると、おかしな言い回しはともかく、突拍子もない情報が紛れ込んでいるわけでもないので、ソーンベリーさんはスクライブ視点で動くこともできるナイトで、勇敢な人だったってぐらいの意味でとらえておいていいようです。あとから考えると、ここらへんの設定、今回のクエストに絡んできそうだから、大事だと思うんですよね。

ナイト・シンの報告

待っても待ってもナイト・シンが報告を再開してくれないので、76のワイがパラディンに話しかけることにしました。すると会話が進んで、ナイト・シンの報告内容を聞くことができました。なんだ、二人とも76のワイに話を聞いてほしかったんですね!

ナイト・シンによると、偵察隊がレイダーの保管庫に B. O. S. のマークが入った箱があることを発見したそうです。76のワイがダガーちゃんのところで見つけた箱と同じですね。この箱入りの武器は、たしかにパラディン・ラフマーニの部隊が所有するものだったみたいですが、「あの戦い以来」使用しておらず、現在は所在がわからなくなっているみたいです。で、気がついたらレイダーが手にしていたので慌てだしたって感じでしょうか。

ナイト・シンは「中身を考慮すると、大至急あれをレイダーから回収しなければ」と訴えます。そんなにヤバい武器だったの……?

私はそれを回収し、すべて彼らに返却した

詳細は気になるものの、ナイト・シンの報告の概要がつかめたところで、パラディン・ラフマーニが76のワイの話も聞いてくれます。となりで待つ部下を気遣う上司、さすがです! ダガーを拳で説得して、リトリートの人々を助けたと報告すると、パラディンは76のワイの仕事を評価してくれました。

「他に報告することは?」と聞かれたので、今話題の B. O. S. のマーク入り武器箱について報告したんですが、ここの選択肢「ダガーは B. O. S. の武器が入った箱も持っていた。私はそれを回収し、すべて彼らに返却した」も配信で「意味わからん」とツッコんでいたところでした。

原文を確認したら、“Dagger also had a crate of Brotherhood weapons. I confiscated them from her and brought them all back”だったので、後ろの文章は「私はそれを回収し、それらをすべて持ち帰った」ですね。ようは武器の箱を全部持って帰還しましたよっていう報告です。「彼らに」と人を相手にしたように訳してしまうと、リトリートに武器箱を渡してしまったような、しかももとの持ち主でもないのに彼らに「返却した」ように読めてしまって違和感がゴリゴリあったんですよね。原文の文法からして、「彼らを全員連れ帰った」ならいざ知らず、これも誤訳にカウントできる文章ですね。

とにかく、これでパラディン・ラフマーニとナイト・シンは、複数のレイダー派閥に自分たちの武器が流出している事実を知ることになりました。あれ? でも、たしか、武器庫の管理をしているのはナイト・シンでしたよね……?

ナイト・シンとレイダーのつながり

次の選択肢でナイト・シンとレイダーの関係を聞けたので、一度掘り下げておくことにしました。なんか、一気にナイト・シンがあやしくなってきました。もともとナイト・シンは、すでに殉職しているナイト・コナーズによって採用されたんですが、そのきっかけは、ナイト・コナーズがレイダーに襲われているシンの故郷を救ったことでした。パラディン・ラフマーニによれば、それ以降も事件がいくつかあったようです。しかし詳細はここであまり触れたくないと言います。あやしい!

武器について

流出した武器についても詳しく聞くことができます。遠征の途中で手に入れたらしくて、予期せぬ事態で手放すことになったそうですが、予期せぬ流出に今直面しているということは、完全に手放すつもりではなかったってことですかね? どっかで保管しているつもりになっていたとか、そんなんかな? いや、イニシエイトの立場ではまったく情報を共有してもらえないので、全然わかりません。強制的に話を切り上げられて、クエストがひとつ完了したことになりました。

ヘルストームランチャー

クエスト完了の報酬で「ヘルストームランチャー」というミサイルランチャーが手に入りました。てっきりレジェンダリーだと思ってたんですが、特殊な効果は付加されていないようです。B. O. S. のマークが入っているので、この Steel Dawn で新しく登場した武器かな~なんて、呑気に考えていたんですが、あとから考えると、これが今回流出している武器なんじゃないでしょうか。

ナイト・シンと相談

次のクエストに進むため、ナイト・シンと相談します。彼は、先ほどパラディン・ラフマーニに報告していたとおり、B. O. S. のマーク入り武器箱を所有するレイダーの保管庫を確保しにいきたいようです。相手のレイダーがクレーター派閥である可能性もあるので、「私が保管庫を確保する」と申し出て、うまいこと血を流さずに交渉できるか試してみます。ナイト・シンは反対しませんでしたが、もうひとつ、武器の出所を拷問してでも吐かせたいと言います。できるかな~?

簡易 Vault

目的のレイダーの保管庫がどこにあるのかわかりませんでしたが、クエスト内容とマップを確認する限り、「簡易 Vault」という新しいロケーションがお目当ての場所で間違いないようです。サクッとファスト・トラベルで行くことにします。ここは完全新規のロケーションじゃないかな?

簡易 Vault は読んでそのまま、簡易バージョンの Vault 建設予定地だった場所みたいです。突貫工事で造ったっぽい木製の扉だけ地表に出ていて、なかはインスタンスエリアになっているみたいです。配信では「インスタントエリア」って思いっきり言い間違えてますね。あとで見返してビックリ。

レイダーと交渉中のナイト・シン

奥に進むとピアースという名前のレイダーが話しかけてきて、イベントが始まりました。ピアースって、前に新しくできてたクレーターのウォールームにいた人だと思うんですよね。こりゃ、クレーター相手確定ですね。気がついたらナイト・シンも後ろから飛び出してきました。途中までこれがナイト・シンだと気づいてなくて、話の途中で「お前だったのか!」とビックリしてました。いや、パワーアーマー着ると、人って印象変わるじゃん?

ナイト・シンはこの場所を譲ればお前らの安全を確保すると交渉しますが、ピアースさんも譲りません。しびれを切らしたナイト・シンが先に「単細胞の野蛮人」と煽り始めたので、ピアースさんが「中傷合戦が始まってしまったな」や「有力組織相手なら、礼儀正しい誰かと話ができると思ってた」と冷静に煽り返します。ピアースさん、なかなか頭がよさそうなんですよね。あんまりレイダー臭さがありません。

レイダーの選択肢

ピアースさんが律儀に76のワイに話を振ってくれるので、レイダー側に味方する選択肢が出てきました。そうだ! 私は腐ってもメグ母ちゃんの味方なのだ!

でも、正直、配信しているときはこの「クレーターが Vault 79に侵入する手助けをした。その穴埋めだと思ってくれ」の選択肢の意味がよくわかっていなくて、混乱していました。私の認識では、Vault 79に入りたかったのは監督官とグルになった76のワイのほうで、金を見返りにそれに協力してくれたのはクレーターのみんなのほうだったんですよね。そんな立場で「穴埋め」ってなんだよと思って、いまいちピンときてなかったんですが、この選択肢では「Vault 79の財宝がほしかったお前らの手助けしてやっただろ」と恩を売る意味があったみたいです。

WASTELANDERS のクエストは、けっきょくメグ母ちゃんと約束していた取り分を減らしてファウンデーションに金をばらまいたので、売る恩なんてないはずですけど、ピアースさんは「じゃあメグがいつも言ってたのはあんたのことか。大丈夫、いいことばかりだったよ」と素直に教えてくれました。正直、脚本家がここに至るまでの細かい分岐を考慮しなかっただけのような気もしますが、この一文でメグ母ちゃんの器のデカさがわかったし、ピアースさんも人間ができてる感じがしてきました。もう一生ついていくわ! そして「彼女はあんたをとても信頼してた。それが報われたな」とあっさり退くことを決めてくれます。……いいの? この交渉、明らかにピアースさんのほうに分があったよ……?

頭がいいらしいピアースさんは、この保管庫に戦略的価値がない点や、わざわざ最高位のメンバーが回収に訪れている点を挙げて、「このロケットランチャーの何がそんなに特別なんだ?」といぶかしがりますが、当然ながらナイト・シンが答えることはありませんでした。私も知りたいな、それ。

けっきょく、パワーアーマーを着て侵攻し、要求に応じない人間を脅す B. O. S. とレイダー、どっちが本当のテロリストなんだと疑問を残してピアースさんは去っていきます。いつもの深く考えずにヒャッハーしてるだけのレイダー連中も好きだけど、今作の深いレイダーも好きです。

ピアースさんからクレーターに呼び出される76のワイ

去っていくピアースさんに、ナイト・シンが武器の入手経路を問いただしますが、B. O. S. のテリトリーでレイダーの情報を話す気はないとのことで、76のワイにクレーターまで聞きにこいと注文をつけてきました。お安い御用です。あとで伺います。

複数のグループと良い関係を保つのは有益だと思わないか?

ピアースさんが去ったあと、ナイト・シンがレイダーと関係を持っていたことについて怒り出しました。え、言うわけないじゃん? だって聞かれなかったんだもの。ここは私個人の見解に一番近い「複数のグループと良い関係を保つのは有益だと思わないか?」を選んでおきましたが、ナイト・シンは B. O. S. 一筋の堅物なので、私にもその基準を押しつけてきます。面倒くさい男!

ナイト・シンはこの場に残ってここの接収作業を進めるみたいで、そのあいだ76のワイにクレーターへの出張を命じてきます。目的は先ほどあったとおり、武器の出所を聞き出すことです。

メグ母ちゃん

クレーターに来たので先にメグ母ちゃんに顔を見せておくことにしました。「ワシ、B. O. S. になりましてん」と挨拶すると、そういうのはピアースに任せるから、なにがあったかは酒の席で聞くよみたいな感じで受け流されてしまいました。さすが母ちゃん、器がデカい。

ピアースさんに相談

ウォールームだか、戦略室だか、正式な日本語の訳語はまだわかりませんが、ピアースさんに会いにきました。ちなみに、ここにいる人たちも、ウォー・パーティーだか、開戦派だか、いまいち統一感のない名前の集団を名乗ります。ここのローカライズ班は、意地でも訳語を統一する気がないらしいですね。

ピアースさんは本当に76のワイが一人で来るとはつゆほども思っておらず、武器の保管庫の細かいやりとりなども忘れていたようです。B. O. S. が血眼になって探している武器が、レイダーにとってはそこまで重要じゃなかったことがまた強調されています。ピアースさんがあそこから退いたのは、武器云々より、自分を必要としている仲間のもとに帰ることのほうが重要だと判断したからみたいですね。もとよりがっちり武装した B. O. S. をあの場で追い返すには勝率が芳しくないことにも気づいていたようです。

撤退理由は饒舌に話してくれたピアースさんですが、武器の出所を知りたいという76のワイのお願いは鼻であしらってきました。自分の話したかっただけかい!

ピアースさんの代わりに乗り気なシーナさん

しかし隣で話を聞いていたシーナさんは、ちょっと76のワイに関心を持っているようです。彼女とも話してみることにします。

ミステリアスなバークさん

ここには無口なバークという男性もいます。ただ、ピアースさんに話を聞くと、バークさんは性別を問わない“they”呼びを好んでいるそうです。日本語訳だと「あの人」扱いになっていて、ピアースさんのセリフを読んでいるときはいまいちピンとこなかったんですが、最近話題になっているノンバイナリージェンダーの中性代名詞のことだったんですね。通常“they”は複数形なんですけど、歴史的には単数で使われていた背景もあって、若い子を中心に性別を問わない三人称単数の代名詞としても使われ始めているそうです。Fallout 76 で性指向や性自認の多様性をちゃんと取り入れたキャラクターって、この人が初めてじゃないかな?

ジェンダーはいいんですけど、バークさん、かなり無口で、コミュニケーションが下手っぽいんですよね。ピアースさんはこういう人と付き合うのがうまそうで、いかにも気が利く頭がいい人感が醸し出されているんですが、バークさんは戦略チームというより、護衛としてこの場にいるっぽいですね。なんか頭脳派らしいほかの二人と毛色が違います。

取り引きを持ちかけるシーナさん

交渉の余地があるらしいシーナさんに話しかけると、武器の出所を教えてもいいけど、その代わり、B. O. S. の情報を盗んでこいとホロテープを手渡してきました。スパイ活動をしないといけなくなったようです。弱りましたね。

スクライブ・バルデスに相談だ!

クエスト内容を確認したら、スクライブ・バルデスに相談するというオプションがあったので、素直に事情を打ち明けて相談してみることにしました。優しいバルデスさんは、自分のターミナルに許可なくアクセスすると、ニセの情報を表示する暗号化システムを開発していたそうで、それを利用してホロテープにニセのデータを書き込むといいと提案してくれました。天使!

ダミーファイルを選択

ちょっとバレるのが怖いけど、ここは知らなかったふりをしてダミーファイル入りのホロテープを渡すことにします。クレーターの味方はしたいけど、こうコソコソ汚いマネはできんのよ。いや、これも立派な情報戦ではありますが、いかんせん76のワイは面倒くさいことが大嫌いな筋肉野郎です。

パワーアーマー

ホロテープを渡すと、シーナさんは素直にいろいろ教えてくれました。武器の入手経路は複数あって、ファウンデーションの入植者から奪い取ったものもあれば、ほかのレイダーから取引で手に入れたものもあると言います。取引相手のレイダーは西のオハイオを通ってきた連中で、パワーアーマーを着た負け犬からその武器を手に入れたと話していたそうです。

そう言えば、最初に Steel Dawn のクエストを始めたとき、B. O. S. を名乗るヤツらになけなしの物資を奪われたと話すショーン・ホックマンっていう入植者が ATLAS 砦に来ていたんですよね。ナイト・シンに報告すると、それは我々ではないって突っぱねてたんで、B. O. S. の到着に便乗した偽物が現れている可能性も示唆されていました。これにつながるのかな?

弾痕がついたヘルメット

レイダーが武器を奪ったというパワーアーマーを来た連中の情報を掘り下げると、「ひさしのところに弾痕があるヘルメット」を倒した相手から取ったというヒントをもらえました。なんか今後の話の展開につながるのかな?

シーナさんからの情報はこれくらいで「今回のことは一度きりだ」とはっきり断ってきました。あいかわらず「あんた、歓迎されてないよ」とつれない態度です。レイダー同士、仲良くしようよ~!

お久しぶりのペイジさん

このままナイト・シンのもとに報告に戻ってもいいんですが、せっかくファウンデーションの話題が出たので、先に話しに行くことにしました。しかしこの時点で武器のことについて深く掘り下げることはできないようです。リーダー的存在のペイジさんに話しかけると、B. O. S. について聞くことができ、「非自発的な協力」を要求するのはどうかと思っていても、現段階ではなんとも言えないという返事でした。たしかに。

裸のラッセルさん

ATLAS 砦に帰ってきたときに、ラッセルさんの声が聞こえてきたからちょっと話して思い出したんですけど、前に配信外でログインしたら、彼、思いっきりサミュエル状態だったことがあったんですよね。ほかのイニシエイトも一緒です。この後しばらくすると服を着ていたので、たまたま読み込みが遅かっただけみたいですが、サミュエルさんの病気が拡散しているような気がして恐怖を感じました。

武器の流出ルート

パンいちイニシエイトと話したあとは、おとなしくナイト・シンに報告します。西から来たレイダーが持っていたと話すと、彼らが今もアパラチアにいるのかと確認するナイト。理由を尋ねると、アパラチアにいないのなら、アパラチアでなすべきことに専念すべきだと、レイダーたちを深追いしない考えらしいことがわかります。曰く、それが組織の考えだからだそうです。それもそうなんですけど、あえて追おうとしてないところにあやしさが残ります。

レイダーに心当たりはあるのかと聞いてみると、遠征ルートで大量のレイダーを相手にしたのでわからないとのことです。

核よりマシでは?

ファウンデーションの入植者も持っていたと報告すると、「このままだとアパラチアの誰もがロケットランチャーを撃ちまくることになる」と怒り心頭に発したご様子でした。でも今の核が落ちまくるアパラチアの現状に比べたら、ミサイルランチャーなんてかわいいもんじゃない? そんなに特別な武器なの?

弾痕があるヘルメットについて

弾痕があるヘルメットを話題に出すと、やはり心当たりがあるようで、殉職したナイト・コナーズの名前が出てきました。なんかキナ臭くなってきたな~。

ファウンデーション出張命令

パラディン・ラフマーニにも報告にいきます。ファウンデーションにも武器が渡っていると知った彼女は、76のワイにファウンデーションへの出張命令を出します。至急、武器の所在を確認し、さらに食料や飲料水をわけてもらえるように協力を取り付けてこいというお達しでした。

ここで、ファウンデーションよりクレーターと協力したらどうかというレイダーの選択肢が出てきたので、選んでみることにしました。

レイダーなお話

パラディンはこの提案がお気に召さなかったようです。「ファウンデーションの方がよりよい選択よ」だそうです。そうですか。

お達し

ちょっと76のワイを見る目が変わったパラディンは、ファウンデーションの物資室を管理しているグロリア・チャンスという人物に会ってこいと再度命令を下しました。グロリアさんなんて聞いたことない名前だから、今回で新しく追加された NPC だと思います。

目的はふたつ

パラディンは、武器を回収することと、食料品の取り引きをまとめることは同じくらい重要だと念押しします。どちらかを妥協する選択肢はないようですね。ついに76のワイも、非自発的な協力を要求する横暴な B. O. S. の使者をやるときがきました。正直、ペイジさんはメグ母ちゃんより思い入れがないので、やりやすい相手ではあります。WASTELANDERS では、圧倒的にレイダーのほうが魅力的でしたからね。

怖いパラディン・ラフマーニ

レイダーとつながりがあるとわかって76のワイの印象が変わったのか、会話が終わった直後にパラディン・ラフマーニの顔がめちゃくちゃ怖くなりました。これが B. O. S. の一部隊をまとめ上げるパラディンの気迫か。「あなたは B. O. S. の代表として人々に接するのよ。名誉ある行動を取ること」だそうです。Yes, ma’am!

Twitch ただの悲しい事故に続く

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