人生シミュレーション・ゲームの The Sims 4 で遊ばなくなってからしばらくたつんですが、やめたときに投稿したお知らせ記事から、匿名のかたに「よく似たゲームが開発中ですよ」と教えていただきました。Paralives というゲームらしいです。

現段階で発売の目処が立っていない開発中の作品なんですが、Steam にもページができています。開発チームは2019年の夏ごろから動き出していたようです。今年の初夏には日本のメディアの 4Gamer さんでも取りあげられていました。

調べてみたら、The Sims 4 でいつも辛口レビュー動画を投稿している Lazy Game Reviews さんも去年の夏からサポートしているみたいです。

おもしろそうだったので、私もサポートしてみることにしました。Patreon のメニューを見てみると月額制で、3ドル、5ドル、10ドルのメニューがあったので、 The Sims 4Snowy Escape を買わなかったお金にプラスアルファで、毎月10ドルをひとまず半年間続けることにしました。Patreon の情報を確認すると、そこそこいい金額のサポートが集まっているみたいですね。半年でどうなるのかは微妙ですが、そのうちアルファ版が出たら御の字ぐらいの感覚でのんびり待とうと思います。

こういう開発体制はクラウドファンディングにも通じるところがあると思うんですが、サポートが充実していても、かならずしもいい作品ができるものでもないと思うんですよね。クラウドファンディングでお金を払ったものの試作品が届かないとか、届いた試作品が最初の説明の仕様と違うとか、もうあるあるの問題じゃないですか。このゲームもあり得なくはないパターンだと考えています。それもあって、半年と期間を設けてお試しでやることにしたんでした。

正直、今のところはあんまり不安を感じません。上は最近公開されたホリデー用のコンテンツです。まだ最初の月の支払いが終わっただけなんですが、こういう季節もののコンテンツや開発状況など、わりとコンスタントにお知らせが届きます。特定の有料メンバーだけに公開される情報もありますし、スタッフの誰々がこんなものを開発しましたとか、チートコードの名前を決める投票の呼びかけなんかもありました。なので、少なくともお金だけを持っていかれてほったらかしという感覚にはなりそうにありません。これだけ頻繁に進捗がわかれば、長い沈黙のあと、いきなり試作品がババンと出てきてパトロンが「思てたんと違う~」と言い出すリスクも少ないと思います。だから結果がどうあれ、最初の半年間の投資はあんまり後悔しなさそうと今のところ見ています。もちろん、できれば無事にいいゲームを完成させてほしいんですけどね。

本当に、いつかシンプルでも、多少バグがあってもいいから、アルファ版のようなまとまった形でゲームとしてプレイできることを願っています。

指さし 追記
この記事を書いてから時間が経過して、一月10ドルを7回支払ったところで、一度メンバーシップを解除しました。当初考えていたとおりに半年間支援できたことと、ひとつのゲーム、それもリターンがあるかどうかわからない未完成のプロジェクトに支払うにはこれが限度額かなと思う総額に達したことを受けての判断です。開発の進捗はこまめに報告があるし、プロジェクト自体になにか不満があったことはありませんでした。経済的な支援からは一度離れましたが、無事にゲームが完成することを祈っています。アルファ版のようなものができたら、またお金を出して遊びたいと思います。