先日、新たなサブマシンとして中古のゲーミング PC を購入したという日記を書きました。サブと言いつつ物欲に駆られるまま購入したので、自作したメインマシンに見劣りしないスペックなうえに、以前にメインマシンではうまく動作しなかったゲームまで普通に遊べたので、そろそろメインマシンのほうにも手を入れるべきかと考えるようになりました。

じつはガラス越しに中にホコリが溜まっていたり、クモの巣が張っていたりするのが見えていたので気になっていました。ゲーミング PC はムダにビカビカ光るので、こういう汚れもなかなかごまかせません。使ってみて気付く、意外な弊害です。

そんなわけで、中を開いて掃除するだけでもいいかなと考えつつ、せっかくだからこの機会に気になっていたストレージの容量不足を解消しようと値下がりしていた1TB の SSD を購入しました。もとの SSD は512MB しかなかったので、ゲームをやり出すと全然足りませんでした。ケースのなかを掃除しなきゃとのぞいていたときに、よく考えれば今のマザーボードにはもう一つ M.2規格の SSD をマウントできるスロットがあったことに気付きました。せっかく穴があるんだったらブッ刺しておくに限るでしょ。

メーカーにこだわりはなくて、なんとなく、もともと載せていた intel ブランドでおそろいにしたんですが、今は intel の SSD 事業も売却されて、SOLIDIGM というブランド名になっているそうですね。安売りされていたのもその関係かな?

ついでにメモリーも Amazon.co.jp のタイムセールで安くなっていたので、サブマシンと同じ32MB にしてみようと思い立ち、8MB の2本セットをポチっておくことにしました。

SSD とメモリー増設

そんなわけで、けっこうしっかりアップグレードすることになった我が家のメインマシン。組み立てるときに四苦八苦して考えていたことはもうすっかり記憶の彼方に葬ってしまったので、またなかをいじって使えなくしてしまったらどうしようという一抹の不安があります。でも途中で面倒になって手袋外したりしちゃうんだわ。

ファンのほこり

とりあえずホコリがひどいファンからキレイにしていきます。手っ取り早く取りはずして、ついでに配線もキレイに整えることにしました。いっそ扇風機みたいに分解して水洗いできたらいいんだけどね。

CPU ファン

CPU 周りのホコリもご立派です。こちらも全部取りはずして掃除して、ついでにグリスも塗り直しておくことにしました。グリスは2年程度で劣化して放熱性能が落ちるという情報がインターネットにごろごろ転がっているんですが、使用環境によっては数年使い続けてもなんも変わらんこともあり、真偽はよくわからんというのが実情のようです。まあ、先日10年ものの我が家の先代サブマシンでポロポロ劣化したグリスを自分の目で確認したので、この機会にメンテナンスしておくのは悪くないだろうと判断しました。500円ぐらいでも手に入るしね。

気になる部分の掃除が終わったので、メモリーを空いているスロットに突き刺して、SSD も固定しようとしたんですが、その段階になってやっとネジがないことに気付きました。いや、てっきりマザーボードが入っていた箱あたりを漁れば専用のネジが出てくると思ったんですが、どこを探しても見つかりませんでした。取扱説明書には必ず付属のネジで固定しろといった旨の注意書きがあるんですが、どうもメインのスロットぶんしか付属していなかったようです。そんな無茶な。

M.2 SSD マウント用のネジ

仕方がないのでその場でインターネット通販を利用してそれらしい専用ネジを調達することにしました。届くまで約1日メインマシンが使えなかったので、空いた時間にサブマシンでゲームして遊んでいました。やっぱりサブマシンだとメインマシンで起こっていた強制終了エラーが起こらないんですよね。まあ、それはそれとして、わりと充実した待ち時間でした。

ちなみに Google 先生に相談してみたら、SSD を固定するネジは普通に一般の M2規格のネジが使えるらしく、そのままホームセンターに走って100円ぐらいの袋詰めで売られているネジと六角でうまいこと固定することもできたらしいです。しかしそこは素人なので、専用品のネジということは、よくわからないところで絶縁仕様になっていたりするのか……とか、よくわからない疑問が次々頭に浮かんで確信が持てなかったので、おとなしく千円出して専用品を買うことにしました。

SSDのヒートシンク

ついでにもう1日待つならと、一緒に SSD 用のヒートシンクも購入しました。これも安くていろんな色があったので、ほとんどファッション感覚で買ったんですが、こういう安価な製品でもないよりは全然いいというレビューを見たので先人の知恵を信じてみようと思います。

気になる部分の掃除が終わり、ちょっとモタついた新しい SSD とメモリーの設置も完了したので、キレイに元どおりにして電源を入れます。ちょっと不安でしたが、案外普通に立ち上がりました。

メモリーが32MB に

メモリーも普通に認識されていて、16MB から32MB になっています。メモリーのスロットって、なんかカチッとハマる感覚がないので、どこまでゴリゴリ差し込むべきなのか、これ以上強く押さえたら物理的に傷めてしまわないかとか、毎度悩んでいる気がします。てか、メインマシンの CPU って i9だったんですね。作った本人が忘れてらぁ。

増設された SSD

新しい SSD のフォーマットも無事に完了して、D ドライブとして使用できるようになりました。今のところ Steam のゲームしかインストールしていません。Steam ライブラリ専用ドライブと化しています。てか、ゲームやらなきゃこんなに容量が足りない地獄に陥ることもないはずなんですよね。あいかわらず金がかかる趣味だぜ!

Steam は設定画面でデフォルトのインストール先をまとめて指定できるし、各ゲームの個別ページからインストールしたローカル・ファイルを引っ越しさせる機能もあるので、ストレージの整理は一瞬で終わりました。

Fallout 3

Fallout 3 だけは、セーブ・データを読み込むときに相変わらずよくわからないエラーメッセージが表示されます。なんかコンテンツのデータが失われているみたいなことが書かれているんですが、きっとこのデータを始めたときに MOD を導入していたからじゃないかなと思います。

私が使っていた MOD はグラフィックを変更したり、新しい機能を導入したりするようなゲーム拡張型の MOD じゃなくて、シンプルにゲームを安定化させたり、バグを取り除いたり、誤字脱字を修正したりするようなタイプの MOD だけだったので、たぶんそんな目に見えて大きな差は出ないと思うんですよね。てか、前に12年ぶりのバージョンアップがあったときに、MOD は軒並み機能しなくなったと思っていたんですが、なんか見当違いでもしてたのかな……?

データを読み込んでいつもどおり操作できるか簡単にテストしただけでは問題らしい問題は見つかりませんでした。たぶんこのままプレイ続行できると思いますが、今後やり込んで問題が出てきたときは別途 Fallout 3 のプレイ日記で細かく書くことになると思います。

Project Zomboid

一日ゲームをしていた仕事の遅れを取り戻してから、Project Zomboid も試しに最初からやり直してみました。結果はというと、最初のヘリコプターが来るイベントまで進めて、しばらくゾンビと追いかけっこしても強制終了エラーは起こりませんでした。物資も小さな家にしこたまため込んでいるし、地面に物も散らかして、ゾンビの死体もほったらかしていますが、特に問題ないようです。症状は改善されたと見ていいでしょう。

問題は何だったのかと振り返ると、今回のことから以下の2点が考えられます。

  1. メモリー不足
    ちなみに Steam の公式ページを見ると、Project Zomboid のシステム要件は“8GB RAM”と書かれています。うちはその2倍で問題に遭遇して、4倍で解決したことになるので、ちょっと数字がガバガバ過ぎる気がします。
  2. SSD の容量不足
    メモリー不足が怪しいなら、残るはストレージが限界ギリギリだったことで悪影響が出ていた点が考えられるかなと思います。SSD は残量が少なくなると処理が遅くなるという特徴があるらしいです。それが悪さをしていたのかな……と考えました。

SSD の問題なら、DEATH STRANDING とかで発生していたナゾの強制終了エラーも改善されそうですね。ストレージの残量ってそんなに影響が大きいのかといまさらながら驚いたところはありますが、何はともあれ症状が改善したのはよかったですね。いやぁ~ゲーム日記の再開が楽しみだなぁ♪