確定申告が終わると今年も一年なんとか乗り越えられたなぁ~と、気持ちに一区切りがつきます。それと同時に数字とにらめっこしながら整理していた書類の山からも解放されるので、ぶらっと息抜きしたい気持ちが出てきて、去年までのお礼参りと今年の願掛けも兼ねて、京都の伏見稲荷まで出かけるのがだいたい恒例になっています。

今年は新型コロナウイルスの懸念があったので、行くまでちょっと戸惑っていたんですが、今だと言うほど人はいないというクチコミを見つけて、思い切って行ってみました。もちろん、マスク、携帯型クレベリン、ハンドジェル、帽子、手袋、全部フル装備で行きました。正直これまでの人生でここまでの疫病の危機に瀕したことがないので、どれがどの程度効果があるのかはいまいち不明だったりしますが、念のためです。正直家に引きこもって運動不足気味だったので、山登りで運動したかったというのも目的のひとつだったりします。家にずっといたら死んじゃうんだもん。

手水は使えず

新型コロナウイルスの影響で手水は使えない状態になっていました。仕方ないですよね。稲荷山のなにがいいって、山中でも都度手水を使えるので、山登って運動したときの体が汚れる不快感とかが少なかったところなんですよね。今年は我慢するしかありません。

伏見稲荷神社

行ってみると、たしかに人はかなり少なくなっていました。外国人もちゃんといれば、まばらと言うほどでもありませんでしたが、普段のお昼の混み具合からすると考えられないレベルだと思います。普段はイライラするほど人で混み合っているんですけど、自分のテンポで歩いて、自分が行きたい方向へストレスなく移動できたのでめずらしい経験ができたと思います。道中の茶屋も、いつもは人であふれかえっているのに、この日は座りたい放題でした。

稲荷山からの眺め

ちゃんと登山する人からすると、稲荷山なんて山のうちにも入らないレベルなんでしょうけど、年中座り仕事をしている私としては毎年軽く道中で心臓が死にかけます。とくに京都の街並みが見える四ツ辻に行くまでが一番ツラいです。ここで一休みしてからぐるっとお山を参拝して回って帰ってきます。このあとも急勾配があるっちゃあるんですけど、なんでかここに来るまでが一番しんどく感じます。

密集せず

参道は心配していたほど人が密集しておらず、これくらいなら特別感染症を心配しなくてもいいかなと思える程度でした。一安心を通り越して、フル装備で来た自分が半分バカらしくなりましたが、まあ、考えられるリスクはできるだけ避けていったほうがいいですからね。

今年は人が本当にいなかったので、めずらしくお守りも買って帰ってこれました。パッと吸い寄せられるように陳列されたお守りの前に立ってしまって、目の前で実物を見て悩んでいてもしばらく後ろを気にしなくていい感じだったので楽でした。そのままホイッと気に入ったものをお姉さんに渡したあと、いつも買わないのになんでかなと考えて、そういえばいつもは人だかりがすごくて面倒になるから買わないんだったと気付きました。

とはいえ、今年はやっぱり異常ですよね。お稲荷さんぐらいになると、この新型コロナウイルスも幾度となく蔓延した疫病のひとつでしかないんでしょうけど、まだまだ働かないといけない人間としてはやはり今後が不安です。はやく日常に戻れますように……。