『ドラゴンクエストXI 過ぎ去りし時を求めて』2周目に向けた個人の感想・妄想・解釈・考察
ネタバレしかない長い記事です。
PlayStation 4(PS4)版の『ドラゴンクエストXI 過ぎ去りし時を求めて』を終えてから2周目をやりたいんですけど、要領が悪い人間なもので、なかなか時間を作れないので、ちょっと時間が経っていろいろ忘れてそうな未来の自分向けに、今考えていることや2周目で確認したいことをこの記事にまとめておきます。
ご注意ください
一度クリアした人間の2周目用メモなので、ネタバレががっつり入っています。PS4版のみクリアで、さまざまな要素が追加された Switch 版は未プレイです。かなり推測が入っていますので、間違っている部分も多々あると思います。読み進める場合はご注意ください。
あと、自分用のメモなので、うっかり検索などでたどり着いたかたは読みにくいかもしれません。ちまちま下書き状態で書き足し続けたものなので、文字数ヤバいですし。ここに書いてあることは私の勝手な考えなので、正直読む意味があるのかよくわかりません。わからないところは考えが散乱していますし、自分なりに考えて結論を出した部分でも自分がそう考えただけで、作品の解釈は人それぞれ、なにが正解かなんて堀井さんや製作者でもなければ言えないものだと思うので、これが正解だと言いたくて書き残すものでもないです。強いて言うならこれは自己満足のメモです。
このゲーム、前世でやらかした勇者が、今世できちんと尻拭いして男女混合のリア充パーティーを組んで、自分の武器と両腕ぐらいしか仲間がいないボッチ魔王とボッチ邪神を仲間と仲良し幸せオーラで煽りまくってボコりに行く話だと私は途中まで思ってました。今はちょっと印象が違います。
邪神を倒す真エンディングはいろいろな考え方ができると思うんですけど、なんだかんだで私が一番しっくりきたのは、勇者イレブンは先代勇者ローシュがもう一度愛する女と世界を救うために遣わされた代理勇者だった説です。イレブンくんが自分の使命として邪神を倒して仲間と一緒に成長を遂げ、その力をセニカに託して過去に送り出すことで、ローシュの4人パーティーはきっと邪神を打ち倒すことができ、その代わりイレブンくんの世界は実質巻き戻されて消滅したという感じです。でも、勇者イレブンと彼の仲間の魂、そしてイレブンくんがいた世界の人々はまた生まれ変わって別の歴史を紡ぐ糸になるし、その魂はイレブンくんの冒険を通じて大きな成長を遂げていて、きっとみんな時間を巻き戻す前の記憶をなんとなく覚えているみたいに、転生先にもその成長は持ち越されるんじゃないかな。だから、イレブンくんの世界は、悪く言えば必要な犠牲として消えた形で、でもイレブンくんが成し遂げた偉業は、時の番人として世界を見ていた、さらに勇者イレブンの力を右手に引き継いで過去に戻ったセニカが語り継ぐ、あるいはもしローシュの時代から転生してイレブンくんの活躍を目にしていた魂があれば、過去に巻き戻された先でなんとなく彼らの心に残るみたいなもんだと解釈しています。
堀井さんは先日のネタバレイトショーで、パラレルワールドではなく、世界がひとつに収束していくという認識で物語を書いたと話されていました。だとしたら、セニカを送り出すエンディングはまず過去が書き換えられるので、高確率でイレブンくんの世界が消えることを意味します。消えたタイミングの判断が難しいんですが、カミュが「こういうことがあった気がする」と既視感を述べたということは、けっきょく主人公を送り出したときにも「消えた」あるいは「行っちゃった」みたいなことを考えるぐらいの余韻はあったという解釈になりますから、あの場にいるあいだは絶賛時間巻き戻し中で、まだぎりぎり世界が保たれていたのかもしれません。主人公が時間をさかのぼったときは、いったんイシの村から冒険が始まるところまで戻って、そこから追体験するように進んで聖地ラムダに着地していました。セニカさんは少なくとも数百年は時の番人をしていたので、巻き戻しに時間がかかるのかもしれません。そもそもあの塔自体が時間の影響を受けないマップだったので、残されたほうがどうなるのかイマイチわからないので想像なんですけどね。
そこからみんなが故郷に戻ったというメッセージが入ってイシの村になるんですが、私はもうこの時点でイレブンくんの世界が消滅している可能性が高いんじゃないかなと思ってます。なんか一度村が滅ぼされているところといい、『ドラゴンクエストIV』のエンディングを彷彿とさせますが、きっと荒廃した故郷の村に光が満ちて、毒沼が花畑になり、自分の代わりに犠牲になったシンシアが生き返ったみたいに、現実とも夢とも聖竜の気遣い空間ともとれる場所になってるんじゃないでしょうか。
イシの村が現実じゃないことを匂わせる要素は複数あります。
あとは迎えに来たベロニカとセーニャがわりとしっかり「しばらく会えないからみんなに挨拶を」と勧めてくるのも、エマがやたらと「これからも変わらずあなたについていく」とか「ずっと一緒に生きていこう」とか、ぐいぐい来るのもあやしいところです。まあ、ぐいぐい来ないエマはエマじゃないんですけど、村人たちもやたらと「これからは自分の人生を歩むんだよ」とか言い出します。じゃあ、今までの人生はなんやったんや。
次に移動する命の大樹は、私が知る限りではもとから時間が固定されているマップです。普段から夜に行っても、祭壇で虹の橋をかけるときの演出途中で勝手に夜が明けて、マップ内はお昼前で固定されます。エンディングのこちらのマップでは代わりに素材を採取できるキラキラが消えている違和感があります。
勇者のつるぎを返納すると、聖竜が出てきて本格的なエンディングの語りが始まります。この流れ、勇者の魂が双子の導きによって大樹に還った表現なんじゃないかと私は考えています。双子しか連れずに大樹に行くのはたぶんこれが初めてなので、場合によってはファナード長老の予知夢は、最初からこちらだった可能性だってあり得るんじゃないかな。ローシュが死んだときにセニカが「(勇者のつるぎを)あるべき場所に返す」と言います。あの剣はローシュが作ったもので、イレブンくんと違って大樹から持ち出したものじゃないので、あるべき場所があそこというのは変な話です。完ぺきな想像ですけど、もしかしたら剣を返すことが勇者の役目が終わったことを意味し、剣に宿った勇者の魂を大樹に戻す弔いの意味合いがあったんじゃないかな。セニカは時のオーブを見つける前に、とりあえず想い人の魂が転生してまた芽吹いてこれるようにしたかったとか。
聖竜はいつか自分が闇に墜ちたらという条件で「そのときはどうかこの剣を手に……過ぎ去りし時を求めて」と言い、同じ勇者のつるぎと、シリーズ初作の主人公の映像につながります。第一作目のラスボスは竜王で、聖竜とのつながり(たぶん子孫?)が容易に想像できます。同作品のロトのつるぎは、竜王の城で見つかります。ここらへんを見るに、イレブンくんの魂は大樹に還ったあと、初代『ドラゴンクエスト』の勇者に転生するんでしょう。初代勇者はロトの子孫にして生まれ変わりという設定があるので自然な感じがします。だとしたら、こんだけ8人でわいわい旅をして、次は一人旅のあとに嫁だけ連れてハネムーンってところに、今作の大人数冒険にじつは心底うんざりしていたんじゃないかしらという懸念がちょっと残ります。それか本当に家庭がほしいタイプだったのかな。
初代主人公の映像のあとに歴代シリーズ作品の映像を流しながらのスタッフロールが挟まって、最後に過去に戻ったセニカがローシュと再会するシーンが入ります。白いハトはキリスト教の宗教絵画では聖霊の表現なので、二人の再会は大樹の意図するところだったってことなんでしょうね。っていうか、今作はわりとキリスト教の影響がちらほら見られるんですよね。そのわりに、いずれ築かれる神の国という概念がないので、魂は輪廻転生するのが基本みたいなんですけども。
出会った二人が駆け寄って手を取り合い、両者の紋章が並んだところで再会シーンは終わります。画面が切り替わって、紫の髪の女性がイレブンくん一行らしき8人の冒険物語の本を読んでいる場面になります。もとから聖竜がイレブンくんに語り出した時点で聖竜と邪神の話の一部映像が挿絵風に変わっていたので、セニカはこうした知識も持ち合わせていて、ここらへんも含めて語り継いでいるってことかもしれません。聖竜の語りと、この女性が読んでる物語がオーバーラップすることで、セニカの過去戻りでどんな影響があったとしても、イレブンくんの冒険は無にならず、ロトの称号の由来である「まことのロトの勇者として」人々に語り継がれていることがうかがえます。
本を本棚にしまった女性は2階へあがり、ベッドで寝ているローシュ似の髪型の人物を起こします。そのセリフは『ドラゴンクエストIII そして伝説へ…』の冒頭と同じ、母親が子供に優しく呼びかけるものです。もとからキャラクターの外見や装備品がそのまんま3の意匠だったローシュの世界はこちらの作品につながるという示唆だと思います。きっとローシュとセニカの子孫か生まれ変わりが3の勇者だったり、その母親だったり、あるいは父親だったりするんでしょう。
3は時系列で並べるとロトシリーズの最初にくる作品です。その勇者が持つ剣は、少なくとも作中の時点では明確な伝説の武具ではなかったと記憶しています。勇者が世界を救ったときに持っていた武具がのちのち伝説になるみたいな話で、3と1の剣の性能が違う説明にもなったんじゃないでしょうか。3のラスボスであるゾーマの闇の衣を破るのは剣ではなく「ひかりのたま」で、冒険の途中で出会う竜の女王が授けてくれるので、「神のつかい」を自称する聖竜の子孫がくれる光なら剣の形態をとっていなくても今作の世界観や設定と合うっちゃ合います。
ネタバレイトショーでディレクターの内川さんが改めて指摘されていましたが、3の冒頭と同じセリフが出るエンディングシーンで、母親が読んでいた本を本棚に戻すと、すぐ隣に同じ色違いの本があることがわかります。母親が読んでいた本は赤、向かって左隣にあるのが緑で、色以外はデザインも厚みも大きさもほぼ一緒です。2冊ある理由はまだ公式からは明かせないそうです。私、これがさっぱりわかりません。よく見たら並んでる本は全部で11冊あって、左の緑の本が左端から4番目、右の赤い本が反対の端から7番目になります。本はダブルパックの箱が似たデザインだったので、実物をチェックすると中身が推測できるのかもしれませんが、私持ってないんですよね。ちなみに商品画像を見る限り、色はあんまり関係ないかもしれません。もしかしたらベロニカの赤とセーニャの緑かなとか考えたこともあったんですけどね。
とりあえず候補をいくつか考えてみました。
イレブンくんがロトの称号のオリジナルとなった「まことのロトの勇者」でも、イレブンくんの世界が消滅していれば、邪神を実際に討ったのは先代勇者のローシュということになるので、当然ローシュにも光が当たるべきです。だから3の世界には緑のローシュ伝説と赤のロト伝説が存在する……とか? でも、こう対になっているなら、ローシュの話がまったく出てこず、ロトだけが称号になるまでひいきされるのがよくわかりませんね。
まだ時の番人をやっていたころ、イレブンくんが時間を巻き戻す前のこともセニカが覚えていて、気を利かせてどっちも同じ主人公のシリーズものとして残してくれた……とか? ベロニカが生存していた邪神討伐が赤で、亡くなってセーニャに能力が受け継がれた魔王討伐が緑だと、なんでベロニカが基準なんだというツッコミは置いといて、なんとなく説明がつくかなと無理矢理思ったんですけど、時の番人の記憶力のほうがもっと懸念材料です。
ベロニカとセーニャのカラーからの読みと同じで、なんかしらこの色が象徴する人物2人のそれぞれの記録……とか? ただ双賢の姉妹だと観測点が近すぎるので、2冊同時に存在する意味もあまりないような気がします。だいたい口承の伝説って、勝手に話しにくいところは端折られたり、似た部分は都合よくまとめられたりするのがよくあるので、2冊の本は装丁が似ていても内容が全然違うと考えるのが妥当じゃないでしょうか。でも同じ対象を取り扱っていても、視点主が違えば対になる本として似た装丁で並べられることもあるかなと思ったんですよね。一番ありそうなパターンはローシュ視点とセニカ視点ですかね(詳しくは後述)。
同じ棚に11冊並んでいるなら、本作がシリーズ11作目だからという安直な推理で考えたんですが、並び順に違和感が残ります。今作は全般にロトや天空シリーズとのつながりが散見されるので、過去作品の一つだけを11と対になる作品として選ぶのは難しそうです。
同じ段に入っている11冊の本をジッと眺めていると、ほかにも色違いで装丁が似ている本があったりします。単なるデータの使い回しではなく、意図的なものなら、2冊だけが特別なのではなく、ここに似たデザインのものも混在して11冊あること自体に意味があるのかなという気もします。パッと思い浮かぶのは仲間のことです。ただ、ローシュ組4人、イレブン組8人なので、明らかに1冊足りません。この欠けた1冊は観測(執筆)者が抜けたからか、それとも実際は一人と考えられるキャラクターがいたかのどちらかじゃないでしょうか? ありそうなのは双賢の姉妹が一人分カウントか、あるいはイレブン8人組にじつはイレブンくん以外でローシュの転生体がいたとかですかね(詳しくは後述)。11はとこしえの神殿に設置されている時のオーブ1個と周囲に浮いている同じオーブらしき10個の合計数でもあります。もし仲間の時間がここのオーブにそれぞれ記録されているなら、大樹かなにかのマジカルパワーで本にすることもできるかな~と妄想したり。その場合、セニカが過去に戻ったときに詳細な記憶を保持しているかどうかは問題なくなります。
物語がどうこうじゃなくて、単純に今作二つのハードで作ったから両方で遊んでほしいという製作陣のアピール……とか? うちはPS4でやったら赤い本を読んでたんですが、3DSのエンディングは反対の本を読んでるのかな? Switch 版で増えたら確定ですね。
書き出してみても、正直よくわからないです。
最初にイシの村の石碑を見たとき、「ルビス様がついに来た!」と思ったんですよね。クリアして振り返ってみたら違った気がします。
石碑の模様は「大地の精霊」らしく、ほぼ同じものが隣の巨大な神の岩にも描かれています。パッと見、大樹ですよね。これと似たものがメダチャット地方の南西にある名もなき島に地上絵として描かれています。
ただし、こちらは石碑で根のように張っていた下の部分が違っていて、長い三つ叉の尻尾を持つ四足歩行の動物のようになっています。
神の民の里で見られる大樹の苗木には葉っぱの付け根にグルグルの模様があります。
同じ里の壁画にも大樹の絵があり、ぴったり一致まではしませんが、やっぱりなんとなく似ている気がします。とくに根の張り方は形に影響が見られます。
ということは、やはりイシの村の石碑は命の大樹を表していて、実際は動物(竜)であることを島の地上絵で示唆している感じでしょうか。命の大樹は光を司る聖竜が姿を変えた別形態で、その大樹は大地の精霊でもあるんですかね。ルビス様並みに肩書き増えていきますね。
壁画つながりで言及すれば、この上の太陽みたいなのもよくわかりません。精霊が時のオーブを掲げてるっぽいし、めっちゃ中央に描かれてるし、けっこう大事そうな存在なんですけどね。この世界では聖竜が光なので、太陽も聖竜って解釈でいいんでしょうか。ということは右側の満ち欠けしている天体らしき丸は月ではなく太陽の光が満ちていく表現なのかな。そういえばこの世界、ずっと満月ですよね? 崩壊後から過去に戻るまでは違ったのか、記憶がないのでここらへんの世界観も確認しておきたいです。
最初は聖竜と邪神以外に第三者的な時を司る神様がいるのかと考えてましたが、エンディングの聖竜の語りからは、邪神に敗れて時の流れから外れてしまった聖竜を助けるために光の眷属である神の民が編み出した奥の手の秘法みたいな印象を受けました。聖竜は時間の流れを得たことで亡骸が大樹になり、命を生み出せるようになったという解釈です。どちらかといえば、時のオーブの力は聖竜や神の力というより、聖竜を想う神の民の力みたいな位置づけがしっくりきます。塔に入る歯車が神の民によって管理されている点も辻褄が合います。だから神に時間を捧げているような構図になっているのかな。
太陽神といえばラーですけど、ラーの鏡そっくりな「やたの鏡」が今作出てきますね。天照大神も言わずと知れた太陽神ですが、わざわざラーの鏡を匂わせながらも名前を変えてきたのは、のちのジパングでヒミコに化けたやまたのおろちにラーの鏡が通じない点にかけているのかな。それとも、ラーがまだ神格化されていないだけかな? 世界もまあ、違いますしね。ゲームを始めたころは、いずれルキにラーの鏡を使うと本物のデルカダール王になるのかとか、ちょっと考えてました。キリスト教のエジプト逃避に倣うなら、幼い勇者が身を潜めたイシの村にラーが関わっているのもありかなという程度の思考です。
ラーの鏡に彫られた文字はルーン文字のアレンジみたいに聞いたんですけど、勇者のつるぎもたぶん一緒でしょうか? なにが書かれてるのか自分では解読できませんでした。
なにが書いてあるかわかんない文字だったら、遺跡系のダンジョンに散見されるこの壁の文字もよくわかんないです。同じようなパーツの組み合わせでパターン化されているところを見ると、漢字の偏と旁に似た構造みたいですね。カナ対応で母音と子音のパーツの組み合わせとかだったら読みやすいんですけど、解読するにはもうちょっとヒントがほしいところです。
あと画像がないんですけど、勇者の星の古代文字をロウが「ニズゼルファ」と読み上げていました。そもそも私、あの紋様のなかに文字らしきものすら見つけられないんですよね。勇者の星の紋様はセニカが神の民と協力して施した封印で、ケトスの体やケトスを呼ぶ台座、ケトスが出す邪神戦の舞台などにも共通する様式です。
あれ、どこかが文字なんですよね……。
だとしたら、天空魔城に出てくるこの丸い邪悪な封印も実際は古代文字なのかな?(画像は進行度の都合でネルセンの試練に出てくるものですけども。)
読めないばっかり言ってますが、読めるアストルティア文字も少し見つけてます。このイシの村の墓は「1380 めがみのしゅくふくあれ」だと思います。アストルティア文字はグロッタの町のネオン看板とか、プチャラオ村のお食事処の看板とか、世界的に目にするので、きっとこの世界のこの時代の標準言語なんだと思います。預言者の海に浮かぶメッセージもそうでしたね。つまり、『ドラゴンクエストX』ともそう遠くない世界設定なのかな。
「1380」の数字が没年なら、この世界にも暦はいちおうあるということになります。木製の墓標なので、劣化を考えればまだそれほど年数は経っていないんじゃないかと思います。少なくとも熱心に手入れをする埋葬者の子供とかがまだ生きているぐらいじゃないでしょうか。だったらこの物語は1400年代ぐらいかな~と勝手に妄想しました。聖地ラムダに飾られていた勇者の母子像からキリスト教の影響が見受けられるので、勇者の生年が暦の起源となっているとすれば、セニカさんは数百年どころではなく、千年を軽く越えて時の番人をしていることになりますね。プワチャット文明が滅んだのが数百年前という話ですから、邪神の力を手に入れたウラノスさんは私が想像していたよりゆっくり国潰しに動き出したようです。あの人そのあいだなにしてたんや……。
あと、「女神の祝福あれ」が気になります。「女神」ってだれやねんっていう話ですよ。セーブ担当の女神像なんでしょうけど、女神ってだれやねん。ルビスが来たと期待していたのはこの女神像があったからっていうのもあるんですよね。聖竜メス説はありそうですけど、像は明らかに人型ですし、最後まで私はわかりませんでした。
エンディングでイレブンくんと初代主人公の関係性が示唆されているので、エマちゃんは私のなかではローラ姫で確定しています。どうせ結婚しなくてもそのうち向こうが無限ループを体得して勝手についてきます。いっそ清々しく、戦闘に一切協力せず、帰り道に「足首をくじいた」とか言ってお姫様抱っこを強要して神の岩から帰ってくればよかったんじゃないかと思います。
ひいては彼女がルビスにつながるんでしょうね。なにかっちゃあ、けっこう微妙なおまもり作ってくれますし。私は甘酸っぱいバカップル伝説より、ロトとルビスの腐れ夫婦感もほしかったので、女神像がルビス関係なら、エマのおまもりを外した時点で HP と MP を回復してくれなくなるとか、スキルポイントのリセットがぼったくり価格になるとか、愛のムチがあるとおもしろいかもと思ってました。でも、なんだかんだで旦那が好きでたまらない感じを隠しきれないルビス様だと、とてもいいと私は思うんですよね。まめにエマちゃんに会いに帰るとレベルアップのスキルポイント多くなるとかね。
ロトのルビス様は赤髪の設定だったはずだから、エマちゃんがずっと大事に身に着けているスカーフがその象徴なのかもしれません。
そうするとハンフリーがルビスのチャンスもありますねって書こうとしたら、けっこうオレンジでした。でもまあ、髪型ペアルックなのでワンチャン運命かもしれません。
もともとロトの勇者のオリジナルは精霊とイチャコラしてたら諸悪の根源をうっかりバラまいてしまったので、いつか平和に嫁とイチャコラできる日を夢見て、嫁とイチャコラしながら転生を繰り返して悪を成敗し続けるみたいな存在だったと記憶しています。勇者の女はだいたい勇者に負けず劣らずの特別な祝福を受けている印象があります。って、ここまで書いてよく考えたら、ロトシリーズでそういう路線だったのって初代ぐらいなのかな。そういう点ではイレブンくん(とローシュ)ってある意味王道なんですね。
エマちゃんが特別だという印象づけは、誕生日がだいたい同じ幼なじみと、年頃になっても淡い恋心を抱き続けるほど仲良しで、そのまま成人してすぐ結婚して添い遂げる約束をするってところから始まっていると思います。しかもちゃんと転生しても見つけ出して夫婦になる気満々なわけですし。現実でこんな甘酸っぱい純愛するヤツらおったら、そりゃ神話になるやろって思います。
神の岩の頂上で、二人が手をつかんでピンチになったときに、空に紋章が浮かんで稲妻が強敵を仕留めるっていう流れは、二人が運命の相手である象徴だと思うんですよね。これ、夫婦のれんけい技じゃないかな。勇者が勇者パワーで窮地を脱するのはよくあることですが、紋章が空に浮かんで雷が落ちるのは、今作では勇者のつるぎを自分で仕上げたときぐらいしか思い浮かびません。ほかに忘れているのがあっても(あとでムービーを見返してジャコラ相手に普通に手を掲げて同じ芸当をやってたのを見つけました)レアなのは確かでしょう。エマちゃんの存在は勇者のつるぎ相当という意味だと思います。もともと初代ロトの勇者は運命の女の愛を手に入れることで竜王を倒すほどの力を得るみたいなのぼせた設定があったと思います。実際なくても世界救えますけども、勇者イレブンにエマちゃんの愛はそれだけ重要ってことなんじゃないかな。どうせならルビスはもともと火の精霊のはずですし、勇者のつるぎを作るときに鍛冶場に連れて行って夫婦で共作したらよかったんじゃないですかね。手をつないで本気出したらデイン系の強化版が出るんだから、エマちゃんがもし仲間に追加されるんだったら、忠義の鉄塊よろしく、アストロンかけた嫁を敵中に放り込んで、あるいは嫁が敵中で自分を石化させて避雷針よろしくデイン系の呪文をかけるれんけい技とかあったら強そうです。
時系列的には開祖となる「そんな、ひどい……」ループを繰り出したのはシャール女王に化けた魔女のリーズレットさんでした。おうじょのあいならぬ女王の愛は人魚の女王セレン様でしたね。どっちも大人の女性です。なんとなく、エマのおまもりに盗聴器や小型カメラのようなスパイ機能の魔法細工が仕込まれていて、主人公のまわりをうろつく女の挙動を研究したエマちゃんが来世でこういう技を繰り出してくるんじゃないでしょうか。
主人公が隠れるように育ったイシの村は山間の集落で、周辺を見渡すとけっこう栄えていた跡が残っています。デルカダール城へ向かうときに抜ける前の平原にも住宅跡のような積み石が見えますし、神の岩に登る前も崖の向こうに崩れた建物の基礎がいくつも見えます。
物語の後半に神の岩にもう一度登ると、途中の水汲み場らしき階段を下りた先の水位が下がっていて、水中に沈んでいた昔の建物跡に入れるようになります。上から覗くと宝箱が見えます。
宝箱の横には調べられない墓石と石碑があります。この石碑、天空の古戦場のものと一緒の様式なんですよね。だとしたら標高も高いことですし、イシの村も昔、天空の神の民と交流があったとか、もともと浮いていたけどなにかで落ちたとか、なんかしら縁の地なのかもしれません。もしかしたら古戦場で戦になったときは拠点になったりした歴史もあるかもしれません。
神の岩内の石碑もそうですけど、古戦場の歴史が刻まれた石碑には羽ばたく鳥の翼のような、全体的に逆三角形のフォルムをしたマークが入っています。これ、大地の精霊の石碑の土台にもたぶん同じ主題と思われる彫刻が施してあるんですよね。パッと見は海を波立たせながら空を飛ぶケトスでも描いてんのかなって印象ですけど、決定打がありません。ケトスだったら下にあるのは勇者のつるぎかな? 天空のフルートもなんかちょっと違う気がします。なにを描いているんだろう?
なんにせよ、イシの村もけっきょく勇者をかくまうだけの所以がある村なんだろうなって思った話です。ここらへんを掘り下げてみていったら世界観とかもうちょっと雰囲気を楽しめそうだなって。
でも神の岩の上って、けっこう異次元なんじゃないかと思うぐらいランドマークが見当たりませんよね。180度以上開けてる高地なのに、北の命の大樹も、南の黒い太陽もろくに見えないし、眼下の地表もケトスから見るのとはちょっと違うように感じます。不思議。
ケトスは3でいうラーミアのような、空を移動する手段となる神獣です。音楽でラーミアとの関連性が示唆されているものの、なんでここにきて不死鳥じゃないのかという疑問が残ります。鳥じゃなくても、なんで卵も産まなければ火属性でもないクジラなのか、私にはさっぱりわからないです。
クジラで神話絡みなら、ポセイドンが作った怪獣がいます。エチオピアのカシオペア王妃が海の女神よりこちらが美しいと言い出したために海神の怒りを買い、その奢りの代償として海からケトスが差し向けられます。娘のアンドロメダを生け贄に差し出せばケトスが鎮められるという話でしたが、その後アンドロメダの夫となるペルセウスに退治されています。完ぺきにやられ役の噛ませ犬です。海神もこの世界だとムウレア王家ですが、ちょっと世界観が違いすぎる気がします。クジラにする意図がよくわかりません。
古代エチオピア王家を聖竜、海の神々をニズゼルファ、アンドロメダをセニカ、ペルセウスをローシュに置き換えて、ムンババみたいにもとは邪神のモンスターだったけど、勇者の聖なる雷で聖獣になって今のケトスに生まれ変わったみたいにも解釈できるのかな? でもちょっと妄想の域を出ませんね。
ネタバレイトショーでは、冒険の序盤でカミュと一緒に滝に飛び降りても無事だったのはケトスが助けたからという設定が明かされました。なんならその姿も描こうかと言っていたそうな。つまりケトスは勇者のピンチには笛の音がなくても駆けつけるし、あの笛で釣り上げるイベントも、とくにケトスの利用開始時に必須な行為というわけではなかったということになります。じゃあ、なんで釣り上げたの……?
釣りはキリスト教でもいろんな象徴になっていて、聖書にも漁師がたくさん登場して教訓めいた話を残しています。舟を出して網を下ろし、その網で魚が捕れることは神の恵みがあったことを意味します。また、神の教えを広め、イエスのあとに続くように宣教することを「人を釣る者になる」という表現をします。テオは釣りの最中に赤ん坊のイレブンくんを拾います。世界崩壊後の物語が始まった直後、イレブンくんは魚の姿で追っ手から逃れ、人間に釣り上げられて人の姿で地上へ戻ります。預言者のウラノスがイレブンくんの前に現れたときも釣りをしていました。ケトスを笛で釣ることにも大きな意味があるはずです。ただ、釣ることの必然性が崩れて張りぼての演出っぽくなってしまうので、なんか納得できないんですよね。全然つながらないので、ケトスは私が気づいてない要素がたくさん残っていると思います。2周目の課題です。
ケトスを最初に釣り上げるときは、先にセーニャが笛を吹いても反応しなかったので、勇者が笛を使うことに意味があるんでしょうね。ケトスの覚醒時もギミックがよくわかりません。
ローシュ一行はセニカが笛で目覚めのしらべを奏でることでローシュのつるぎに光が集まり、それをケトスに放つことでケトスが覚醒します。イレブンくんの場合は、まず経年劣化したと思われる笛の力を時の番人状態のセニカに補充してもらい、三人で「おおぞらはおまえのもの」を詠唱したあと、セーニャが竪琴、ベロニカがフルートを奏でて光を集めます。
セニカが一人でやれた前例から、ケトス覚醒に双子が必須条件じゃない可能性はあるのかな? それとも双賢の姉妹は二人でセニカ一人分説か、逆に、セニカだけがケトス覚醒の能力を与えられていることも考えられるのかな? セーニャの笛にケトスは無反応だったけど、ベロニカが笛を吹くことに意義でもあるんでしょうか? そもそも、ここらへんは単にサービス精神で作られた3のオマージュという可能性もあるのかな。
このシーンの最中にちゃっかりつるぎを準備しているイレブンくんは、勇者のつるぎ・真を手にしていました。ローシュの剣である必要もありそうです。
ケトス覚醒時に目に表れる紋章です。時計と同じ12刻みのパターンで、時のオーブが置かれているとこしえの神殿の床と、細部は違えど共通の様式だと思われます。
12刻みのパターンはなにも時のオーブ関連の場所限定ではなく、大樹関係でもよく使われています。時間の流れに戻ったことで聖竜が命の大樹になれたことにちなんでいるのかもしれません。ただ、よくわからないのが、上の画像です。冥府でロウがグランドクロスを習得するときに描く円陣ですが、ニマ大師が「大樹の紋様」と言っています。大きく見ると4分割パターンですが、背面に12本の分針のような模様が見えます。変則的なパターンです。オーブの6、仲間の数の4と8、時計の12が作中よく見られるパターンだと思います。大樹の葉っぱの数とかは奇数が多いみたいですけどね。壁画の邪神の脊椎の数も9個で奇数だったような気がします。
そもそもとこしえの神殿の床は、聖地ラムダの大聖堂の床ともけっこう似てるんですよね。これは大樹が共通しているためかな? 一番外の水色の丸は16個なんで、16もなにか大樹と関連する数字なのかもしれません。
ケトスは神の民の里の壁画にも描かれているため、塔が作られた時代あたりにはすでに存在していたんでしょう。塔の右側の絵が光の復活を意味するなら、時系列的にこの中央部分の絵は、塔を中心に左から右へ山なりに物語が描かれているのかもしれません。神の民がブルー、シルバー、グリーン、レッドのオーブを捧げると、ケトスが現れて太陽の光が戻ったって感じですかね。……わかりませんね。
ここに描かれているオーブの4色は、塔に入るカギとなる神秘の歯車のデザインとも一致しています。だから時のオーブが置かれた塔とケトスがつながっている可能性は高いような気がします。ただ、いまいち各ピースがうまいことハマりません。
ケトスは覚醒すると「我が心、ローシュとともに……」と言います。名指しで一人を指名してくるあたり、どことなく自分の主はローシュただ一人であるという忠誠心を感じさせます。イレブンくんにとっては底知れぬツン感でしょうね。ケトスはラーミアと同じように勇者に懐いているんでしょうが、勇者のつるぎといい、ローシュじゃないとダメ感がちょくちょく醸し出されています。
本作に出てくるオーブはイエロー、パープル、ブルー、シルバー、グリーン、レッドです。捧げる祭壇に行くと勝手に下の画像のように並びます。
神の民の里の壁画には、ブルー、シルバー、グリーン、レッドの4個がまとめて描かれていて、イエローとパープルは別のところにあります。もしかしたら生成の経緯が違うのかもしれません。
イエローは大樹の頂にあります。なんか重要すぎてゴールドオーブかなと思うぐらいです。
パープルはニズゼルファの左目です。なんか重要すぎて闇のオーブかなと……。ニズゼルファのマスクが左目側からまず崩れるのとなにか関係があるのかな?
こうやって見ると2個と4個のあいだに重要度の差がありそうですが、ストーリー上はいたって平等に扱われています。各オーブが手に入る場所と、六軍王の対応表は以下のとおりです。
グロッタの町の仮面武闘会の賞品
(ユグノアのイベント後、ロウとマルティナが仲間に入ったときに手に入る)
鉄鬼軍王キラゴルド(カミュの妹マヤちゃん)
バンデルフォン城跡の地下宝物庫
(まほうのカギ入手後に入れる)
屍騎軍王ゾルデ
クレイモランの国宝
(国を凍り漬けにした魔女リーズレットのイベント後入手)
邪竜軍王ガリンガ
怪鳥の幽谷
(ボスモンスター「ごくらくちょう」を倒すと入手)
魔軍司令ホメロス(グレイグの元親友)
海底王国ムウレア
(人魚ロミアのイベント後マーメイドハープを使って行ける)
妖魔軍王ブギー(マルティナ同伴)
デルカダール神殿
(物語序盤にカミュとすでに手に入れている妹ご所望のお宝)
覇海軍王ジャコラ
ザッと眺めても、あんまりなにかが結びつく感じはしないですね……。
ちょっと気になるのは、この闇まみれのストーカー(数えるときは“匹”カウント)が持っている玉です。確か「まがまがしい宝玉」みたいな表現で、オーブとは直接言ってなかったと思うんですけど、闇のオーブ臭いですよね。邪神の力を持つウルノーガ様レベルなら、オーブみたいなものも擬似的に作り出せるということでしょうか? パープルオーブがもともとニズゼルファの左目なら、ニズゼルファはなんで新しいオーブを作って補完しないんでしょうね?
ドラクエの世界って、たまに異なる人種が混在しているのかと思うほど頭身のバランスがおかしいときありませんか?
マッマ、愛してるけど、こう並ぶとサイズ感がなんとも……。
ちなみに、ペルラさんはよく見るとチラッと見える髪の色が主人公に似ているっぽくて、瞳もブルーなのでなにげにそういうところは実母のエレノアさんに通じるところがありそうです。やっぱり勇者の育ての親になる人も選ばれてるのかもしれませんね。
比較的バランスが取れていそうなデルカダール王もマルティナと並ぶとこの顔のデカさ。岩合さんが写真撮ったら「立派なオスですね~」って言いそう。
ロウも自分で話していますが、これって神の民の血が混ざっている結果ともとらえられないでしょうか?
神の民の里に置かれている先代勇者パーティーの像を見てみると、台座の部分に各職業と思われる絵が施されています。右端から勇者、戦士、神の民、魔法使い、賢者かなと思います。見えない部分もこの5職が繰り返されています。神の民はローシュに協力していたようですが、代表者がパーティーに加わったという情報はありません。この絵の様式がスキルパネルのものに似ているので、もしかしたら4人のなかに神の民のスキルを使いこなす人間がいたのかなとちょっと思いました。
あるとしたら、勇者になるには天空人の血が必要っていう天空シリーズの設定を連想させるので、ローシュあたりかなと思ったりしました。勇者選定に血統が重視されることになるので、ユグノアの血が勇者の血みたいな認識になるのも頷けます。これも妄想ですけども。
ニズゼルファが終末の炎を出してから片腕を撃破すると、上の画像のような「聖竜の末裔め……!!」というセリフが出てくるんですが、これもちょっと気になります。聖竜の末裔は神の民のはずです。人間は神の民が聖竜からできた大樹の種を植えたときに草木や動物に続いて最後に生まれたので、聖竜というより厳密には大樹の子です。単純にイゴルタプ長老が時のオーブを割る前に仲間が習得していた力もこちらの時間軸で解放して、スキルパネルを拡張してくれたことを指しているんでしょうかね?
神の民の里に、勇者ローシュとその仲間のセニカ、ネルセン、ウラノスの像があります。
よく見ると頭部の宝玉の部分だけ色つきになっています。大樹の苗木で見た実際の色はローシュとネルセンの物理攻撃組が青、セニカとウラノスの呪文担当組が赤なんですが、この石像、ローシュ以外はその色がちょっと違います。
セニカはシルバーです。
ネルセンが赤なので、これは壁画の4個セットになっているオーブの色なのではないかと思ったんですが……。
ウラノスが黄色でした。なぜよりにもよって大樹の色を裏切り者が冠してるんでしょうね……? 彼の裏切りもローシュの成長を望む神のご意志だったみたいな暗喩でしょうか? ローブの色からも緑がしっくりくるのに。
また台座の正面にきている絵柄に目をやると、セニカが戦士だったり、ウラノスが神の民だったりします。そもそもぴったり合わせている感じじゃないし、あんまり深い意味はないのかな?
試練の最後の間にもネルセン以外の石像があるので調べて見ました。頭飾りの色は神の民の里と一緒でした。ローシュは部屋の灯りが宝玉と同じ青です。
セニカは部屋の灯りが緑色です。
ウラノスは赤ですね。台座の絵柄は神の民の里より試練の間のほうがあっている感じがします。でもピッタリ前面にきているかというと……どうだろ?
こういうところで設定を推測するヒントになるかと思ったんですけど、あんまり像を結びませんでした。この配色はなんなんだ……。
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