タレットをとめてくれるらしいラドクリフ軍曹

お前にやる金、ねえから!

PC 版でクレーターのレイダー連中と Vault 79を攻略したあと、昔やっていた PlayStation 4(PS4)版のアカウントを引っ張り出してきて、ファウンデーションの入植者たちともう一度 Vault 79の金塊を奪おうとしている Fallout 76 WASTELANDERS のプレイ日記です。前回でレイダーに襲われた Dr. ペネロペ・ホーンライトことペニーさんも救出できたので、いよいよマザーロードのあとに続いて Vault 79のなかに入っていきます。

Vault 79への道が開く

ペニーさんを救出し、マザーロードを修理したホーンライト・インダストリアル本社から、ふたたびファストトラベルで集合場所の「フレディー・フィアーの恐怖の家」の地下にやって来ました。マザーロードがすでに一仕事したあとらしく、大きな横穴が空いています。こんだけ派手にやって、よくこの地下室ごと崩壊せえへんかったな。

Vault 79に続く横穴

ペイジさんが Vault 79の設計図を解析したところによると、この Vault は山の奥側に向かって壁の補強が薄くなっているらしく、そこを狙ってマザーロードが突撃する作戦らしいです。マザーロードが空けた横穴には、早くも脳みそキノコが顔を出していて、ほのかな明かりが差しています。とりあえず、ここを進んでいけば Vault にたどり着けるようです。最初はカマドウマぐらいとしか遭遇しなかったんですが、途中でトロッコ用のレールが敷かれた廃坑らしきトンネルとマザーロードの進路が交わり、モールマイナーとモールラットのお決まりタッグとの戦闘になりました。

廃坑のトンネルはマザーロードのせいで陥落してほとんど進めないので、ひたすら Vault に向かって進むのみです。もしかしてこの途中の経路って、前回ザ・ケイブで76のワイがどういう行動をとったかによって変わるのかなと、ちょっと気になって調べてみたんですが、ほかの人のプレイ動画を見ても、あんまり変わっている様子が見られませんでした。関係ないと考えてよさそうですね。ちょっと残念です。あれの選択肢って、けっきょくなにを左右するんでしょうね? 今後、76のワイが進路を阻む岩と会話を試みることができるようになるのかな?

マザーロードの最期

廃坑からさらにマザーロードを追いかけていくと、その先でマザーロードが立ち往生していました。どうやら Vault の分厚い壁にぶち当たったみたいです。追いついた76のワイと言葉を交わすと、マザーロードは自身の性能の限界を突破して Vault 79の壁を突き破ることに成功し、ペニーさんでも修理不可能なほど故障してしまいます。マザーロードとはここでお別れとなりました。

Fallout 76 って、アサルトロンをベースにした偽物のシープスカッチに交尾させたりして、ロボットを生命というか、生殖相手とか大事な仲間として扱うのが好きで、もはやスタンダードになっている節があるんですよね。映画『メトロポリス』のマリアとかの影響を感じられる部分もあるんですけど、脚本家にフェチでもいるのかな?

ここのマザーロードの言葉も、プレイ時に目を通していたときから、原文をチェックしたほうがいい予感がしていました。そもそもその前のトンネルを進んでいたときの仲間の会話もあやしいところがたくさんあるんですけど、マザーロードとの会話はとくに、日本語訳を読んでも、なにを表現したかったのかよくわからなかったんですよね。

User… Motherlode… talk. Motherlode… has purpose… user’s purpose. Motherlode… requests causal reply. Motherlode calculates… Motherlode will not survive… the breach.

Motherlode, Fallout 76 WASTELANDERS

最初の行の「ユーザー…マザーロード…話します」はいいんですけど、次の「マザーロード…目的…使用者の目的があります」は動詞を後ろに持っていったことで文章が伝わりにくくなった気がします。ようは、立ち往生してしまったマザーロードだけど、彼女にはそうもしていられない目的があり、それはつまりユーザーの目的を達成することでもあって、彼女の健気な忠誠心が表れている一文になっているように感じました。後半の「マザーロード…原因の返答を要請します」って訳された部分なんですけど、「原因」って書くからなんか好ましくないことのように響くんですが、パッと原文に目を通した感じ「自分がユーザーの目的を達成する理由」の再確認みたいなことを求める意味合いかなと思ったんですよね。次のセリフも生命を持たないロボットにわざわざ“survive(生き残る)”の動詞を使わせてますし、そもそも機械に“it(それ)”を使わず、人間っぽく“she(彼女)”で表すのも好きですよね。

76のワイが選択肢で「Vault のなかに入りたい。それができるのはあなただけだ」って訴えたあとのセリフの日本語訳が「マザーロードは計算を実施…マザーロードは…砲尾…を生き残れません」ってなってるんですけど、この「砲尾」もどっから出てきたのかナゾでした。これたぶん、“breech(砲尾)”と読み間違えた誤訳だと思うんです。だって、Vault はそもそも筒状じゃないし、マザーロードも巨大なドリルだし、砲や銃の存在が皆無なのに、砲尾だけ関わってくるのはおかしいですよね。

原文の最後の“the breach”は、マザーロードが最初にタックルして開けた Vault の壁の「裂け目」のことじゃないかと思うんですよね。あるいは、彼女の健気さを引き立たせるなら、プログラムで定義されたルールの「違反」とも解釈できるかもしれません。ようは自分が故障するような行動には出ないように基本プログラムされていたけど、ユーザーの目的達成のために、自分が大破することもいとわず、Vault の壁に向かって体当たり攻撃を最後に仕掛けたというような感じです。彼女の意思決定モジュールは、ほかでもないザ・ケイブにおける76のワイの行動がもとになっているわけで、少なからず人間っぽい行動に出る可能性があり、そんな分身のような彼女がワイのために基礎プログラムの定義に反して自己犠牲を選ぶっていう演出もありえなくはないかなと考えたんですよね。ザ・ケイブの選択肢って、このシーンの彼女の言動に影響があるのかな?

Vault 79に侵入

マザーロードの決死の掘削作業で、Vault の分厚い壁に大きな穴が開き、突如としてレーザータレットの猛攻が始まりました。Mr. ガッツィーの叫び声も聞こえてきます。見えにくいんですけど、奥にレーザーグリッドがあります。クレーターのレイダーと一緒に侵入したときと同じ、タレットがわんさかある大部屋につながったみたいです。2階のロフト部分に見えている窓が、スーパーミュータントのゲイルちゃんを説得してバイオメトリックスキャナーに押し込んだ部屋ですね。

閉じられたドア

レイダーと組んだときに来た道をたどって、Vault の入り口を見に行こうとしましたが、エントランス手前のドアがふさがれていて、あの歯車型の分厚い扉までは進むことができませんでした。ルーさんが爆破するドアの処理関連で、なんか見られたらマズいところでもあったのかな?

レーザーグリッドを越えるジェンさん

入ってすぐの開けた空間を一掃し終わると、ママ譲りのステルススーツを着込んだジェンさんがさっそくレーザーグリッドを通り抜けていきます。ペニーさんも端末を操作して、なにかしら援護しているようです。

レーザーグリッドの解除を急ぐジェンさん

無事になかに入ったジェンさんから朗報が入り、通り抜けた先の端末がログインしたままになっていることがわかります。ラドクリフ軍曹から急かされるまま、レーザーグリッドを停止させようとした彼女が警戒を怠り、セキュリティボットが追加で放たれます。ラドクリフ軍曹のセリフ「もっとロボットだ!」は意味としては誤訳じゃないけど、この状況ではなんか間抜けで好きです。

もっとロボットだ!

フレッド・ラドクリフ, Fallout 76

なんか、むしろロボットを呼び出している側っぽいですもんね。

結果として、追加でおいでになった Mr. ガッツィーの一団と76のワイが殴り合っているあいだに、なんとかレーザーグリッドは消せたようですが、最終的に端末からは締め出されてしまったようです。

タレットをとめてくれるらしいラドクリフ軍曹

ここでガマンの限界に達したらしいペニーさんが「話があるの」と強い語調で主張してくるんですが、そう言えば、さっきから嫌味を言い続けているラドクリフ軍曹が、ここで話しかけると「タレットを見つけたら、解除するから援護頼む」と言い出すんですよ。え? あのかわいそうなジーナさんが作ってくれた「ロブコの便利ツール」、あなたが持ってたの? あなたが使うの?

それよりもまず、あんだけおびただしい数のタレットがこの大部屋にもあったのに、ツールを使おうとしてたんですかね? なんかイラッとすることしか言わないし、ジェンさんを急かしてヘマさせるし、準備しておいた便利ツールは使わないし、今のところこのみじん切りレバーが一番役に立ってないんですけど……。ほかにも「もっと戦士を連れて来たほうがよかったな」とか言っちゃって、一番戦力を連れてこれそうなのは元陸軍の小隊に属しているあなたでしょうに。

お家に帰りたいペニーさん

軍曹への不満を飲み込みつつ、なにかを言いたそうにしているペニーさんに話しかけると、「私がいるべき場所じゃない」ので、そろそろ「ファウンデーションに戻ったほうがよさそう」と言い出しました。マザーロードも壊れちゃったし、仕方ないかもしれません。レイダー組なんて、ルーさんは最初から戦おうとしていませんでしたし、ここまで戦力になってくれただけでもありがたいことです。

選択肢はちょっと悩んだけど、無理に引き留めてこの先でお亡くなりになられても怖いし、帰ってよしと潔く承諾することにしました。たぶん彼女がいなくなるペナルティなんて、あっても本来ならハッキングで回避できるセキュリティボットとの戦闘とか、前にララちゃんのダクト移動で手に入ったユニーク武器の入手とか、そんな程度じゃないかと思いますし、ジェンさんはちょっと不安そうですが、それくらいの機会の損失ならかまわないんじゃないでしょうか。

ちなみに、ここの流れで彼女が言う「私はエンジニアであり、兵士なの」というセリフも、「兵士なら残れよ」という話になってしまうので、ちょっと文脈と合ってないところが気になっていたんですが、調べたらやっぱり誤訳でした。原文では“I’m an engineer, not a soldier.”と言っているので、「私はエンジニアであり、兵士ではないの」という意味合いが正解です。もう兵士を自称してもいいぐらいの高レベルでしたけどね。

次のセリフ「戻ったらペイジにステータスアップデートを伝えるわ」も、ただたんにしんがりのリーダーに今の状況を報告しておくっていうだけなんですけど、なんか仰々しいシステム用語みたいになってるのがおもしろいですね。ラドクリフ軍曹がジェンさんに、タレットを無効化する魔法みたいなオレの腕前を後ろで黙って見とけよと言う「後ろに下がって、魔法を見るんだよ」もなんだか妙ちくりんな訳しかたになってしまっています。正直、ファウンデーションの入植者と Vault 79に突入するくだりが一番誤訳が多いんじゃないかなぁ。

原語を確認するとわかるんですけど、本家ペニーさんはちゃんとしわがれたグールっぽい響きがある声の演技をされてるんですよね。日本語版は子持ちとは思えないぐらい、やたらと若々しいかわいい声になってますけど、ローカライズ班のこだわりかな?

再稼働したタレット

ペニーさんが去って、ジェンさんとラドクリフ軍曹と一緒に三人でレーザーグリッドの奥の部屋へ進んでいきます。ラドクリフ軍曹がここでやっとタレット無効化の作業を自発的にやってくれましたが、奥の廊下へつながる扉が開くと処理が無効化されたらしく、またレーザーが飛んできました。ってか、「死神の回廊」って、こっちのことだったんですかね? 76のワイは、この前の大部屋のほうが軽くすれ違い様に死神に挨拶するところまで行ってましたけどね。なので、てっきりあっちの部屋のことかと思っていました。

またもやいいところなしの軍曹は、ジェンさんに煽られながら慌てて電力網にアクセスし、ショートさせる作戦に切り替えていますが、けっきょく76のワイが前に出てタレットをぶっ壊すほうが早いオチ。ここのタレットは手が届く高さなので、近接武器でタコ殴りにできますしね。今回のジーナさんのツールはけっきょく有効活用できなかったみたいですが、ロボブレインに入れる脳をディアス博士やグレッグさんにすれば展開が変わったりするのかな? 案外変わらん感じがするのがベセスダ品質なんよな~。

このあと伝説級のセントリーボットとアトリウムで戦う流れも、クレーターのレイダーと組んだときと一緒でしたね。ジーナさんが作ってくれたロブコの便利ツールは、けっきょく、あの言うほど死神感がない短い廊下でしか使えなかったみたいです。設置場所は高いし、強力なセキュリティボットが出てくるし、こっちのほうがよっぽど無効化してほしかったんですけどね。

しかし、ファウンデーション側の二人は、76のワイがアイテム漁りをしている最中もお構いなしにどんどん奥へ進もうとするんですよね。先のジェンさんのレーザーグリッド抜けも、もっといろいろ部屋を見てまわりたかったのに、なんか会話が進んでるから慌ててみんなのもとに帰ってきたぐらいだったんですよ。ここのアトリウムも、倒したロボットの所持品をゆっくり調べようと思ってたら、どんどん先に進んで新たなグール集団を呼び寄せてくるので、それに対処しているあいだに手つかずのセントリーボットがどこかに消えてしまいました。おまえらが忙しないせいでレジェンダリー武器を1個ロストだよ!

補助オペレーションセンター

居住区画を通り過ぎて、補助オペレーションセンターまで到着しました。途中ララちゃんがユニーク武器を取らせてくれた部屋は今回入れませんでした。もしかしたら私が知らない方法で入れるのかもしれませんが、インターネットでちょこっと調べてみたら、クレーターとのルートでのみ入手可能という情報もあるので、けっこうなレア度だったのかもしれません。まあ、でも実際使うかどうかは難しいところです。だから設計図のほうが嬉しいんですけどね……。

ここからの流れはほとんど前回のクレーター組と同じです。ただ、今回はリアクター室までラドクリフ軍曹とジェンさんの両方がついてきてくれるので、難易度的にはもしかしたらこっちのほうが低いかもしれません。タレットとアサルトロンの組み合わせが相手だと、ダウンしてろくに働いてくれないので、ほとんど差がない可能性もあるかもしれませんけどね。

ピカピカのゴールドちゃん

Vault 79の原子力発電機を再稼働させて、金処理室で金の延べ棒を回収するところまで来ました。ラドクリフ軍曹はクレーター組のジョニーさんに相当する役回りみたいです。前回、彼が発言していたタイミングでよく合いの手を入れてくるし、金処理室でもわりと長めの皮肉を述べています。さすがに76のワイに銃口を向けて裏切りまではしませんでしたけどね。ここで一悶着のドラマがあっても、それはそれでおもしろそうでしたけども、ファウンデーションの入植者組はやはり優等生なのでそういうことはしない設定のようです。

ディガーさんの生死

金を回収して補助オペレーションセンター前に戻ると、クレーター版と同じく、グールと化したディガーさんの処分を決める流れが始まります。その前に、おそらくラドクリフ軍曹がリアクター室のどこかに引っかかって合流できなかったからでしょうけど、ここに戻ってきてもイベントが始まらない恐怖をしばらく味わったので、ずいぶんと肝が冷えました。ここからまた最初からやり直しはキツいでな。

ディガーさんは前回助ける選択肢を選んだので、今回は無残に殺してもよかったんですが、あまりにも残酷に思えたので、今回も鶴の一声で助けることにしました。いや、この人けっきょく助けることにしても、プレイヤーから見えないここの居住区でひっそり暮らすことになってたので、たぶん、やったらガチで死ぬキャラクターだと思うんですよね。しかも、たったこれだけのシーンのために。グールだから死ねって、現実だったら黒人だから死ねに相当するかなりの差別的暴力だと思うんですよ。なんかやっちゃいけない気がしました。なので、見殺しにしたらどうなるのか、今でもわかりません。

ファウンデーションには金を分ける76のワイ

クレーターのメグ母ちゃんと同じように、ペイジさんも最後の最後、報酬の金の分け前を決める段になって姿を現しました。個人的に、ファウンデーションはクレーターよりあんまり好きな組織にはならなかったので、ここで金を渡さない選択肢もあったんですが、どうせこの PS4版はまたプレイしなくなるアカウントだし、金があっても仕方ないので、PC 版で分け前を減らしてレイダー連中から総好かんを食らったのとは反対に、今回は事前の約束通り山分けするパターンをやってみることにしました。裏切り者には裏切りを、優等生には優等生っぷりを。

ペイジさんはこの金で水と空気の洗浄機を手入れして住みやすい土地を開拓していくと話していました。いいチームワークだったなと、お互いを労って解散です。うわ~、優等生!

ラドクリフ軍曹のその後

ラドクリフ軍曹はほかの隊員と一緒にファウンデーションで暮らすと決めたそうです。とくにフィールズ大尉はもう引退したほうがいいと強く主張しています。たぶん、ヒザをやられているからでしょうね。

彼の発言で気になったのは、このあと出てくる「誰も殺されてないしな。まあ、あのグールを除いてだが、文句は言えねぇな」というセリフです。もともと彼はペニーさんにも当たりが強かったりで、グールには辛辣な姿勢を見せてきたキャラクターなんですが、たぶんこのセリフから見るに、ディガーさんが殺されたことになっていますね。もしかしてディガーさん、死ぬ流れのほうがスタンダードだったのかな? 「俺たちの隙を狙ってるグール」とペニーさんについて彼が言うので、76のワイが「他のグールとは違う。彼女は心配ない」といさめると、「全く意味が分からん。彼女が危険じゃないなら、あの男も危険じゃなかったってことだ」と、思いっきりワイがディガーさんを危険視して殺させた前提で会話が組まれています。いや、ペニーさんが安全やから、ディガーさんも生かしたんやで……?

死んだことにされたママ

次に話したジェンさんも、「そのスーツをどうするつもりだ?」という問いに対して、「機械を壊してママと一緒に埋めるつもりよ」と、ママを殺した前提で会話を進めていきます。いや、あの……ママ生きてます! 前回クレーターと組んだときに生かしておいたので、今回は殺そうとしたけど、自分で攻撃するのは面白くなかったので、ジェンさんに殺させようとしたら、選択肢の選びかたにセンスがなかったらしく、なぜか生かす流れになっちゃったんですよね。なので、生き埋めにしないで! 勝手に死んだことにしないであげて!

ジェンとママ

もしかして私の認知がゆがんでいるだけで、じつはジェン・ママは死んでいるのかとこのときは疑っていたんですが、あとでファウンデーションまで見に行ったら、普通に私服で娘と一緒に生活していました。

このほかにもジェンさんは、今後の予定を聞かれたときに「ママを連れ帰ってパパの横に埋めてやろうと思うけど、サミュエルが一緒に行きたいかどうか、様子を見るよ」と言うので、この娘、母を殺る気満々です。あと、地味に裸族のサミュエルさんとお互いの会話にちょくちょく名前が出てくるのでお付き合いしているのかもしれませんね。Vault 出身のサミュエルさんはファウンデーション内で、アメリカ合衆国を擬人化したアンクル・サムと同じサムというニックネームで呼ばれそうになっていたので、大戦で争ったアメリカ合衆国と中華人民共和国の関係修復という意味も込められているのかもしれません。

改造リベレイター

ファウンデーションでは、ジェン・ママ探しで調達した改造リベレイターが修理されて、また元気に敷地内を歩きまわっていました。よく見ると顔にスマイルを書かれていますね。ペニーさんのニャンコと追いかけっこしたりするんでしょうか。

ファウンデーションまで戻ると、先に戻っていたペイジさんやペニーさん、ジェンさんたちと話すこともできるんですが、ジェン・ママのような Vault 攻略後はここで初遭遇になりそうな一部のキャラクターを除いて、特殊な会話は用意されておらず、ほとんどが以前と同じ内容に戻っていました。なんか、妙な塩対応感を覚えます。

監督官

いや、しかし! 76のワイには、善行を褒めてくれる監督官という女神がいるのです! 約束をちゃんと守ったワイを褒めてもらうべく、サットンの外れにある彼女の家に向かい、Vault-Tec 社の偉大な計画について語ると、社会保存計画についてはもう忘れなさいと怒られました。え~……?

それから、76のワイの今回の決断について「興味深い。なぜ金を分ける相手にファウンデーションを選んだのですか? 想像はつきますが、あなたの口から聞いてみたい」と逆に質問されてしまいました。え、今回は褒めるんじゃなくて、そういうスタンス?

う~ん……もうお気に入りのレイダー連中とは組んでしまったから……ですかね? しかも、今回約束どおりファウンデーションと金塊を山分けしたことで、ファウンデーションにはかならず金を渡すのに、そのお気に入りのレイダーには金を流さないというサディスティックな所業をしてしまったわけですが、なにか……?

ただ、全体的には監督官に気に入ってもらえたようです。「アメリカ再建に必要なのは産業だけではありません。人々が役割を担い、報酬を得られるようにしなければ。あなたが彼らにしたように」と未来を見据えた有り難いお言葉を頂けました。ここらへんの言葉も、暗い話題が続いて不況に苦しみ、新型コロナウイルスの世界的な蔓延で不景気の追い打ちに見舞われている現実のアメリカとつなげて考えられそうですね。というか、どこのゲームもアメリカ再建を目指すの好きですよね。たぶん、今も壊れていると感じるから再建するストーリーが熱く感じられるんでしょうね。

……と、まあ、そんなこんなで、ちょっとやり直した別ルートのメインクエストはこんな感じで幕を下ろしました。楽しかったけど、いつも以上に脚本が荒削りだし、翻訳も粗が目立つ印象を受けました。でもリリース時に比べればずいぶんと持ち直してきたし、WASTELANDERS のリリースもコロナ禍に巻き込まれて大変だったでしょうから、あんまり厳しく言いたくないというのが個人的な感想です。すでに別の記事に書いたとおり、次の目玉のレジェンダリーランにいたっては、参加する気すらないんですが、このゲームは減点方式で考えるよりも、失敗を怖れずにどんどんいいゲームにする試みを続けてほしいなと考えているので、また面白そうなコンテンツが入りそうなら戻ってくる予定です。たぶん、次は B. O. S. の帰還かな。

指さし 明けそうで明けなかった鋼鉄の夜明けに続く

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