デスストとは直接関係ないんですけど、巷では小島プロダクションが次回作として『サイレントヒル』シリーズの最新作を手がけるのではないかというウワサがにわかに浮上しているそうじゃないですか。

ウワサの出所は小島プロダクションの公式 Twitter アカウントと、過去に『サイレントヒル』シリーズのアートディレクションを務めたイラストレーターの伊藤暢達さんの投稿です。しばらく次の動きに関する情報がなかったことを指しているのか、小島プロダクションの齊藤昭義さんが自分から発表がなかったことについて、「みんな、音沙汰なしでごめんね!」と、『サイレントヒル』と共通する英語の“silent(静か)”という形容詞を使って表現しています。

添付されている写真の齊藤さんは、電話をかけながら“PYRAMID”と書かれた鉛筆で「来週!」とだけ付箋に書き殴っています。ピラミッドと言えば、『サイレントヒル』シリーズで超が付くほど人気な三角頭様です。

さらにイラストレーターの伊藤さんが、「三角頭よ、安らかに眠れ」と書いて Twitter に投稿しています。三角頭は彼の有名すぎる代表作になってしまったせいか、過去に伊藤さんは「もし新しい『サイレントヒル』を創ることになれば、もう三角頭は使わないか、冒頭に殺してしまうだろう」と、言わば映画『ターミネーター』シリーズ最新作のジョン・コナーと同じ運命をたどるようなことを書いていました。そんな彼は1月の上旬に、次の新しい作品の中心メンバーになっていて、その作品がキャンセルされないことを願っていると Twitter で明かしていました。キャンセルされると言えば、小島監督がまだ KONAMI にいたときに製作中止になってしまった Silent Hills をやはり思い出します。

……とまぁ、みんなあくまで推測の域を出ない話なんですけど、私としてはそういうウワサは大歓迎です。いいぞ、いいぞ~! いっそ現実になってしまえ! そうなれば不仲説があれだけ浮上していた KONAMI との確執もちょっと解決されそうですし、そうなったら私はウワサの最新作はもちろん、過去のシリーズ作品も購入しなおして KONAMI に貢ぎます☆ プレイ日記もいまやってるの全部投げ捨てて『サイレントヒル』一色になると思います。FINAL FANTASY の考察? なにそれ、おいしいの?

公式が『サイレントヒル』を匂わせているのは確かだという目線で見たとしても、来週までは具体的な動きがないみたいなので、それまではうちも平常運転を続けます。新型コロナウイルスの蔓延でパニックと隣り合わせのこの状況では冷静さを保つことも大切です。ということで、前回でイゴール先輩が見事に爆発してしまったデス・ストランディングのプレイ日記を続けます。爆発に巻き込まれて死の淵に追いやられたサムは、アメリがいるビーチへ行きます。

ちなみにこのシーンを初代 PlayStation 風に再現したファンメイドの動画がこの前 YouTube のおすすめにあがっていました。コメント欄を確認すると、正確にはこういうポリゴンは初代プレステでは扱えないそうなので、あくまで初代プレステ風ということですね。でもよくできていて、これを観ていると初代『メタルギアソリッド』とかを思い出してしまいます。コメント欄も、「このムービーが終わると Disc 2に入れ替えろとか言うんだろ」とか「最終的にはディスク20枚組の大作になるんじゃないか」みたいな、リメイク作の発売が控えている同じく“ムービーゲー”と揶揄される某シリーズを彷彿とさせる懐かしいネタがいっぱい書かれてしました。

ビーチで泣く BB

そんなネタ動画を紹介しているあいだに気がついたら素っ裸でビーチで横になっていたサム。赤ちゃんが泣く声で慌てて目を覚まします。あいかわらずファンサービスが過ぎる男です。カメラが泣き声の主のほうを向くと、黒いへその緒でつながった赤ん坊がそこにいました。この子は単純に考えると爆発のときにイゴール先輩からサムが譲り受けて胸に抱えていた BB-28と考えるのが自然だと思います。

サムの背中

雨宿り時に引き続き、赤ん坊を抱き上げる背中には帰還者の証しでもある無数の手形があります。設定的には死ぬたびに手形がひとつずつ増える仕様らしいです。マリオだとすでに残機を使い果たして何回かゲームオーバーになっているレベルで死んでいますね。見比べてみたけど、手形の位置が変わるみたいな怪奇現象はないようです。肩の赤いアザはそれとは別物で荷物を背負い続けることでできる職業病じゃないかと予想しています。本当の歩荷の人曰く、人は重い荷物を背負い続けると皮膚を守るために肩が毛深くなるそうです。アザぐらいかわいいものなのかな?

泣くサム

赤ん坊を抱き上げて男泣きするサム。いくら相手がかわいい赤ん坊でも、サムのこの行動は少々過剰な印象を受けます。おそらく妻と一緒に自分が亡くした子供の姿を投影していると考えたほうがいいと思います。そして物語の構造的には、サム自身、つまり彼のインナーチャイルド的なものも投影されていると思います。だから抱きしめてあやしながら、彼自身も感情を爆発させずにはいられないんじゃないでしょうか。

赤ちゃん BT の手形

しばらく抱きしめていた赤ちゃんはフッと消えて、抱きしめていた手はタールまみれになります。サムの腿をつたうのは、赤ちゃんの BT の手形です。つまり赤ちゃんがネクローシスしたことを意味しています。この赤ちゃんは肉体的にすでに死んでいるんですね。となると、サムが爆発時に抱いていた BB-28よりも、サムの妻が身ごもっていた赤ちゃんか、サムの BB としての死を象徴している可能性のほうが高そうです。

海へ向かう手形

赤ちゃんの手形が向かう先には、たくさんの小魚が打ち上げられています。私はこのままあの世である海に向かうんだと思っていましたが、ムービーを見返すと肝心の海はここでは見えないんですね。しかも後半の引いた絵面で確認すると、小魚の群が打ち上げられているのはサムの横なので、ビーチと並行するように移動していったみたいです。ということは、打ち上げられた大量の魚になにか意味がありそうです。ビーチから座礁してくるものには魚もあれば、イゴール大爆発とか、通常の BT 遭遇時にも見えるカニがあるんですけど、なにか示唆する内容が違っていて、本編で使い分けされているのかな? へその緒がついていたのはカニのほうだけど、BT のことを考えると強大なキャッチャー級になっているのは魚のほうなんですよね。

十字架を背負う者

サムが立ち上がることでカメラに写るのが腹部の十字架になった傷跡です。2周目プレイだとブリッジ・ベイビーとして死んだあと、ビーチでアメリに助けられたときに、取り除かれたへその緒を治癒されてついた跡だとわかります。初回プレイのこの時点だと、なんか特別な背景があるんだな~ぐらいのことしか考えつきませんよね。初めて見たとき、傷跡の周りに細かいシワシワがあるので、妊娠線かなと思ったんですが、なんてことない、ただのギャランドゥでした。

十字架を背負う伝説の運び屋サムって、なんかストーリー性が完ぺきすぎますよね。サムは分断された北米大陸からするとまさに救世主ですし、ブリッジ・ベイビーという特別な出生と、絶滅体に目を付けられた特殊性を考えれば神の子と呼べるかもしれません。死ねない体質は明らかに生命の実にも手を出しているので原罪ってなんだってなりそうですけどね。でも、絶滅体によって意図的にへその緒を取り除かれているっていうあたりが人間離れしている印象が強いですし、だからこそどこかで迷子になって死にきれないみたいなところもあるのかな? フロイトの糸巻き理論で言うと、糸巻きを見つけるためにたぐり寄せる糸を持たない子になってしまったのがサムなんですよね。

ビーチの男サム

ブリッジ・ベイビーが急にネクローシスして我に返ったのか、その後のサムはかなり冷静に周りの状況を把握しようとしているように見えます。サムの背後にはイゴール先輩が爆発したときと同じように黒いへその緒のような帯が天に向かって伸びています。ここも BT に囲まれています。

あと、サムの首には一足お先に北米大陸をつなぎ直すカギとなる Qpid がかけられています。なんかガタイがいいのでビーチの原住民が伝統的に着けるホタテ貝のアクセサリーみたいな貫禄があります。もっと言えば、ブリッジ・ベイビーを抱き上げるときに映り込んでいたように、手首にはイゴール先輩とお揃いの手錠型ガジェットも着けられています。サムがこれらの装備を身に着け始めるのはもう少し先ですが、ここですでに着けられているあたり、アメリのしてやったり感が出ている気がします。

Qpid の板が6枚なのはなにか意味があるのかな? デザインを確認すると Qpid が作動したときのエフェクトと同じようになにか数式が彫られているようです。私では絶望的に基礎となる知識が乏しいので、インターネットで調べたら、いずれも物理方程式らしいです。1枚目が反応拡散方程式、2枚目がディラック方程式、3枚目がヒッグス場の方程式、4枚目がアインシュタインの場の方程式、5枚目が量子のもつれに関する方程式、6枚目がシュワルツシルト半径の方程式で、Qpid が実際に動作しているときに表示されている方程式を見ると、上記の方程式のあとにシュレーディンガー方程式やラグランジアン密度に関する方程式も出ているそうです。この段落の文章を書いているだけで私の脳みそが対消滅しそうなので、だからなんだというところまでは考えられませんが、もしかしたら Qpid は歪みの元凶であるあの世の入口を経由しておきながら、デス・ストランディングの一連の怪奇現象で失われた正常な宇宙の物理法則を数式で再定義しようとしているのかな?

5人の影

周囲に目を凝らすサムの目の前に浮かぶのは、等間隔で並ぶ5体の影です。真ん中だけ腕を組んでいて、残りの4体は腕を降ろしています。ウワサによれば、真ん中の影は腕を組んでいるのではなく、赤ちゃんを抱いているそうです。もしかしたらサムがあやしていた赤ちゃんの BT を胸に抱いているのかもしれません。

この五人組はエンディングにも登場する象徴的な存在なんですが、いまいちはっきりとした解釈ができずにいます。このシーンの前にも、サムがフラジャイルと洞窟で雨宿りして時雨が上がったときや、イゴール先輩が爆発したときにもぼんやりと画面に映り込んでいるので、エンディングの展開も相まって、サムの運命に干渉しているのは確かだと思うんですよね。

タイトル

五人組の影が消えて代わりにババンと表示されるのがタイトルです。このゲームはオープニングからしばらく何度もクレジットやタイトルを流すんですね。北米大陸とビーチの2パターンあるって感じでしょうか?

こっちのタイトルはゲームを起動した直後のタイトルと構図が似ています。オープニングムービーのタイトルが出たときにも書いたんですが、へその緒がついている文字はなにか意味があるのか考察したことがありました。

へその緒付きの文字は上段のへその緒が被って判断がつかないものを除けば、「E」「A」「T」「S」「T」「I」「N」「G」です。“EAT STING”は目的語に冠詞が必要ないか気になってちょっとモヤッとするし、下段のへその緒被りも含めて考えると“EAT STANDING”でいきなりステーキ感漂ってしまいます。アナグラムかなと思い立ち、オンライン世紀末ライフシミュレーションの核発射コード解読で知っていた専用ツールにサクッとかけてみると“ESTATING”が一番それっぽいという結論になりましたが、だからなんだと思ってしまう程度の結果だったので、あんまり文字としての意味はないんじゃないかなという結論で妥協して諦めることにしました。上段は真ん中、下段は両端の文字がヘソの緒垂らしてるから、絵面的にバランスいいじゃんっていう気持ちですね、ハイ。

強いて言うなら、“antedating”とか“gestating”とか“antigens”とか、全部使い切ろうとしなくても一連のアルファベットの組み合わせで興味深いワード作りはいろいろできるので、「コレ!」っていうひとつの単語だけじゃなくて、示唆したいキーワードが複数あるとか、そんな感じで受け取ることにしました。ま、10個くらいアルファベットあったらそりゃある程度の単語はできるだろうけど。

アメリ

ビーチで突っ立って周りの状況を伺っているサムの横を、『ロンドン橋落ちた』を歌いながら横切るのが本作の黒幕アメリです。彼女はサムの育ての母親だったストランド大統領の実娘という肩書きでこのあと登場します。サムとは文字通り姉弟のような関係で育ちましたが、多忙なストランド大統領に比べて、むしろサムはアメリと過ごす時間のほうが多く、家族としての絆が一番できている人物だったりします。

『ロンドン橋落ちた』でいきなり登場する「マイ・フェア・レディ」の歌詞が、じつは橋を丈夫にするために捧げられた人柱を意味しているという都市伝説みたいな小ネタは有名だと思うんですけど、冒頭の一連のシーンはアメリがあたかもそのレディであるかのようにミスリードする構造になっています。実際に橋を支える人柱としてアメリあるいはブリジット大統領の手によって捧げられたのはブリッジ・ベイビーのほうであり、サムがこのシーンで抱きかかえてあやしていながら、途中で BT となって、ビーチに座礁する小魚のなかに消えていってしまった哀れな赤ん坊のほうです。マイ・フェア・レディという言葉は、ルーが女の子だったという点も絡んでいる気がします。サムは男の子だし、生き延びていますしね。

海に消えるアメリ

アメリはサムには目もくれず、沖に向かってどんどん歩いていきます。海には浜の小魚とは違って大型の海獣が座礁していて、そこから伸びた黒いへその緒がケーブルのように伸びています。

アメリの足跡

サムがゆっくりとアメリの後ろ姿を追います。サムの足下を波が洗うシーンを見ると、アメリのヒールの足跡が波で消えていないことがわかります。サムの裸足の足跡はちゃんと消えていると思います。この点からやはりアメリは特別な存在であることがわかります。ヒールで砂浜を器用に歩くところも特別ですけど、ビーチにいると物理法則の影響を受けないとかそんな感じなのかな? 具体的に想像できないけど、ヒールで浜の砂がへこむところを見ると、アメリ側から意図するとおりには干渉できるみたいな条件付きなのかもしれません。ただ、サムの足で歪んでいるので、サムは干渉できるのかな? それかアメリに干渉できない特別な性質を持っているのは海水のほうかもしれません。

あと、このシーンで浜から打ち上げられてきているのは魚ではなく、カニのほうなんですよね。

結び目

切ない表情をしてアメリお姉ちゃんを必死で追いかけていたサムですが、ある程度進むと水深が増してドボンと海に落ちてしまいました。目の前には、イゴール大爆発で一緒に亡くなったセントラル・ノットシティの住民たちの死体がたくさん浮いています。ここはサムが死ぬと送られる結び目です。どうやらサムはアメリを追いかけるうちにビーチから結び目に移動していたようです。この後サムを操作して死んだときの結び目にも、同時期に亡くなったほかのプレイヤーのサムの死体が浮いていることがあります。ただこのムービーだけでじっくり確認できることですが、水面の動く影からして、上に BT が泳いでいそうですね。あのクジラみたいにジャンプしたあとに触手をうじゃうじゃ伸ばしてくるタイプのキャッチャーじゃないかなと思っています。

結び目に移ってからは通常の操作と同じになります。たぶんみなさん普通にこのときが初めての結び目なんでしょうけど、私は最初から不器用さが炸裂してオープニングムービー直後の練習ステージで一度結び目へ行っているので勝手知ったるものでした。

ブリッジ・ベイビー

ここの結び目から帰還すると、すでにサムがイゴール先輩の BB-28を手に入れているので、喉の奥にいる赤ちゃんが人形ではなく生身のルーになります。喉の奥に赤ちゃんっていうのがシュールですけど、母胎ならぬ父胎みたいな表現なんですかね?

サムの眼

ちなみにサムのお腹のなかにいる赤ちゃんの瞳の色は黄色がかったグリーンです。サムの瞳はかなり明るいブルーの瞳です。色素が薄い白人の赤ちゃんは、瞳の虹彩にメラニン色素が定着する過程で成長とともに瞳の色が変わることがよくあるんですが、だいたい赤ちゃんのときは色素が薄い青色で、それから茶系の色味が強くなっていくことが多いです。これを見ていくと、赤ちゃんのほうが明らかにサムより色素が濃いので、同一人物とするのはちょっと不自然かなという気がします。

クリフォード・アンガー

親指を立てた胎内の赤ちゃんの喉をさらに通っていくと見えるのが初めてのクリフォード・アンガーです。「BB」と我が子に呼びかけているのでブリッジ・ベイビーは最初、人と人を結ぶ橋になってほしいという父親の想いを込めた愛称だったのかもしれませんね。ただ、このニックネームが災いして、サムもプレイヤーも BB-28の過去にまつわる父親の映像だとミスリードされてしまいました。実際はサム自身の記憶です。これが BB-28を通じて観れるということは、やっぱり BB-28とサムには実際に接続する以前から特別なつながりみたいなものがあったんでしょうね。

嘔吐

クリフォード・アンガーが「パパだよ」と呼びかけると急速にカメラが喉の奥からサムの顔の前へ戻ってきます。BB を抱いてあの世から帰還したサムは盛大にタールを吐き出します。たぶん、結び目で溺れたときに飲み込んだ海水なんでしょうね。つまりあそこの海はこのタールで満たされているんだと思います。

結び目から帰還したサムがタールを吐くのは通常プレイでも死ぬたびに観られる恒例の風景なんですけど、吐いたタールからクリプトビオシスが飛び出てくるのも恒例です。サムも慣れているのか吐いたあとケロッとしています。なんならゲロから飛び去っていくクリプトビオシスを、通常の座礁している個体と同じように捕まえて食用にすることもできます。結び目はよく見ると魚のようにクリプトビオシスが泳いでいるので、水と一緒に飲み込んだという設定なんでしょうね。吐いたラーメンの麺を食べ直すみたいでウェッとなりますが……。

クレーター

起き上がったサムはしばらく抱いていた BB のポッドをしげしげと見つめていますが、目線を上げて目の前の風景を確認したときにハッとします。そこにはイゴール先輩が爆発したせいでできた大きなクレーターがありました。サムがあまり動じないキャラクターなので、逆にカメラのほうがサムの顔を二度見しています。このときにサムの頬を伝う涙は、もしかしたらカイラル・アレルギーではなく、妻のときのことを思い出して本当に泣いている感情的な涙かもしれませんね。

イゴール大爆発でできたクレーターはのちほどマップでも確認できるんですが、ムービーでもチラッと映っているとおり、黒い手形がついています。これも毛筆で墨をひいたみたいな、モジャモジャした毛のような線が入っているんですが、BT にただれた肉っぽいのがついているからなのかな? そういえば、クレーターの手形は右手なんですけど、サムはおそらく演じているノーマン・リーダスさんと同じ左利き設定のはずなんですよね。雨宿りのシーンでフラジャイルがサムをつかんでいたのも左手ですが、サムの帰還者の手形は両手あるようなので、偶然かもしれません。

しばらくクレーターを見つめたあと、サムがオープニングムービーの爆発ポエムの続きを詠み上げます。

昔、爆発があった。
この生命は爆発で生まれた。
そしてまた、爆発が起こる。
これが、我々が目撃する最後の爆発になる。

サム・ポーター・ブリッジズ

まあ、最後って言ってますけど、実際にプレイを始めたら通りすがりの人間の敵を昇天させて爆発をまた意図的に起こすことも可能なわけで、一概に最後の爆発とは言えないわけです。英語版では“would”を使って表現されているので、日本語よりは確定的な言い方にはなっておらず、あながち間違いでもないんですけどね。

といったところで、次回からサムはブリッジズに強制加入となります。

指さし 初めましてのデッドマンに続く
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